
千葉県・野田市にあります「こうのとりの里」。
コウノトリは、日本ではいちど絶滅してしまいましたが、海外から譲り受けて、最後の生息地になった兵庫県で野生復帰の取り組みが進められてきました。
ここ野田市では、関東初の野生復帰を目指して、2012年からコウノトリの繁殖を続けているんです。
野田市では、多くの生き物がいる自然環境を残したいと考えて、生物多様性のシンボルとして「コウノトリの舞う里」を目指してきました。
そして、その成果の一つとして、先月には、今年3月に誕生した3羽を、野生に放ちました。
このコウノトリたちには、背中にGPSの発信器が付けられていて、3年間、環境への適応などを検証するそうです。
さらに、それだけではなく、飼育施設があるこの一帯では、生態系を崩さない昔ながらの米作りができる市民農園が整備されて、コウノトリと共生する「里山再生」の取り組みが進められています。
この周辺には、巣を作ることができる森があって、餌を取るのに欠かせない田んぼがあります。
野生に放つだけでなく、周辺の環境も整えるこの取り組み、ぜひ成功してほしいですね。


