木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

Flowからのお知らせ

  • ★みなさんに嬉しいお知らせで〜す!

    ★拓哉キャプテンの3枚目となるオリジナルアルバム「SEE YOU THERE」が
     2024年8月14日にリリース!
     MVも公開されています!
     詳細は「オフィシャルサイト」をチェック!

    Spotifyでは現在、拓哉キャプテンの1st アルバム、「Go with the Flow」、
    2nd アルバム、「Next Destination」が絶賛配信中です!
    Spotify 限定配信となりますのでたくさん聴いてくださいね!

    さらに!Spotifyでは「木村拓哉 Flow 〜リスナーの「人生の一曲」プレイリスト」も公開中!
    番組宛に届きましたリスナーさんにとっての「人生の一曲」をまとめたプレイリストもたくさん聴いてくださ〜〜い!

    ★只今、Flowでは 「あなたにとっての“人生の一曲”」 を募集中です!
    エピソードと共にあなたの人生の一曲を教えてくださ〜い!
    みなさんからの メールをお待ちしています!

    さて今回のFlowは……

    拓哉キャプテンと“親交”のある方から“はじめまして”な方まで、
    様々なステキなゲストをお迎えしてお送りする「Flow」!
    7月のマンスリーゲストはタレントで俳優の野呂佳代さんをお迎えしてお送りします!
    お楽しみに!

    そして!!
    番組公式「X」「@flowsaaaan」のチェックもお願いします!
    ハッシュタグ「 #フロウさん 」を使って、
    番組の感想や木村さんにやってほしい事などをポストしてみんなで繋がりましょう!

ON AIR REPORT

2025年07月13日

Flow 第三百六十三回目「拓哉キャプテン × 野呂佳代」Part1

今月のマンスリーゲストは、野呂佳代さん。
どんなトークセッションになるのか!? お楽しみに!


木村:お願いします!

野呂:こんにちは! よろしくお願いします! いや〜、こんなことになるとは…。

木村:いやだって、2024年の時には野呂さんがパーソナリティを務めていたTOKYO FMの番組に、僕がお邪魔させてもらったじゃないですか。

野呂:そうですね。

木村:それで今年、(「木村さ〜〜ん!」で)GUに一緒に付き合って頂いて、「1週間女子コーデ」っていうのに、参戦してくださいまして。

野呂:これは反響がすごかったですね。人生で一番反響があったんじゃないか、っていうぐらいすご過ぎて。あと、ちょっと自分で言うのも何なんですけども、ネットニュースがものすごいことになりまして。

木村:どうなったんですか?

野呂:まず、『木村さんの対応力』というネットニュースが非常に多く上がりまして。また再び自分のサイズを言うのはすごく嫌なんですけど(笑)、皆さん、私がLサイズだと思っていたところ、XLサイズだったという。そのことを告げた時の、木村さんの素敵な対応が。

木村:いや別に…。

野呂:って思うじゃないですか。木村さんはできるんですよ、多分。それが世の中の方にものすごい影響与えてくださいまして。

木村:影響なんてないですよ。「へ〜」って言うぐらいですよ。

野呂:いやいや(笑)。これがすごかったんです。で、必然的に私がXLだってことが非常に広まっていくという、この悪循環(笑)。

木村:(笑)。まぁでも、それは服のサイズですから。

野呂:でも、この対応が素晴らしい。

木村:大事なのは、心のサイズです。

野呂:あ〜、すごい!

木村:服のサイズは、別にSだろうがLだろうがXLだろうが、そんなもん何でもいいんですよ。

野呂:木村さん、本当にありがたいです。

木村:ハートサイズをちゃんと大事にしとかないと、ダメだと僕は思いますけども。
まぁ、真面目な話は置いといて…(笑)。

野呂:(笑)。素晴らしいです。でも、そういうことですごく皆さんに反響を頂いて、とっても素晴らしかったです。ありがとうございました。

木村:逆に、こちらこそ本当にありがとうございました。
今このラジオが始まるオープニングの前に軽くお話させてもらいましたけど、今本当に、ドラマにしてもそうだし、映像の作品もそうだし、バラエティー番組もそうだし、もう休みがないですよね。

野呂:お陰様で、休みがない時もあります。ただでも、「1週間に1回は休みが欲しいです。すいません、生意気で。」みたいな感じで言っています。

木村:いやいや、大事だからね。

野呂:はい、もう中年ですからね(笑)。休まないと体がもたない時もあるので。ダメなときはダメですけど、でも一応そういうふうにしてもらって、マネージャーさんのお陰で何とかやりくりできております。

木村:俺、この資料に書いてある「嘘でしょ?」って情報を目にしてて、ちょっと言ってもいいですか?

野呂:はい、お願いします。

木村:「今現在、7クール連続でドラマ作品に出演中。」って聞いたんですけど、7クールだよ!?

野呂:すごいことですよね(笑)。

木村:1クール=3ヶ月って考えたとしても…。同じ時期に2本とか3本っていうのもあり得るんですか?

野呂:ありますけど、私の場合はワンシーンだけとか、ちょっと深い話をすると1話に何シーンとか、そういうところもあるので、スケジュール的にはできるんです。なので、頂いたお仕事を…ちょっと私は全部マネージャーさんに丸投げなんですけど(笑)、やらせて頂けるものをやってるっていう感じです。

木村:だからもう、マネージャーさんの、その佳代ちゃんのスケジュールの嵌め方が、スイカゲームで言ったら、スイカは確実に1個出せる感じのテクニックですよね。

野呂:積んで積んで(笑)。

木村:でもね、普通7クール連続はないからさ。

野呂:ありがとうございます。そんな感じで楽しくやれてるところもあるから、ありがたいです。

木村:今も撮ってるんでしょ?

野呂:はい、今も撮ってます。ただ、そんなにいっぱいシーンがあるとかじゃないので。

木村:汐留? 赤坂? 六本木? お台場? …どんな聞き方してんだよ(笑)。

野呂:赤坂のところでやらせて頂いております(笑)。

木村:じゃあ、割とスタジオ部分は山奥に行って。

野呂:山奥がすごいですね。行ったのが初めてだったんですよ。なので、今すごい新鮮な気持ちを味わわせて頂いてます。

木村:数々の作品でお世話になってますね。

野呂:へ〜。通う道のりでの私の気分も、ちょっと変わると思います。

木村:もし、佳代ちゃんの中で「この作品、あそこでやった?」っていう質問を頂けたら、全部答えられると思います。

野呂:え、本当ですか? 待って待って!(笑) ちょっと待ってくださいよ。…あ、「グランメゾン東京」! 木村さん、「グランメゾン東京」面白いですね。

木村:(笑)。もちろんお世話になりました。

野呂:パリに行かせて頂いて、ありがとうございました。

木村:いやいや、逆に来て頂いてありがとうございました(笑)。

野呂:ありがとうございました(笑)。
「GOOD LUCK!!」は、緑山(スタジオ)ですか?

木村:緑山です。大体そうです。大体あそこにお邪魔してます。
だから当時の共演者の方だったりとか、「南極大陸」をやらせて頂いてる時は、越冬隊員のメンバー皆で5階の食堂行ってました。

野呂:そうなんですか? 涙をありがとうございました。

木村:何言ってんですか。もう皆、緑山スタジオのお陰ですよ(笑)。

野呂:いや(笑)。でもそんな中、私もちょっとは足を踏み入れることができたという、野呂の人生においては素晴らしいことです。

木村:いやいや、あの撮影スペースな独特ですからね。
まぁ、今もそうやって色々作品で緑山スタジオに行ったりとか、バラエティーで色んな場所に行ったりとか。だって海外にもいっぱい行ってるもんね。

野呂:はい。海外も行ってます。
ちょっとごめんなさい。1個だけ、ちょっと言いたい好きなドラマがあります。「Beautiful Life」。TBS。ありがとうございました。

木村:同じく。だから、多分メイク室も一緒です。あそこでスタンバイしてましたね。

野呂:本当ですか。私はあの時の渡部篤郎さんのモノマネを、弟とずっとやってた覚えがあります(笑)。

木村:この番組、ゲストの方がどう人生をFlowしてきたのか色々お伺いしていく番組なんですけど。
野呂佳代さん。1983年に東京都で生まれで、血液型はA型っていう。

野呂:はい。

木村:ちびっ子の頃はどんな子だったんですか? 「野呂佳代」さんっていうフルネームは本名ですか?

野呂:本名です。

木村:ちっちゃい頃から「佳代ちゃん」。

野呂:そうです。

木村:佳代ちゃんは、どういう「佳代ちゃん」だったんですか?

野呂:佳代ちゃんは、ちっちゃい時から子役にすごい憧れていて。「あっぱれさんま大先生」にすごい出たい子だったんですよ。

木村:それはいつぐらいの時に?

野呂:幼稚園とか小学生ですかね。

木村:テレビを観ながら、「私、『あっぱれさんま大先生』みたいな、あっちに行ってみたい。」って思ったわけだ。

野呂:そうですね。「楽しそうだな。」っていうのと、あと「101回目のプロポーズ」が多分幼稚園の時だったんですけど、あれを観て、「演技が面白いな。」って思って。武田鉄矢さんと浅野温子さんの演技がすごく魅力的に感じて、それで「やりたいな。」と思うような、そんな子だったんですよね。

木村:それは、浅野温子さんを見て?

野呂:面白さは武田鉄矢さんって多分自分は分かってて、浅野温子さんは何かすごく好きだった。多分、表情が好きだったんだと思うんですよ。ちょっと色っぽいところと、すごい面白い顔をするところとか好きだったんで、多分昔からそういう芸能の仕事がしたいっていう気持ちはざっくりとあったんだと思います。

木村:へ〜。アイドルとか、フリフリの衣装を着て、肩よりちょっと高いぐらいのところでマイクを持って、ツーステップ…じゃなく?

野呂:はい(笑)。なので、雨が降ってる日とかは、知らないけどカメラワークとか自分で意識しながら、「雨の窓辺に小走りしてって、雨に打たれる自分…」みたいなのやったりとかしたのを覚えてます(笑)。

木村:自分で?

野呂:そう。雨に打たれた後に、「浅野温子さん、こういう顔の時あった。」みたいな(笑)。ずっとこうやって(笑)。

木村:ちっちゃい時の佳代ちゃんが、もう浅野温子さんを…?

野呂:はい。真似してたんだと思います。

木村:取り込んでた、ってことだよね?

野呂:取り込もうとして。

木村:で、雨に打たれてたんだ。

野呂:自分の家の窓辺のとこで雨に打たれてた(笑)。こうやって打たれて、自分を演出して、とか。
学校だと、武田鉄矢さんのモノマネとかを皆に披露したりとか(笑)。

木村:友達に?

野呂:はい、そうです。ひょうきんな子ではあったと思います。

木村:うん。それは何となく(分かる)。だって、じゃないと武田鉄矢さんの真似を学校でやんないと思うんだよね。

野呂:そうですね。多分コロッケさんとか見てて。うちはちっちゃい時からバラエティをすごい見せてもらえる家だったんですよ。なので、ドリフとかもそうですし、とんねるずさんもそうですし、ダウンタウンさんもそうですし、結構そういうのを観て育っちゃったから、すごい面白いことが好きで、やってましたね。

木村:それで、バーッと大きくなって。実際に、テレビの向こう側、出演者っていう側になる前に、バイトしてたんだっけ?

野呂:そうです。

木村:それがほら、GUでも仰ってた…。

野呂:GAP渋谷店でバイトしまして(笑)。
その前に、うちは実家が美容室なんですけど、美容師の資格だけ取ろうと思って美容学校へ行ったんです。だけど結局「芸能人になりたい」っていう夢があって、「これはWだと無理だな。」って思って、お父さんとお母さんには申し訳ないんですけど、学校を辞めさせて頂いて。で、恥ずかしながら「やっぱ渋谷に行かないと始まらないっしょ。」みたいな気持ちで渋谷に行って…(笑)、っていう感覚でした。

木村:で、行った先がGAPだったんだ。

野呂:そうです。GAPが好きだったんです。外資系のそういうのが好きだったんで、「やっぱ好きだな。」と思って受けに行きました。

木村:へ〜。でもさ、ディズニーシーのキャストもやったことがあるんでしょ? 何やったの?

野呂:そうなんです。これは、アラジンの「マジックランプシアター」っていうアトラクションがあるんですけど、そこのキャストのお姉さんやってました。

木村:そして! ついにですよ。22歳の時に、『第二期 AKB48追加メンバーオーディション』に合格。

野呂:そうなんです。ようやく。

木村:これ、どういうオーディションなんですか?

野呂:このオーディションは、まず書類審査があって、次に「テレビ電話オーディション」っていうのがあったんですよね。その当時のAKBがドコモのキャンペーンをやっていて。テレビ電話でオーディションして、そこで受かった子が最終審査に進むっていう流れです。

木村:今分かりやすく言うと、リモートオーディションですよね。

野呂:そうですね。その当時はあんまりそういうリモートとかがなかったので、テレビ電話が流行った時で。
で、22歳までの募集だったんですけど、私は「もう年齢的にアウトかな?」、「これ22歳で(履歴書を)送っちゃうと受からない気がするな?」と思って(笑)。で、履歴書に『20歳』って書いて(笑)。

木村:マジ?

野呂:はい。それまでにもさんざんオーディションをいっぱい受けてきてるんですけど、全部落ちてますから、これは何か取っ掛かりが欲しいなと思って、その時は妖怪がすごい好きだったんで、自己PRみたいなところに『妖怪大百科全部覚えてます。よろしくご検討ください。』って書いただけで履歴書をそのまま送ったんですね。

木村:『野呂佳代』、『20歳』…。

野呂:まぁ、他にもちょいちょいと書くとこがありますけど、体重だなんだっていうのがあって、住所とかがあって、で、PRで、もうそれだけ。『妖怪大百科覚えてます。よろしくご検討ください。』のみで送りまして(笑)。そしたら、見事引っ掛かりましたよ(笑)。

木村:今は笑い話だからいいですけど。

野呂:笑い話です。むしろ、笑って頂きたい案件ですから。

木村:だって笑わないと、これは詐称になりますからね(笑)。22歳の時に『20歳』って書いてるんだから。

野呂:(笑)。そうなんです。「ちょっと嘘ついちゃいました。ごめんなさい。」っていう感じなんですけど。

木村:『妖怪大百科はもう全て把握してます、入ってます。』っていうのは、それは定かではないけど、「どういう子なんだろうね?」っていうことにはなるかも知れない。

野呂:取っ掛かりになるかな、と思って。で、見事取っ掛かりになりまして、突破しました。
次に「テレビ電話オーディション」なんですけど、テレビ電話って上半身しか映らないじゃないですか。その時も結構なぽっちゃりだったんですけど、ただ私、幸い顔がちょっとだけ細かったんです(笑)。応募写真もごまかしてますから…。

木村:え?

野呂:ちょっとだけお写真を補足してますから(笑)。

木村:それは、加工ってことですか?

野呂:ちょっと加工して送ってますから。で、(書類審査に)受かりまして。それで、(次は)「テレビでオーディション」なんで上半身しか映らないので、また上手いこといきまして、合格しました(笑)。

木村:上半身はどうしたの?(笑)

野呂:画面だけ明るかったら、印象がいいじゃないですか。テレビ電話で審査してるわけなんで、別に下半身が太ってても審査員側に下半身見えないじゃないですか。だからここ(上半身)しか映らないんで、顔だけ合格すればいいっていうか(笑)。そういう感じだったんですよ。
だから、入ってきて座って、上半身だけ映った状態で「野呂佳代です!」みたいな感じで、質疑応答をテレビ電話でして、「失礼しまーす。」って言って出れば、もうラッキー確定というか。

木村:(笑)。

野呂:2個もラッキーが続きました(笑)。最終審査はやっぱり全身が見えてしまいますけど、でも一生懸命頑張りました(笑)。

木村:やってることが「オーディション・ミッションインポッシブル」ですよね(笑)。

野呂:はい。(最終審査は)歌の審査から始まりまして、歌で歌った後に質疑応答がありました。追加項目に『自分の興味のあること』みたいなのを書くとこがあって、その時にちょっと徳川の埋蔵金に興味がありましたので(笑)、(書いたら)それがうまく引っ掛かりまして。「え、何それ?」みたいな。「あの、徳川の埋蔵金で…。」(と答えたら)、そしたら秋元先生もぐっと顔を上げまして、「お、埋蔵金?」みたいな。
で、「どうもでした。」って質疑応答も終わりまして、その次にダンス審査がありました。ダンスは得意だったんで、人を見ながら、ダンス審査は一番前の方に行きました。練習の時とか、やっぱオーディションっていうのは目立たなきゃいけないじゃないですか。だからワーって前に行って、でも真ん中だと角が立つんで、ちょっと端っこの方で踊ったりして(笑)。
それで踊り終わりまして、でも、「最終審査はこれだけの子たちだから、これは落ちるな。」、「いい思い出だったな。」って、その時はもう開き直ってました。なんか一番ちっちゃい10歳の子と「10歳と22歳で一回り違うね。」なんて言って話してて、「頑張ってね。応援してるからね。」とか言ってたら、名前が呼ばれて、受かったんですよ(笑)。

木村:(笑)。

野呂:で、「えー!?」ってなって、「こりゃ、ラッキーだな。」と思って。そんな感じの私のオーディション話でした。

木村:へ〜。

[OA曲]
なし

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