木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2021年01月17日Flow 第百二十九回目「拓哉キャプテン × s**t kingz」Part2

今月1月のゲストは、世界が注⽬するダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz」の4人! 今回はどんなトークになるのか、最後までお付き合いよろしくお願いします!!

木村:shojiは大学行って、大学のダンスサークルに飛び込んで今に至ってるじゃん。大学出た後、一度就職してんだよね。

shoji:そうです。2年間サラリーマンやってました。

木村:その間、3人は海外行ったんだよね。

s**t kingz:そうですね。ロスに3人で行ってレッスンを受けまくるみたいな。

木村:その時は、勉強のための留学?

Oguri:そうですね。ダンスを学ぶ為の。でも短期で2ヶ月とかなんですけど。

木村:その時は生活はどうやってするの? みんなで共同生活?

kazuki:あの時、どこだったけね? 寮だった? 違うか?

NOPPO:あ、でも、向こうに住んでる日本人の友達の家に泊めさせてもらったりとか。

木村:押しかけて…。「来ちゃった!」みたいな。

s**t kingz: (笑)。

木村:で、いろんなスタジオの、ワークショップではないもんね。

kazuki:僕らからしたら、日本であるワークショップぐらい贅沢な経験を向こうでは普通にレギュラークラスとして昼から夜までずっとやってるんで、多いときは一日5本とか立て続けに受けたりとかして。

木村:じゃ、その時の(みんなとshojiの)経験の時差、ヤバくない?

shoji:もう、すごいです。地獄かと思いました(笑)。俺は日本で仕事をしていて、海外の先生たちがレッスンの最後に優秀なというか、ダンスの上手い生徒と一緒に踊って、自分の動画をアップしてたんです。

木村:はいはい。

shoji:それを日本でダンサー達が観るっていうのが習慣化され始めた頃で、毎晩パソコン開くと、どのレッスンでもこの3人が「s**t kingz」って呼ばれて、出てくるんですよ。で、先生と一緒に4人で踊るんですよ。それを、ずっと日本にいながら “俺もs**t kingzなんだけどな” って思いながら観ていて、みんながどんどん上手くなっていくのを見せつけられるし。でも、自分はどうしていいか分からない。昼間ずっと仕事してるしみたいなところで、もうほんとに悔しかったですね。

木村:悔しいっていうか、なんかそれすごい時間だし。逆にそういう経験できないよね。同じチームでやってて、他のみんなはロスでダンスレッスンの先生と「あれ、これ一緒に踊ってるけど、俺仕事してる」って、あんまないよね。

shoji: (笑)。そうなんですよ。しかも帰ってきた後に、「どんなショーしようか!」って話をすると、「あのさ、ロスで見たあの時のあれみたいなさ〜」って言われると、ほんとに分からないんですよ。「ごめん、そういうの一から説明してもらっていい!?」って言って、話をしてもらう時の寂しさが凄くて、“これはダメだ!” と思って、2年間働いて仕事を辞めて翌日からロスに行きました。みんながいるところに合流しに。次の日飛行機乗って…。

木村:「来ちゃった!」

shoji:行きました!

s**t kingz: (笑)。

木村:ロスでみんなでレッスンを受けるようになって、ロスにいる間に4人で「世界行ったる!?」っていう風な、アレになったの?

kazuki:そんな野望みたいなのは全然無く、単純にダンスを楽しんでた感じなんですけど、サンディエゴの方に行ったのがキッカケかな?

Oguri:そうですね。ダンスが盛んだったんですよ。飛び込みで行ったサンディエゴのスタジオがちょうどショーをする時期だったんですね。そこで、レッスン受けてた先生が「s**t kingzでもショーをしてみる?」って誘ってくれたんですよ。shojiくんもいずれ「来ちゃった!」になるので、「タイミング的には出来る」って言って、そこで初めてショーしたのが海外初のs**t kingzのショーで。

木村:じゃ、サンディエゴのスタジオの先生が「やってみる?」っていう一言が無かったらアクセルは踏んでないよね?

kazuki:なかなか海外でショーするって難しいんで。スタジオの発表会みたいな雰囲気だったんですよ、それが。外部の人が出るとか、あんまり考えられないようなところだったんですけど、僕ら的には「アメリカでパフォーマンスをしてみたい」っていう気持ちだったし、いろんな人が見てくれるんで、とりあえず「やります」って言ってやらせてもらって。でも、ほんとにそこからきっかけで色々変わっていった感じはあります。

木村:いや、話聞いてるとそうだよね。そのスタジオの先生の、ちょっとジャニー的な「やっちゃいなよ!」っていう一言が無かったら、s**t kingzでグッていうアクセルを吹かすことはなかったんじゃないかな。

Oguri :選択肢が、元々海外とかアメリカはレッスンを受ける場所っていう考えしかなかったんで、「自分たちがショーを出来る場所でもあるのか」っていう選択肢が一個、バッて広がった感じで。そこから、ちょうどいろんな国も呼んでもらえるようになって。

木村:すごいよね。それで、その延長で「Body Rock」があったの?

shoji:そうですね。アメリカで出会った人たちの中にBody Rockの主催者チームの人たちがいて。Body Rockって招待制のイベントで、アメリカだとダンスシーズンみたいなのがあって、ダンスコンテストが一つの時期にまとまってるんですよ。いろんなダンスコンテストで優勝した人たちだけが呼ばれる、そのシーズンの最後の大会みたいな感じなんです。Body Rockが。

木村:え、マジで!?

shoji:だから、結構すごいチームがいっぱい出てるようなところで、「良かったら、日本から出ないか?」って言ってもらえたんですよ。

木村:すごいじゃん。

shoji:すごいことだったんですよね。で、俺がkazukiに見せたコインランドリーの動画って、このBody Rockの昔の大会でやられてたパフォーマンスだったんですよ。

木村:うわぁ〜、なんか今、鳥肌たった!

s**t kingz: (笑)。

木村:すごいね〜。

shoji:s**t kingzにとっても所縁のあるコンテストなんで、「これは出たいな!」って。

kazuki:俺、元々s**t kingzやる前にNOPPOとかとやってた別のチームで、ダンスコンテストに出まくってたんですよ。

木村:それ、日本で?

kazuki:日本でです。川崎とかで活動してたんですけど、川崎のダンスコンテストだったり、都内のダンスコンテストとかを、もう出ては優勝して…。

s**t kingz: (笑)。

kazuki:出ては優勝してを繰り返してたんですね。ちょっと感じ悪いですけど。

木村:もう、ちょっと、巷では噂の道場破りみたいな。

kazuki:そうです、そうです。コンテストにあいつらいたら、「うわ〜」って思われるようなチームだったと思うんですよ。

木村:フゥ〜!!

kazuki:すみません(笑)。ただ俺、その時のネタがどんどんどんどん嫌になってきちゃって。勝つためのネタっていう風に作っちゃうんですよ、最初っから。で、なんか勝った時の喜びもだんだん薄れてくるというか。ダンスがちょっと楽しくなくなってきちゃうんですよね。そこまで来ると。

木村:マジで!? スゲーな!

kazuki:で、s**t kingz組むってなった時に、チームになるっていうのが決まった時みんなに、「俺、コンテストにはマジで絶対出ないから」って、「そういう作り方をするのは、本当に嫌だ!」っていうのをみんなに話してたんですよ。だから、今までコンテストも出てこなかったんですけど、Body Rockって一応ダンスコンテストじゃないですか。

木村:はいはい。

kazuki:で、(出演依頼が)来た時に、俺は記憶がないんですけど、「出よう! ダンスコンテスト出よう!」って言ったらしくて。

NOPPO:kazukiが言ったんですよね。

shoji:でも、kazukiのポリシー的にも勝つための振り付けじゃなくて、普段自分たちがやってる、あくまでも見てる人が楽しいって思ってもらうもののクオリティを上げて勝ちに行こうっていうところで、いつも通りのs**t kingzの雰囲気をそのまま持ってったって感じなんですけど。

木村:そしたら、2010年で優勝し。優勝した時って、どういう感じですか? 一見さんお断りのようなダンスコンテストで、自分たちのチーム名がコールされた時の瞬間覚えてる?

shoji:覚えてます。入賞すると思ってなかったんですよ。なので、正直気づいたら結果発表始まってて。「3位は…」みたいになってて。みんなで楽屋で「あれ!? これ始まってない?」みたいになって。のんびり…。

木村:え!? 会場にいなかったの?

shoji:楽屋に…。

s**t kingz:ステージ付近にいなかったんですよ(笑)。

木村:いようよ(笑)。

kazuki:日本のダンスコンテストって、最後終わってから結構空くんですよ。審議みたいな時間があって。

木村:あー、はいはい。

kazuki:だから、その感覚でいて。「あ、最後のチーム終わったね。」みたいな。で、楽屋で待ってたら「もう、発表してるらしいぜ!」「マジか!」みたいになって。急いでステージの方に向かってね。

shoji:で、ワ〜っとステージ行って。そしたらもう、2位の発表だったんですよ。で、2位が発表された時に、そこが去年の優勝チームだったんですけど。さっき話に出てたサンディエゴの先生たちだったんですよ。

木村:マジで!?

shoji:毎年そこのチームが勝ってたんですよ。で、2位ってなって、「ワ〜」ってその人たちがトロフィー持ったんですけど、みんなバッてこっちを向いて、うちらを指差したんですよ。そしたら、「1位はs**t kingz〜!」ってなって、うちら呼ばれると思ってないから、俺以外みんな衣装も脱いでて(笑)。

s**t kingz: (笑)。

shoji:「何が起きた? 何が起きた? 」みたいな。

木村:え〜、それ! 待って、待って!! ワンシーンだよね、映画の。

s**t kingz: (笑)。そうっすね!

木村:サンディエゴの、自分たちを「良かったらs**t kingzでやんない? パフォーマンス」って言ってくれた、毎年の…。

shoji:憧れのダンサーです。

木村:その、思ってた人がセカンドで呼ばれて。指差すんでしょ。

kazuki:しかも、すごい笑顔で。悔しいとかじゃないんですよ。彼らからしても。「次、お前らだよ!」っていう。

木村:「お前らだよ!」っていう。何て言えばいいんだろうな。難しいけど、納得の指差しだよね。

kazuki:誇りに思ってくれてる感じの。

木村:それもう、完全にワンシーンだよね。映画の。それで、shoji以外は私服に着替えちゃって。そのトロフィーを受け取り。その瞬間ってどういうメンタルになるの?

kazuki:俺は、大号泣したの覚えてます。優勝したのが嬉しかったって言うより、指差してくれたみんなだったり、他にもお世話になった海外のダンサーたちがいたんですよ。s**t kingzが結成するきっかけになった動画あるじゃないですか。その動画のコレオグラファーのレッスンとかも受けてたんで。で、仲良くなってて。その人たちみんなが、すごい祝福してくれるのが感動しちゃって。めちゃくちゃ泣きました。

木村:今、話聞いてても(感動)するもんね。

shoji:しかも僕たちのお客さんなんて一人もいないんですよ、会場に。日本から来てるから。でも、「(1位は)s**t kingz〜!」って言った瞬間に、お客さんたちみんなブワ〜って立ち上がって拍手してくれるんですよ。「おめでとう〜」って。なんかそこがアメリカのすごいところだなって。自分が応援しに来てた人たちじゃない人が優勝しても、みんな最大限の拍手で…。

木村:それ、認めない限りしないでしょ。認めたから、多分スタンディングオベーションだし、自分たちが応援しに来たひいきの人たちではないけども、「やっぱこいつらだよね」っていう。要はサンディエゴのダンススタジオの例年の覇者たちが指を差した感覚と全く一緒で、オーディエンスの人たちもきっと、「こいつらが優勝だったら、誰も文句ないよね」っていう事での、多分拍手じゃないですか?

s**t kingz:うれしー!

木村:すごいね! 今、よだれ出ちゃったよ。あまりになんか、興奮しすぎて。

s**t kingz: (笑)。

M1.I'll be there feat.S.N.A/s**t kingz

2021年01月10日Flow 第百二十八回目「拓哉キャプテン × s**t kingz」Part1

今月1月のゲストは、世界が注⽬するダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz」の4人をお迎えします!
一体どんなトークになるのか、お楽しみに!!


木村:今月1月のゲストは、この方。ホントに来てくれました!
世界が注⽬するダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz」の4人です。

s**t kingz:よろしくお願いします!

木村:よろしくお願いします!
じゃー、お一人ずつ挨拶の方を全国38局でお届けしてますので、お願いします。

s**t kingz: (笑)。そんなドキドキさせるようなことを!

木村:いやいやいや、1月のゲストなんで。
じゃ、まずはshojiくんから。

shoji:あけましておめでとうございます! リーダーのshojiです。ちょっと声がうるさいかもしれないんですけども、うるさいのがshojiだと覚えてください。よろしくお願いします。

木村:続きまして、kazuki。

kazuki:あけましておめでとうございます! s**t kingzのkazukiです。木村さんへの愛なら誰にも負けません。よろしくお願いします。

木村:続いて、NOPPO。

NOPPO:あけましておめでとうございます! NOPPOです。えっと〜、背が高いんですけどラジオでは伝えられないと思うので、えっと、頑張ります。よろしくお願いします。

木村:最終的に、Oguri。

Oguri:Oguriです。あけましておめでとうございます! 先日、私事ですが34歳になりまして…。

木村:おめでとうございます!

Oguri:ありがとうございます。暑苦しく、今年も頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

木村:という4人なんですけど、s**t kingzはアメリカ最大のダンスコンテスト「Body Rock」で2010年、そして2011年と連続優勝をしたという。そして、アメリカのダンスコンテストで、2連続優勝してしまったもんだから、世界各国からオファーが殺到しちまって、これまで20カ国以上を訪問してパフォーマンスしてきたという。
そして、オリジナルの舞台公演は毎回、もうホントに大好評になっておりまして、去年開催した全世界同時生配信ライブは12カ国の都市から視聴され、世界を魅了してる4人なんですけども。これホントに僕も、“それぐらい、やっぱりやってんだろうな“ って思ったんですが、国内外のアーティストの振り付けを、これね、ちょっと引くんですけど…。

s**t kingz: (笑)。

木村:約230曲以上振り付けしてるんですよ、この人たち。だからもう、僕は、s**t kingz 4人にガッツリ、「イェイ」ってお会いするのは今回が初めてなんですけど、kazukiにSMAPのツアーの時に、振り付けで、ある部分だけ、1コーナー振りを付けてもらって、“こんな細かい振り絶対出来るわけねぇじゃん” とか思いながら、“こんな細かいの揃うわけねぇじゃん” と思いながら付けてもらって、それで、案の定揃わず。

s**t kingz: (笑)。そうだったんですか。

木村:はい! で、そのツアーを終えてって感じで。その後は、“いつ一緒になれるのかな” みたいな感じでいたんですよ。で、NOPPOはツアーのダンサーチームで参加してくれていたことが以前あって。

NOPPO:そうなんですよ。嬉しー。

木村:そうなんですよ。だから、s**t kingz 4分の2。4分の2は、僕、現場でステージで一緒にお世話になっていて。

Oguri:実は俺も、紅白に一回だけダンサーとして出たことがあります。

木村:いつ紅白ですか?

Oguri:調べたら2007年でした。13年前の「弾丸ファイター」っていう曲を、踊ったことがあるんですよ。

木村:マジっすか! じゃー、僕の自覚がないだけで、紅白のNHKホールのステージ上ではご一緒してるんだ。

Oguri:はい。

木村:じゃー、4分の3だ!

s**t kingz: (笑)。ほぼほぼOKです。

木村:じゃー、shojiだけだったんだね。じゃー、今日をもってs**t kingz コンプリートってことですね。

s**t kingz:ありがとうございます!

木村:ありがとうございます! いやー、でもね、kazukiは一緒にいろんな作業をすることがあったので、kazukiには直接言えてたんですけど、あのパフォーマンスをしている4人が、今僕の目の前にいる4人っていうのが、ちょっとね、結びつかないんですよ。

s**t kingz:あ〜っ(笑)。

木村:パフォーマンスがCoolすぎるので、なんかこう、素の状態のs**t kingzを目の当たりにしてお話をさせていただくってなると、“えっ、この人たちが曲が流れた瞬間に、ああいう風に一瞬にしてスイッチが、カカカカって入って、あのパフォーマンス集団に変化するんだ” っていう、自分を言い聞かせる作業がちょっと必要っていうか。

kazuki:確かにあの動画観ただけだと、ちょっとこの雰囲気は全然出てこないですもんね。

木村:そもそも4人、それぞれ出身もバラバラ?

shoji:そうですね。でも、結構近いですね。東京と神奈川なんで、みんな。

木村:どうやって出会ったんですか? この4人は。

shoji:kazukiとNOPPOは、元々、子供の頃から一緒に。

kazuki:そうなんです。地元が湘南の方で。小学校の時に、自分はダンス始めたんですけど。NOPPOも小学校でダンス始めてて。結構、大手のダンススクールにNOPPOはいたんですよ。地元の、湘南のなかでも。僕は結構、田舎の方で始めてたんですけど、始めて数年経ってから “そこのスタジオに行こう” と思って行ったら、数少ない男の生徒として居て、小学校からずっと一緒に踊ってます。今まで。

木村:へー。

shoji:俺、shojiは大学でダンスを始めたんですよ。

木村:遅くね!?

shoji:遅かったんですけど、大学でダンスを始めて、いろんなパフォーマンスを観に行こうと思ってクラブに行ったら、kazukiとNOPPOがいるグループが踊ってて。憧れのグループだったんですよ。“いつか、こんな風になりたい” と思って、ずっとこう、自分もクラブで少しづつパフォーマンスするようになりながらも、積極的に声をかけて…。

木村:大学で始めたきっかけっていうのは? 大学の前はなんか運動はやってたの?

shoji:ものすごく運動神経悪くって。自転車も乗れなかったんですよ。あまりにも運動神経悪くって。スキップも出来ないぐらい(笑)。

木村:スキップできないって。なんか、ねぇ。s**t kingzなのに?

shoji:そうなんですよ。高校生の時とかは、そんな状態だったんで物凄いネガティブだったんですよ。自分に対しても。コンプレックスばっかりで。で、大学に入った時に “自分を変えたい” と思って、髪の毛染めてみたり、着てるものも変えてみたりとか。そういう流れで “ダンスしたい” って思って、ダンスのサークルに飛び込んで、“自分をここで変えよう” と思って。

木村:すごい飛び込み方。

shoji:もう、周りに誰も知ってる人いなかったんで。“今しかない” と思って飛び込んだんですよね。そこでもう、すごい熱中しちゃって。のめりこんじゃって。

木村:で、大学は出たの?

shoji:出ました。

木村:良かった〜。のめりこんじゃう人ってヤバイ人もいるじゃん。
で、kazukiとNOPPOが踊ってるのを観て「やべー!」ってなって。

shoji:で、少しずつ仲良くなっていって。kazukiと一度一緒に同じユニットを組んでたんですよ。それが、顔にクモの巣とかメイクで書いて、マリリン・マンソンとかで踊るような。頭ブンブン振り回すみたいな激しい踊りを一緒にやってて、その時にアメリカで「今こういうダンスが流行ってるらしい」っていうのを、俺がアメリカから来てる留学生の友達から教えてもらったダンスの動画をkazukiに見せて、「こういうのを日本でやらないか」っていう話になって。で、kazukiがみんなを集めたんですよね。

木村:そうなんだ!

kazuki:shojiくんに言われるまで、そういうダンスの事を知らなくて。

木村:そういうダンスっていうのは、どういうダンス?

kazuki:今、s**t kingzがやってるものとも、また違いますよ。その当時、ヒップホップって言われるものって、一般的なイメージはダボダボの服着てラップで踊ってみたいな。で、ビートをメインにとってみたいなイメージだったのが、その時それこそストーリーを感じるような一曲を細かく表現する。ビートだったり、ヴァイオリンの音とか、ピアノの音とか。あと、歌詞の意味、歌い方、呼吸とか、全部を振り付けに落とし込んで、ほんとに歌ってるかのように踊ってるというか。

木村:要はもう、踊りというかアクトだよね。

kazuki:そうですね。アクティングがすごい、いい感じに混ざって、ダンスと境目ない感じで一個のシチュエーションだったり、ストーリーを表現しているダンスを動画で見せてもらったんですよ。その時は、コインランドリーかなんかだったかな。コインランドリーのネタなんですけど、めちゃくちゃオシャレで、すげー感動するんですよ。なんか知らないけど。で、“こういう感動を与えられるようなダンスしたいな” って。“これ、日本では観たことない” と思って。で、そこから、いろんなのを調べたりとか、こういうのやったら面白いかなっていうのを想像するようになって。で、グループを組んで、“一回だけユニットを組んでパフォーマンスしてみたいな” って思ったんで、昔から一緒に踊ってるNOPPOを誘い、Oguriもその時期ぐらいに仕事で一緒になったんですよ。100人ぐらい集まるダンスの仕事なんですけど、数少ない同い年でダンスも上手かったんで、ちょっと呼んでみよって呼んで、shojiくんも動画見せてくれたし。

s**t kingz: (笑)。

kazuki:それきっかけで始まってんのに…。

木村:動画見せてくれたしー。

kazuki:抜きで活動してたら気まずいじゃないですか。「俺が動画見せたから始まったんじゃないの」って言われたら、何も言えないんで。一応呼んで。「4人で一回だけやろう」って始まったんですけど、自分達的にもしっくり来たし、周りの評価も今まで聞いたことないくらい「めっちゃヤバイ」って言ってくれて、「じゃ、続けていこう」ってなって、チームになって今に至るって感じです。

木村:すごいなー。

M1.FFP feat.C&K/s**t kingz

2021年01月03日Flow 第百二十七回目

みなさん、2021年あけましておめでとうございます!
新年一発目の放送です!!

新年恒例の書き初めで書いた文字は、“共に勝とうね” という気持ちで「共に」!
『木村拓哉 Flow』今年もよろしくお願い致します!!

新年も “たまっていたメッセージ” を紹介しましょう!

【愛知県 みや 48歳 男性】
はじまして、いつも楽しく聴かせていただいております。
放送を聴きメッセージを送りたくなってしまい、文字を打たせていただきました。
実は今、リアル教場の父親なのです。去年の4月から長男が警察学校の寮に入り頑張っています。
本人は、毎日が覚える事だらけで大変のようですが、歯をくいしばって頑張っているので近く感じ、メッセージを送らせていただきました。
放送楽しみにしております。


木村:へー。みやさんの長男が、今教場に入ってるんですね。もちろん、当たり前のように全寮制なので、帰って来られるとしたら週末の外出許可がおりた時ぐらいかな。その時に携帯電話を返していただいて帰ってくるぐらいのコミュニケーションだとは思いますが。あとは、お手紙とかね、そういうのはOKなんですけど、色んな決まりもあるし、みやさんの長男、食いしばって頑張ってるんじゃないですか!
愛知県警の警察学校はどういうところなのかな? 県によって風潮もあるだろうし、基本的な方針って言うのは全国一貫してるとは思うけど、『Mr.サンデー』で観てくださった方多いとは思うんですけど、僕がお邪魔したところは宮城県の警察学校なので、教官が生徒に対して「何やってんだ、お前ら〜!」って怒鳴るところも、若干、宮城県独特のイントネーションが入っていたりするじゃないですか。だから、愛知だったら愛知のテイストが確実的に存在してると思うし。
あと、そうね〜、男性警察官だから、どっちを選ぶのかな? 剣道と柔道。卒業するまでに、どちらか有段者になってないといけないので、どっちを選択したんだろうね? そういう、色んな事がありますからね。僕、全然…役でやってるだけなんで(笑)。ほんとに! 役でやってるだけなのに、何でこんなに色んな事を当事者のように喋るんだろうね。偉そうだよね、俺。すいませんでした。ほんとに…。

そんな、過酷な警察学校を舞台に、俺は役として、教官「風間公親」というのをやらせていただいております。
『教場供戮箸いΔ里、今日と明日、夜の9:00から2夜連続で放送されますので、良かったら皆さん受け取ってほしいと思います。よろしくお願いします。

教場と言えば、こんなメッセージもいただいております。

【愛知県 まい 25歳 女性】
キャプテンこんにちは! 毎週楽しくラジオ拝聴させていただいております。
先日、教場兇廼Ρ蕕気譴Snow Manの目黒蓮さんがご自身のラジオ内で「木村さんと現場以外でも楽しい事をさせていただいた。」とおっしゃっていました。
そのことを目黒さんは「今は自分の中で噛みしめていたい。」と言っていましたが、ぜひ、先輩の口から目黒さんとのエピソードをお聞きしたいです。
私は木村さんとSnow Manのファンなので、今回の共演がとても嬉しいです。
ぜひ、また機会があれば目黒さんをゲストに呼んで2人のトークをお聞きしたいです!
よろしくおねがいします!


木村:いや〜、嬉しいけど、もうさ〜、「今は自分の中で噛みしめていたい。」って言ってくれてる事なので、先輩だからと言って、「あっ、そうそうそう。んでさ〜、この間さ、目黒とさ〜。」って言って、“俺が軽〜く話してしまうのはいかがなものかな” っていう風にちょっとだけ思うので、愛知県のまい、ここはちょっと目黒を立たせていただいて、“彼が噛みしめていたいのならば、僕も同じく噛みしめようかな” と。ま、“噛みしめるまではいかずとも咀嚼しようかな” っていう風に思うので、その現場以外で楽しいことをさせていただいたっていう、そんなエピソードは “目黒がFlowのゲストに来てくれた時に、この場で一緒に皆さんにお伝えした方がいいのかな”っていう風に思ったので、それでもよろしいでしょうか。すみません。
あ、でもね、今回共演させていただいて、Snow Manでパフォーマンスをしなければいけないっていう時は、やっぱり “Snow Manの目黒蓮として決めなきゃいけないところはいっぱいある” と思うんだけど。あのね、普段すごい素の、ほんとに可笑しい事が起こった時に「ハハハハハ〜」って笑ってる彼だったりとか、対して真剣な表情をしてる彼だったりとか。なんだろうな! 本番中はもちろん演技なんですけど、“素の目黒蓮も相当いいな” って思いましたね。「普段もいんじゃね!」っていうのは、彼に伝えました。ほんとに、色んな現場で色んな人と出会って欲しいなっていう風に…。お芝居、決して悪くないから、“すごい色んなのに出てほしいな” って思いましたね!

続いてのメッセージをご紹介します!

【岐阜県 しま 50歳 女性】
キャプテン、こんにちわ。 一つお礼を伝えたいことがあります。
それは、以前「木村さ〜〜ん!」でキャプテンが専門学校の訪問に行った学校に、子供が入学することになりました。
以前、子供が将来の夢をチラッとしてくれたのですが、私が反対したため、気持ちを抑えていたようです。
キャプテンが専門学校を見せて下さったのは、子供が進路に悩んでいたタイミングでした。
「木村さ〜〜ん!」を見て、親子共通の話題になり、子供の夢・進路について話すキッカケとなりました。
試験を受ける事が決まってからの子供の行動・表情は、人が変わったように生き生きとしています。
また入学が決まって、今の学校生活をやりきろうとしているようです。
「木村さ〜〜ん!」が、子供が夢に向かって踏み出す勇気を、また私が子供の夢に向き合うキッカケを下さいました。
感謝しています。ありがとうございました。


木村:キッカケになってくれたのは、めちゃくちゃ嬉しいっすよね。何があるか分かんないっすね。「木村さ〜〜ん!」が人から感謝されるって、あの番組が人から感謝されるって、無いぞ! むしろ、こっちが「ありがとう」を言わなきゃいけない、そんな内容ですよ。このメールを読む限りは!
また、こういう事があったとか、もしありましたら、今度は詳しい進まれたジャンルをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします!

さてさて、続いてはこんなメッセージ。

【東京都 安部礼司 48歳 男性】
キャプテン、初めてお便りいたします。安部礼司と申します。
普段は東京神田神保町の中堅企業で、極めて平均的な会社員をやっています。
日曜日は毎週「Flow」をはじめ、TOKYO FMの色んな番組に耳を傾け楽しんでいます。
さて、昨年は、僕らサラリーマンにとっても 本当にいろいろあった1年でした。
「大事なことは、電話やメールでなく、とにかく直接会え!」
入社して叩き込まれた昭和の当たり前が、当たり前ではなくなってしまった令和2年。
オンラインの打ち合わせも、若い子は柔軟に対応しているのですが、 僕はまだまだ慣れません。
それでも何とか慣れようと頑張ってます。
そこで拓哉キャプテンに質問です。
「ニューノーマル」と言われる暮らしはどうですか?「新しい日常」を、どう感じていますか?
そして、僕ら世代の憧れ拓哉キャプテンから、僕ら世代のサラリーマンに、新しい年に向けたメッセージを頂ければと思います。


木村:僕らは昭和の当たり前の中で色々作業してきて、育ってきて、きっと教育に関しても昭和の当たり前、「歯〜、食いしばれ〜!」っていう、「男だろ!」っていう。その当時は「意味わかんね〜!」って思ってたんだけど。「お前、男だろ!」って言われたら、「もう、そこは行くっきゃないっしょ!」みたいな。なんか、そういう魔法にかかってはいましたよね。その中で育ってきたし。
そうね〜、“ニューノーマルは、逆に僕らが色々合わせていかないといけない部分っていうのはいっぱいある” と思う。だから、「お前、何回言ったら分かるんだよ!」って言って、頭パンってやったら、今ダメなんでしょ! ダメなんだったら、行きそうになったらやめればいいわけだし。
あと、僕も緊急事態宣言の最中だったりとか、このラジオですらリモートでやらせてもらったりもしたんですけど。やっぱり、なんだろうな〜、“それもあり” なんだとは思うんだけど、昭和の人間だからかな。スタジオに行って、あの半蔵門に行き、「おはようございま〜す!」って入っていって、サブを抜けてスタジオに入って、その道中に、なんか高めてるんだろうね。自分を…。それが、いきなりリモートってなった瞬間、自宅だったりとかするじゃん。「いつ高めんだよ!」っていうさ。マジで!
でも、ここは “近づかなきゃいけない部分は近づいた方がいい” と思うし。共通の「あっ、マスクしなきゃ!」とか、それはさ、世代関係なくさ、“共通のマインドとして持てる部分は持った方がいい” と思うし。でも悔しいのは、盛り上がった時とか、気分・気持ち・テンションが一致した時にハイタッチしたり、ハグしたりっていう事が、「あ〜、これ今ヤバイんだよね」って言って、こぶしとこぶしになったりしてますけど、そこから徐々に戻していきたいよね。ほんとだったら。まー、後ろ向いてても何も変わりませんからね。
2021年、今年も一緒に前進しましょう! 思い立ったら、そこがスタートですからね!!

M1.NEW START/木村拓哉

2020年12月27日Flow 第百二十六回目

今週は、2020年最後の放送となります。
みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までよろしく!


まずは今月のマンスリーゲスト、濱田岳さんと樋口日奈さんの感想メッセージをいただいております!

【千葉県 らりん一家のあっちゃん 男性 37歳】
ラジオでは木村さんと濱田岳さんの関係を知れたり、配信ではパンダに乗って写真を撮ったり、どちらもすごく面白かったです。樋口さんの可愛さも引き出してくださって最高でした!

もう一通ご紹介します!

【東京都 あずき 男性 16歳】
今回のラジオでドラマ『教場』の裏側を沢山聴けて、とても嬉しかったです!
「木村さ〜〜ん」ではキャプテンが1発でブラボー賞を取ったあと、「自分でもビビった」と発言していましたが、見ている僕もびっくりしました!
さすがにキャプテンでも1発では取れないだろうなぁ〜と思っていたら、取れたので本当に驚きました。


木村:岳くんとは何度も作品をご一緒させていただいてるので、なんかこう、空気的にもすごく自然な空気だったんですけど、ビックリしたのが日奈ちゃんの男っぽさというか、旅行も一人で行っちゃうし、選曲も “その選曲ですか!” っていう選曲だったし。なのに、ああやって花やしき行ったりとか、一緒にお買い物したりとかすると…。なんすかね、男子ってたま〜に見る女子の私服とかに弱いですよね。何でドキッとしちゃうんですかね。たしかに可愛いからしょうがないんですけども、可愛かったっすね〜。
花やしきの後に行かせていただいたのは、谷根千…オリーブオイル専門店だったり、かき氷屋さんにお邪魔しましたけど。まだ続きがあるんだよね。そちらの方も、みなさんお楽しみに待っててください。

そして、2021年1月3日、4日、2夜連続で『教場供戮諒がオンエアされると思いますので、ぜひ楽しんでほしいと思います。

続いてのメッセージをご紹介します。

【東京都 ねね 女性 27歳】
キャプテンこんにちわん!今年一年もお疲れ様でした!
教場の放送から始まり、アルバム発売、LIVEツアー、BG続編、教場兇了1董弔反祁織灰蹈淵Εぅ襯垢留洞舛和腓くあったかと思いますが、キャプテンの存在がとても温かく感じ感謝したい一年でした。
キャプテンが今年一番気持ちが温かくなり感謝感動したことは何ですか?
来年も早々にマスカレード・ナイトの撮影に入るかと思います。
気を抜けない状況が続きますので、どうかご自愛ください。


木村:たしかにコロナウイルスの影響っていうか、これは世界中が同じように踏ん張り続けたというか。そうですね〜。影響どころじゃなかったよね。実際にね、誰が感染するかも分からない状況なので、“罹ってしまった人を責めることは絶対にしちゃいけない” と思うんですけど、やっぱり、Withコロナっていう状態の中、以前と同じように作業としては続けなきゃいけない。ドラマだったり、映画だったり。あれはやっぱシビれたかな。

LIVEツアーを自分はね、すごくタイミング的にラッキーだったんですけど、東京3日間、あと大阪2日間、無事にやらせていただきましたが、ほんとにスケジュール的にその後のスケジュールでLIVEを控えられていたアーティストのみなさんは全部中止になったもんね。漸く、そういう活動を、きっとWithコロナでみんながアイディアを出し合ってとった形態が配信っていう形でみんな色々やってらっしゃいましたけど。でも、実際の会場のあの一つの空間の中でいるのと全く違いますからね。
だから、僕の今年一番気持ちが温かくなって感謝感動したことっていうのは、やっぱLIVEかな! ほんとに、“今の自分に何が出来るんだろう” っていうところからスタートして、いろんな人のサポートがあって、ステージに立ったらあんなに沢山の客席を埋め尽くすみんながいてくれたっていうのは、やっぱデカかったっすね! 一番はそこですね!

あと、引き続き、今もね、予断を許さない状況が続いていますけども、ちょっと『マスカレード・ナイト』の撮影に向けて、とある今まで経験してこなかったジャンルのダンスを今やってるんですけど、これがなかなか難しくてですね、なんだけど目から鱗のこともいっぱいあって。なんだろうな! その鱗がはがれるたんびに、まだ楽しめるまで行ってないんですけど、そうなのかっていう、まだここに来て気持ち的にも初体験が出来るんだなっていうのが続くと、やっぱ刺激になりますね。引き続き、練習・練習・練習あるのみだと自分では自負しております。

そして、こんなメッセージもいただきました。

【神奈川県 ロミナ 女性 39歳】
木村くんのインスタで、アルゼンチンのマテ茶を飲まれているのを見ました!
私はアルゼンチンと日本のハーフで、ずっとSMAP のファンです。
現在は港区にありますアルゼンチンに関係する公的機関に勤めております。
マテ茶を試飲されているのを見て感動しました!


木村:港区にありますアルゼンチンに関係の公的機関って、これ大使館ですよね(笑)。すいません、大使館で働かれてる方からメールいただきました。ありがとうございます。
もう、バリバリ関係がありまして、僕が教わっている先生が「良かったらこれ、飲んでください」って言って、入れてくれるんですけど、いつも。
「何ですか? これ!」って言ったら、「アルゼンチンのお茶なんですけど、身体にもいいですし、今やってる踊りを踊るうえで、これを飲んでいただくと、ちょっと気分にもなっていただけるかなと思って。」って言う感じでシャレも込みのお茶を入れてくれるんですけど、美味しいですよ。すごく飲みやすいお茶だなっていう感じはありますね。
ありがとうございます。引き続き練習します。

続いてのメッセージをご紹介します。

【愛知県 ひろみん 47歳 女性】
キャプテン、こんにちワン!!
いつも “一緒に乗り越えていきましょうSTAYSAFE” と言い続けてくれてるキャプテン。
前向きになれます。これからもしっかり感染症対策を続けて行こうと思います。
マスカレード・ナイトの撮影も1月から始まりますよね。
さんタクは19回目にして生放送だとか。教場など楽しみいっぱいで嬉しいです。


木村:そうっすね〜。いろんなことが起こると思いますが、生放送ということで大目に見てくださいっていう甘えは良くないと思うんで。ぜひ、みんなが楽しんでもらえるような時間に僕らもしていきたいと思います。よろしくお願いします。

【東京都 サンダル3号 37歳 女性】
2020年いよいよ終わりに近づいてきました。
色々あった一年でしたが、印象に残っているのはキャプテンのライブです。
今思うと、奇跡のようなタイミングだったなと思っています。
2021年も直接どこかで会いたいと思っています。ぜひぜひよろしくお願いします!


木村:そうね。今、小劇場だったりとか、映画館だったりとか、それこそLIVEなんかも実際にお客さんを入れてやってるじゃないですか。なんだけど、客席にはバツ印が貼られていたりとかしますよね。それでも…っていうのも一つあるし。あとは、ほんとに払しょくされて、ステージ上も客席も顔にマスクっていうものを乗せなくていい状況が来たら最高なんですけど、それを誰もが願ってると思うし。そうなった暁には、絶対自分も直接騒ぎあえる空間を作りたいなっていう風に思ってますよ! 思ってますので、みんなでこの状況を乗り越えましょう。

久々にアルバム「Go with the Flow」から1曲、お届けします。

M1.One and Only/木村拓哉

2020年12月20日Flow 第百二十五回目「拓哉キャプテン × 濱田岳・樋口日奈」Part3

12月のゲストは、来年お正月に放送されるドラマ『教場供戮廼Ρ蕕靴討い諧静蝶戮気鵑版橘攤46の樋口日奈さんです! 二人とのトークも今週で最後です。
そして、濱田岳くんの人生の1曲も伺います。最後までよろしく!!


木村:プライベートって、どうしてます? こういう仕事をしている友達が多いのか、逆にこういう仕事じゃない一般のお友達と遊んでる感じですか?

濱田:僕は中・高と男子校に行っていて、多感な時期を男だけで過ごしてるせいか、やっぱり彼らといるのが一番居心地がいいんですよね。だから、一般の方ですけど、そのみんなとばっかり遊んでますかねぇ。

木村:その時、何してるの? インドア派? アウトドア派?

濱田:ゴルフやってる子がいるので、その子とゴルフ行ったりとか。今は出来てないですけど、前はよく集まって飲みに行ったりとか。

木村:日奈ちゃんは?

樋口:私は共学だったんですけど、中・高ずっと一緒だった女の子二人が唯一プライベートで何も気にせず遊べる、お家で飲んだりとか出来るのが二人と、あとはメンバーになりますね。メンバーともすごい仲が良くって、お仕事終わりにご飯行ったりとか、楽屋とかでもすごい話したり、プライベートは意外とメンバーと過ごすことがあります。割とみんなからビックリされることが多いんですけど。あとは舞台で共演した方とか、結構人と会うようにはしてましたね。

木村:みんな充実してんね!

濱田、樋口: (笑)。

樋口:木村さんは?

木村:僕もたぶん、岳くんに近いかな。先輩が誘ってくれたゴルフとか。あとは、雨降ったりとか天候にすごく左右されちゃうから、雨降った時の休みはすっごい “どうしよう” ってならない?

濱田:あぁ、何してますかねぇ。確かに何もできないですもんね。海もゴルフもダメですもんね。

木村:ま、開き直って海行っちゃうときはあるけどね。“どうせ濡れるし” とか思いながら。あんまり気分は良くないけどね。海の上でずっと雨に当たってるのって、ちょっとかなり切ないんだけど。何回かあったな。開き直っていった行ったとき。何してる?

樋口:私、意外とお出かけしたりしますね。

木村:雨?

樋口:雨でも。

濱田:億劫にならない?

樋口:億劫にならないのと、一人で行動するのも好きなので、一人で旅行とか全然してました。

木村:濱田:えっ!?

樋口:江の島や鎌倉に一人で行ったり。韓国も一人で行ったり。

木村:嘘でしょ!

樋口:北海道も一人で行きました(笑)。

木村:一人旅行、結構好きなの?

樋口:しますね。あとは焼肉とか焼鳥とかも一人で行ったり(笑)。

木村:マジで!? 焼肉?

樋口:多いです。一人でいることも。

濱田:こんな可愛いのに男前だね! つるまない。

樋口: (笑)。どっちでもイケますね。グループでも楽しいし。

濱田:「立ち上がれ」って言われたら立つし。

樋口: (笑)。そうですね。

濱田:すごいな! カッコイイな!

木村:すごいね〜。

樋口:一人も好きですね。

木村:今一瞬聞いてて、江の島・鎌倉にっていうのは、“それは行けるかな” って思ったんだけど、北海道って言った瞬間に “嘘でしょ” って思って、その後、韓国…で、焼肉だからね。一人は…。すごいね。

樋口:好きですね、動くの。

木村:へー。え? 北海道行って、どうすんの?

樋口:ちょうど冬だったので、一人で行きたい場所、スープカレー屋さんとか、漁港行ってみたりとか、結構動きました。全部回ろうと思って。雪のイルミネーションみたいのを一人で観に行ったり。札幌のタワーも行ったり。で、写真撮って家族に送ったり(笑)。

木村:普通、一緒に行くだろ!

濱田:そう、そう。

樋口:家族に蟹送ったりしてましたね。北海道から。

木村:旅先から。

樋口: (笑)。

濱田:すげっ! 寅さんみたい。

木村:ヤバイね!

樋口:結構、突発的なんですよね。韓国とかも、パスポートを持ち歩いておいて行きたい時に行こうって。次の日休みだったら(笑)。

木村:えっ? 日頃から? 日頃からパスポート持ってるの?

樋口:パスポート常に持ってて。今は、もう難しいですけど、当時は携帯で夜の便とか取れるので。寝ずにそのまま、お母さんに「今から行ってくるわ!」っていう感じで。

木村:それに対して、お家の人は「じゃあ、気を付けてね」

樋口:すごい心配するんですよ。もう(チケット)取っちゃってるし、こっちのもんですよね(笑)。

木村:いや、「取っちゃってる」じゃないよ。そうじゃなくて、「今から韓国行ってくるね」は、その時言うんでしょ?

樋口:そうです。「えーっ、大丈夫なの?」ってお母さんから。

木村:うん。

樋口:「うん。今から行ってくる。楽しんでくるね。」ぐらいです(笑)。

濱田: (笑)。

木村:それで帰ってきたときにもう一回連絡して?

樋口:そうです。「こんなんだったよ」って、お土産話をして。でも一人での突発的な韓国旅行は自信に繋がりました。“何でも出来るじゃん” みたいな。

濱田:いや〜、すごいね。

樋口:楽しかったですね。異国で一人しかいないで。紙のマップ頼りで行ったんですよ。

濱田:嘘でしょ!

樋口:その時、どうしても韓国に行きたくて。常にパスポートとガイドブックを手に持ってたので。で、何度も予習をしてたので、着いて携帯とかも頼らず紙で。“全然やっていけるじゃん” と思って楽しかったです。

濱田:すごいな!

木村:すごいね!

濱田:言葉も分からないでしょ?

樋口:分からないので。でも、なんとなく伝わりました。だから、すごい楽しいなって。

木村:結構サバイバーなんだね!

濱田:サバイバーですね!

木村:サバイバーだし、気質がちょっと寅さん入ってる。

濱田、樋口: (笑)。

濱田:突然、旅先から何か送るっていうの(笑)。

木村:不思議だな〜。そういう感じに見えないもんね。

濱田:見えない、見えない。ビックリ!!

木村:たくましいね!

濱田:たくましい! カッコイイ!

木村:今月は濱田岳、そして樋口日奈ちゃん。お二人とお送りしてきましたが、改めて2021年1月3日、4日新春2夜連続放送『教場II』をお楽しみにしている皆さんに、是非ここでメッセージをお願いします。

濱田:はい。木村さん演じる風間教官のもと、僕は生徒として参加させてもらいました。もう、ほんとに僕らは前作のいい意味の重々しさはちゃんと残したまま…。

木村: (笑)。重々しさ!?

濱田:いい意味ですよ! いい意味の重々しさは残したまま、僕ら200期にしか出来ない、新しい教場ができないかということで、みんなで一生懸命チャレンジしてきました。ガッカリさせないように僕ら頑張ってきたので、自信はありますので、ぜひ楽しみに待っていてください。

木村:お〜、たのもしい!! 続いて日奈ちゃんから、お願いします。

樋口:はい。警察学校は、観ている方も、あまり大勢の方が経験する場所ではないけど、何かこう、私生活の中で頑張れる源になれるというか。私は前作で、“警察になるために、みんなこんなに本気で闘って全力で向き合ってるんだ” っていうのを観て、“私もこんなんでへこたれないで頑張ろう!” ってすごく思えたので、2021年、年明け、皆さんが “素敵な1年にするぞ! 気合を入れて頑張って生きよう!” って思ってもらえる作品になってると思います。ぜひ、楽しみにお待ちください。

木村:ありがとうございます。
先週は日奈ちゃんに人生の1曲を伺ったので、今週は岳くんに人生の1曲を伺いたいと思います。

濱田:はい。僕はですね、THE BLUE HEARTSの「ロクデナシ」っていう曲です。

木村:ほう〜。

濱田:あれが人生の1曲です。人生で大事な曲の1つですね。

木村:何で何で何で?

濱田:僕、小学校の頃からこういうお仕事をしていて…。世代じゃないので、移動の車の中でラジオから突然流れてきたんです。どなたかがリクエストして。
それまで音楽って学校の音楽の授業でしか習ったことがないから、「何だ!? この歌は!」っていう。「何? この歌い方!」っていう驚きと、歌詞が当時のお仕事したての小学生の僕の心のちぐはぐを応援してくれたんですよね。何て言うのかな? 小学生だから、普通と違うことをしてると子供って容赦なく興味を持つじゃないですか。だから、僕は普通にしてるつもりなのに、何で昨日まで一緒に遊んでた子の態度が変わるんだ? とか、そのちぐはぐについていけなくて理解できてなかったんですけど、ブルーハーツが「いいさ、それで。お前はお前でいいんだよ!」って言ってくれたような気がして。だから、ちっちゃい頃から、落ち込んだ時とか、よ〜し、行くぜ!って時は、ブルーハーツのアルバムをガーっと聴いて、そういう出来事に臨むというか、そういう癖がついてます。

木村:結構たくさんの人の背中を押してるんじゃないですかね、ブルーハーツさんは。

M1.ロクデナシ/THE BLUE HEARTS

2020年12月13日Flow 第百二十四回目「拓哉キャプテン × 濱田岳・樋口日奈」Part2

今月12月のゲストは、来年1月3日(日)、4日(月)に放送されるドラマ『教場供戮廼Ρ蕕靴討い襪二人、濱田岳さんと乃木坂46の樋口日奈さんです!
今回はどんなトークになるのか。そして今日は、樋口日奈さんの人生の1曲も伺います。最後までお付き合いよろしくお願いします!


木村:コロナ禍での撮影っていうので、やっぱり1つの空間に、あれだけの人数が入ったりしなきゃいけなかったじゃないですか。不安とかありました?

樋口:こんなことを言っていいのかわからないけど、あんまりそこの不安というのはなかったです。みんなちゃんと検査も受けていたし、“気をつけなきゃ”という空気もすごかったので、“コロナは大変だから大丈夫かな?”っていうのは、私は撮影中は全く…。マスクは大事だから、もちろんみんなしますけど、そういうことよりも、“警察学校で頑張ってる”っていう気持ちの方が強くって。みんなすごく気も張ってたので、もちろん対策はたくさんしてくださっていましたけど、だからこそ安心感はすごくありました。

木村:すごかったもんね、だって。「おはようございます」の代わりに手にシャシャッて(消毒液を)かけて、それでもう1人のスタッフがおでこなのか手首なのかで体温を計って、で、消毒マットの上で足を消毒した上で、スタジオ入ってましたからね。

濱田:一歩でも出ようもんなら、もう1回シュッシュッてやられるんだよね。徹底してましたよ。

樋口:はい(笑)。

木村:けっこういろんな撮影をやりましたけど、なんか2人から、“これ、ポロリしたいな”っていうようなことってありますか?

樋口:すっごく面白かったことがあって(笑)。『教場』の撮影って、絶対に笑いとかってないじゃないですか。だからカットとかかかってもみんな笑わないじゃないですか。でも1回、女子だけで逮捕術が柔道場であったんですけど、その中で“脇固め”っていう技があって、(佐藤)仁美さんが「脇固めからの〜」って言う時に、「脇毛固め」って…(笑)。

木村、濱田:(笑)。

樋口:それがもう私、ホントに面白くって、ツボで(笑)。みんなもう爆笑で、4回ぐらい笑っちゃって(笑)。でも仁美さんも、「あ〜ごめんなさい! こんな緊張感のある現場でこんなNG出しちゃってすいません!」って言うのがまた面白くって。これは女子ではずっと笑えるエピソードです(笑)。

木村:脇毛固め!

樋口:「めっちゃ固めるじゃん!」と思って(笑)。

濱田:あの緊張感でその言い間違いは地獄だね(笑)。

木村:まあ、撮影現場はみんなの温かい気持ちが存在した上で緊張したシーンを撮影してたんですけども、そんな作品『教場供戮覆鵑任垢、2021年の1月3日、4日夜21時から2夜連続で放送されるということなので、ぜひ楽しみにしてほしいと思います。

濱田:はい。よろしくお願いします!

木村:この番組では、ゲストに来てくれた方が「どう人生をFlowしてきたのか」っていうお話を伺う番組になっているんですけども、プロフィールに簡単に目を通させていただくと、1988年生まれの東京都出身で…え? その10年後?

濱田:そうですね。

木村:10歳? 9歳? で、『ひとりぼっちの君に』(TBS系列)というドラマで、岳君はデビューをしたと。ええ! じゃあ、何歳からやってるの?

濱田:本当に9歳の時からですね。野球少年だったので、東京ドームで野球を観ていて、帰りに会社の人が声をかけてきて、「この封筒をお家の方と読んでもらって」って言われて、で、開けたら今の会社で、“こういう芸能事務所です”って書いてあって。決めたきっかけは、「所属もお金かかりません、レッスン料もかかりません」って。「え、タダでテレビとか映画出れたらラッキーだね!」みたいな。家族で相談して、「まあ、出れるわけないけどこう言ってもらったし」って言って籍を置かせてもらったのがきっかけです。

木村:東京ドームで!?

樋口:探しに来てたんですかね。

木村:その人も野球観に来てたんじゃない? だって、他になくね? そんな、観客席にまばらな状態の所で。

濱田:オフシーズンですよね。東京ドームとか後楽園も。そこに行ったら、そういう封筒をいただいて。

木村:それで、9歳の状態でドラマに出たんだよね?

濱田:それも、事務所に入ってひと月ぐらいの時に、「オーディションというものを経験してきてください。これから何度も受けますから」って言われて。入ってすぐだったので、夜だけど「おはようございます」とか、お仕事のルールを何一つ知らないただの小学生の状態で、オーディションに行けって言われたから行って。
もう、嫌でしょうがなかったです。僕の人生で一番楽しいのは、「放課後にキックベースをすること」が生きがいだったので、“そのキックベースをしないでまで行くオーディションって何だよ!”ってぐらい思ってました。で、行ったら、ちゃんと自己紹介ができる子がたくさんいて。僕は早く帰りたいので、「こういう会社から来ました濱田岳です。好きな食べ物は特にありません」みたいな、9歳のくせにちょっと生意気言ってて。そしたら最初の審査に受かって、「じゃあちょっと残っててね」って言われて、“うざいなぁ”って思ってよりイライラして。

木村、樋口:(笑)。

濱田:「何で笑わないの?」とか言われて「だって面白くないんだもん」みたいな悪態までついて、早く帰ろう、早く帰ろうとしていて。でも、二次、三次、四次、五次ってずっと受かって、最後役をいただけちゃったんですよ。で、後日台本を見たら、“両親に捨てられてスレている子供”っていう。まさかの悪態がそこでシンクロするっていう。

木村:それで、9歳にしてデビュー。

濱田:そうです。それがこのドラマで。悪態ついてて良かったタイプです(笑)。

木村:へぇ〜。すごいな。それで、今経験してきた作品、ドラマ・映画合わせたらもう、50本以上でしょ?

濱田:どれくらいになるんですかね。けっこうな数出させてもらったような気がしますね。

樋口:初めて9歳の時にやってみて、“楽しい”って思ったんですか?

濱田:やっぱりすごく楽しくって。昨日までただの小学生でコミュニティが学校と家族しかいなかったのに、プロの職人さんたちの中に混ぜてもらったから、もう楽しくて。それでその時に、“次の日にやるシーンとか宿題としてセリフを覚えてこないと、この職人さんたちと遊んでもらえないんだ”っていう感じがすごくして。だから、一生懸命セリフを…とか上手に演技を…ということよりは、“宿題を持って行けば仲間に入れてもらえる”っていうそのサイクルで撮影に臨んでいった気がするので、すごく楽しかったです。
だからもちろん、僕が怠慢だったら…20年以上前の現場ですから、怖いおじさんばっかりだったわけ。だから子供にも容赦なく現場で怒ってくる人もたくさんいたんですけど、そういう環境にいても楽しさを教えてくれた人たちで、すごく、撮影というかお仕事というか、みんなのいる所に行くのが好きでした。

木村:それはでも、入り口としては最高の入り口だね。

濱田:そうですね。振り返ると本当にありがたいですね。

木村:逆に日奈ちゃんはどういう感じ?

樋口:私は7年ぐらいずっとダンスを習っていて、そのダンススクールの先生がきっかけで、「こういう乃木坂っていうオーディションがあるけど、経験がてらやってみたら?」っていう感じで。私はその時13歳だったので。

木村:13歳の時にはどこにいたの?

樋口:東京です。東京で、全くわけもわからず、“まあ経験になるかな?”と思ってオーディションに行ったのがきっかけです。そしたらどんどん残って…っていう感じでしたね。

木村:それで『JJ』(光文社)とかファッション誌で、モデルさんとしても。だって『JJ』は専属モデルじゃないですか!

樋口:ありがとうございます(笑)。

木村:お芝居とかは?

樋口:お芝居は、乃木坂46に入って…。あ、でも、小学生の時に歌舞伎をちょっとだけやってました。

濱田:すごい話が出てきた!

木村:何!?

樋口:学校で“子供歌舞伎”みたいな。国が、男女関係なく、お家柄とかも関係なく、普通に体験として「小学生の子が一緒にやりませんか」みたいな、“子供歌舞伎”っていうのが昔あったんですよ。そのパンフレットをお母さんと見ていて、「ちょっとやってみようか」ってことで(笑)。独り立ちしたのがそこが初めてでしたね。お母さんたちも着いて来ないで電車に乗って、お稽古に行って…って。覚えているところでは、そこでお芝居に触れたのが初めてでした。

濱田:歌舞伎…。

木村:この瞬間まではこのワード1回も出てこなかった。

濱田:ビックリです(笑)。

樋口:(笑)。でもすごく楽しかったです。すごく長くて難しいセリフが多かったんですけど、1人で覚えて、舞台で大きな声を出してやるのがけっこう楽しくて、“舞台楽しいな”って思ったのがきっかけでした。

木村:“あっ!”っていう、壁にぶつかったことってありますか?

樋口:壁ばっかりでしたね。でも、私が思ってる壁ってけっこう低かったのかもしれないんですけど、マネージャーさんに「もうダメです〜」って何回か相談した時に、「立ち上がれ! 立ち上がるんだ! 起き上がってこい!」って言われて、「もうゾンビですよ〜!」みたいな(笑)。

濱田:(笑)。

木村:マネージャーさんは男性?

樋口:男性の方もいらっしゃるんですけど、相談した時に、“弱ってる私は魅力的じゃないぞ”って意味で、「お前は何回でも起き上がってくるんだ!」って言われて(笑)。

木村:すごいね。丹下段平みたいな。

樋口:「それもうゾンビです〜」って言いましたもん。「もう無理です〜」って言ったけど、やっぱり周りのスタッフさんたちもけっこう奮い立たせてくれる方が多かったので、なんか、話終わった後には「頑張ります!」って感じで終わってはいましたね。

濱田:そんなスポ根な感じなんだね。

木村:すごいよね。「立ち上がれぇ!」みたいな。

濱田:仰っていた通り、ジョーと丹下ですよね(笑)。

木村:それこそ、小さい頃の夢って何でした?

濱田:僕は何個かありましたね。野球選手になること。その頃イチローさんが海外で大活躍してたりとか、あと、宇宙飛行士もありました。毛利(衛)さんとか、小さい頃からよくテレビに出てて、宇宙への憧れもあったし。でも1番現実的かなって思ってたのは、幼稚園の先生になりたかったです。そういう風に思った記憶がありますね。

木村:日奈ちゃんはありますか?

樋口:私は2個あって、歌手になりたいっていうのと、警察官になりたいっていう。お花屋さんとかケーキ屋さんとか周りの子が言ってたり、その時流行ってた戦隊モノの女の子とかじゃ全くなくて。「警察官になりたい」っていうのはホームビデオで言ってて、幼稚園の最後の卒園の時には「歌手になりたい」って言ってて。警察官も『教場』で少しだけ…。すごいビックリしました。

濱田:夢叶えてるね〜!

木村:そういうのある?

濱田:…ん!?

木村、樋口:(笑)。

濱田:いや、感動しちゃって(笑)。夢叶えてるし。

木村:もう、完全に叶えてるよね!

濱田:すごいわ〜!

木村:毎回、ゲストの方に「人生の1曲」というのを伺ってるんですが、今週は日奈ちゃんの人生の1曲を伺いたいと思います。どんな曲になりますでしょうか?

樋口:かりゆし58さんの「オワリはじまり」ていう曲なんですけど。

木村:選んだ理由は?

樋口:歌詞がすっごく胸に刺さるんですけど、私は、仕事に行く朝の車の中とか、終わった帰りとか、1日の始まりと終わりに聴くと、すごく1日を大事にできるんですよね。

木村:じゃあ毎日聴いてるの?

樋口:大体聴いてます。あとちょっと心が沈んじゃってる時とかに聴くと、奮い立たせられるというか、“1日無駄にしないように頑張ろう”って思います。けっこう歌詞がいいんですよ。1人で聴きながら帰ったりすると、ぐで〜ってする日も大事ですけど、“ああ、1日、何か思い出に残ることしよう”って思える曲だなって。

木村:選曲まで男らしいよね。

濱田:うん。カッコいい!

樋口:オススメです!

M1.オワリはじまり/かりゆし58

2020年12月06日Flow 第百二十三回目「拓哉キャプテン × 濱田岳・樋口日奈」Part1

今月12月のゲストは、来年1月3日(日)、4日(月)に放送されるドラマ『教場供戮廼Ρ蕕靴討い襪二人、濱田岳さんと乃木坂46の樋口日奈さんです!
一体どんなトークになるのか。お楽しみに!!


木村:二人とは、今回は教場の生徒役という形で、ご一緒したんですけど、岳くんは鳥羽暢照という役で、日奈ちゃんが坂根千亜季っていう役をやりましたね。いかがでしたか? 日奈ちゃんは今回ほんとに初めて一緒の現場だったんですけど、岳くんはもう6回目?

濱田:そんなにお世話になってますか?

木村:『月の恋人〜Moon Lovers〜』、FNSのスペシャルドラマだったりとか、あと映画でも、『HERO』でも一緒だったし。

濱田:そうですね〜。

木村:だから、風間公親っていう警察学校の教官役と生徒役ではあるんだけど、何度も一緒に現場で作業してるから不思議な感じでしたよね。

濱田:それこそ、HEROなんて同僚ですからね。

木村:同僚で、それこそ、ちょっと育ちのいい検察官やってたりとか。

濱田:はい。覚えてますもん。俺、木村さんの事を定規で頭に…。

木村、樋口: (笑)。

濱田:“なんちゅう台本だよ” と思って、めちゃめちゃ緊張したもん。

木村:そういうシーンもあったりしたし。なのに今回は、「教官!」みたいな感じで。それこそ現場で「おはようございます」って会う時も、いつもの岳くんじゃなかったもん。

濱田:いや、緊張しますよ。やっぱり…。

木村:すっごい、ちゃんと気を付けしてくれて、「おはようございます」とかって言って。そういう関係性も、今回は特別な関係性で作業がずっと続いていったなっていう印象がすごくあるんですけど。さっきチラッと日奈ちゃんに「今回の200期は生徒どうだった?」って聞いたら、「みんな、すっごい仲良くなりました」って言って。そうなんだ!?

樋口:訓練の時は、みんな全く喋らなかったんですけど、撮影が始まってから、“こんなキャラだったんだ” っていうぐらい、みんな結構明るくて気さくに話しかけてくれたりして、アドバイスもしやすかったです。現場入ってからの方が、「あそこの行進ちょっとズレてるから」って、みんなで言いやすくなりました。

木村:今回の教場っていう作品、中江組なんですけど。中江監督って、すごく妥協しないし、ほんとに日常みたいなシーンでも細かく切り取ってくれたりもするから、撮影時間っていうのはググっとかかったりもするんだけど。200期のみんなはどう思ってたのかなって、僕からはすごい興味があったんだけど。前作も今回みたいな作業の進み方だったから、それこそ夜の1時ぐらいに「え〜、じゃあ次のシーンのドライ行きま〜す」っていうのは、わりとあったから。逆にそういう時間になってくると、「そうそう、これこれこれ〜」っていう感じで僕はいたりしたんだけど、“みんなはどうだったのかな” と思って。

濱田:僕は中江監督は十代の頃に映画でお仕事したことがあるんですけど、僕も何か「これこれ」って感じがしましたよ。思い出す感じというか。この痺れる感じが癖になるというか。

木村、樋口: (笑)。

濱田:「俺たち中江組でやってるぜ!」って思っちゃうタイプでしたね、僕は。

木村:日奈ちゃんはどうだった?

樋口:それこそ、初日の教場でのセットでの撮影が長かったですよね。

濱田:前編の最初の長いシーン。

木村:ああ、あそこね! あそこは、そうっすね! かかりましたね!

樋口:風間さんのセリフ一つ一つがグサグサきて。涙出そうでしたもん、私。

濱田:一番近いもんね。

樋口:一番近いから、なんか自分でも分かんない感情まで来てました。なんでこんな涙たまるんだろうみたいな(笑)。

濱田:ドラマ始まったばっかりだからね。

樋口:始まったばっかりで、私初めてだったので。

木村:風間って、そんな存在だった?

樋口:初めもう、怖かったですね。でも、その長いのをみんなで乗り越えるから、より絆は深まったなって思いますね。

木村:他にも、福原さんだったりとか、矢本だったり、杉野くんだったり。あとSnow Manのね、目黒だったりとか。あと郷敦くん、あと岡崎さんがいたり、戸塚さんがいたり、高月さん、樋口日奈ちゃん。あと必殺の副教官見習い、松本まりか様が…。

濱田:何でしょうね〜。セクシーでしたよね。

樋口:セクシーでしたね、存在が。

濱田:存在がセクシーだったな。

木村:今回の教場のお話が来た時って言うのは、教場の第一弾のものは観た状態で説明があったんですか?

樋口:はい。

濱田:はい。もちろん知ってました。やっぱり最初に観た時のインパクトがすごくて。やっぱり同業なら分かる重さというか、“これは相当な覚悟をもってみなさん臨んでるんだろうな” っていうのが分かる作品だったので…。

木村:あっ、出演者目線で観ちゃう。

濱田:観ちゃって、“これはすごいドラマが出たな” と思って。そういうインパクトが残ってたんですね。で、僕32歳ですし、油断してたんです。まさか生徒(役)が来るとは思ってなくて。そしたら、「教場の続編があります。生徒役で。」って言われた時に、素直に嬉しいんですけど、あれほど重厚な作品に出れるかもしれないっていうのは嬉しいし。けど、僕は中江監督の十代の頃の思い出があるので、「中江監督。で、木村さんの風間教官。う〜ん」って…。

木村:二匹の鬼がいる感じ(笑)。

濱田:ちょっとね、正直、尻込みしたんですよ。だけど、これは出なきゃ損だし。これ逃げちゃいけない、立ち向かおうっていう、もう勝負っていう覚悟で「ぜひ、お願いします!」っていう返事をしました。

木村:いや、嬉しいですね。そういう風に言ってもらえて。逆に、日奈ちゃんなんかは、話聞いてびっくりしたんだけど、髪30儖幣綫擇辰燭痢

樋口:そうです。グループで一番、乃木坂46の中で一番長かったのを一番短く切って。

木村、濱田:えーーー!

樋口:初ですね、この長さは。私は一視聴者として前作を観ていたので、それでも画面からすごい緊張感。「うわ〜、これ、すごっ!」って思うものがあったから。マネージャーさんに、まず「髪切れる?」っていう風に言われて、「もちろん切ります」って。私は、こんな夢みたいなことってことで、すぐ「切ります」って言いました。

濱田:へー! すごい!!

木村:逆にメンバーのみんな、びっくりしてませんでした?

樋口:びっくりしてました。「何で切ったの?」から始まって、まだあんまり言えないかなって思ったので、「ドラマのお仕事で。」「何の?」「警察学校の」「誰の?」「木村さんの」「は〜っ! 教場でしょう!」ってみんな(笑)。

木村:何でそんな詮索されるの?

樋口:やっぱり、みんな気になりますね。それぞれのお仕事っていうのは。

濱田:だって、30cm以上いきなり切ったわけだもんね

樋口:ずっと長かったから。

木村:だって一番長かったわけでしょ。

樋口:しかも、「絶対切らない」って言ってたので。それは相当の何かがあったんだろうと、みんなは。でも、みんな喜んでくれました。

木村:あ、ほんとに?

樋口:はい。みんな前回のも観てましたし。

木村:その話聞いて、わりと出演者の女性の中では、人によってはウィッグで撮影に臨まれてる方もいたじゃないですか。それで、パッと見た時にどう見ても地毛だなって。本番中はもちろん風間ですけど、「じゃ、ちょっと壁外しま〜す」っていって待ってる間とか、「どう見ても、この人は地毛だな」って思う人が目の前にいたから。「あれ〜!?」と思って。

樋口:風間さん、まず「地毛?」って聞いてくださいましたよね。あの教壇から、「それ地毛?」って(笑)。「はい」って(笑)。

木村:いや、聞きましたよ。びっくりして、だから。普段は乃木坂で活動している子なのに、今回の教場の撮影で髪バッサリ。ね! いってくれちゃってるから、大丈夫だったのかなと思って。すっげーびっくりしたんですよ。

濱田:そうですよね。やっぱり教壇に立つと、そういう圧ってあったりしますか? みんなの覚悟もあるじゃないですか。例えば、バッサリ髪切って臨んできましたとか。みんな、それ相応の想いで来てるから、教壇に立つと一人で受けなきゃいけないじゃないですか。

木村:みんな見てますからね。

濱田:そうですよね。

木村:みんな見てますから。

濱田:で、あの量のセリフ言わなきゃいけない(笑)。

木村: (笑)。量は、そんなないですけど。いやでも、すっごいみんなの目線は浴びてましたよ。

樋口:みんな向きますもんね、風間さんに。

木村:圧はあるよね。バヒョーンってくるよね。圧はすごいあったけど、でもそれに対して、たかだか10cmぐらい高い教壇に立つことによって、クラス全員の目がどこを見てるか、彼は何を思ってるか、彼女は何を思ってるかっていうのを、自分のアンテナ張り巡らして感じ取る感じが、それこそ覚悟をしてあの場所に立たないと向き合いきれないなっていうのもあったし。
だから、今名前を読み上げたメンバー以外にも、レギュラーのみんないたじゃないですか。そういう人たちも、ほんとに細かい瞬間、「あれ今、あいつ笑ってない?」っていうのが感じ取れちゃったりした場合に、“どうすんだろ?” っていう。“今テストだけど、もしかして本番もそれでいくのかな” っていう。“今、笑うとこじゃないよね” っていうのが、ほんとに細部まで視界に入ってないと出来ないなっていう。

濱田:やっぱり、そういう木村さんの思いもあってさ、おれらの緊張感もあったんだよね。見られてるっていうかさ。目は合わせられないんだけど、でも絶対背もたれ使ったらダメだよな。絶対ばれるぞ、これっていう。

樋口:みんな無言の(笑)。

木村:あれはでも、警察学校っていう舞台がそうしてるんだと思うんだけど、ほんとに授業中、教室の中にいる間、椅子の背もたれに背中を付けてる人が最初から最後までいなかったからね。
それで、この決まりがそうさせたんだと思うんだけど、「気を付け!」ってなった時に、ザッて立ち上がるんだけど、その時に椅子がゴーッてなっちゃいけないんだよね。椅子がガッて動いてもいけないし、机にガッて当たってもいけないし。要は何も当たらないでザッて立てる位置で、いつ号令がかかってもいい状態のスタンバイでみんな座ってるんですよね。

濱田、樋口:そうです。

木村:頬杖とかも絶対ないんですよね。

濱田、樋口:ないです。

木村:要は足の上に手を置いて授業を聞くか、メモりたい人はノートを開いて今行っている授業をメモするかどちらかですよね。俺、絶対無理!

三人: (笑)。

木村:自分だったら、ほんともう、“どうすりゃいいんだ” とか思っちゃう。

樋口:でも、そうなってしまう空気でしたよね。逆に緩めなかったですよね。

濱田:緩めなかったね。椅子の気持ちいいところに、全然座れないんだよね。がんじがらめのところに座ってなきゃいけないから。全然気持ちよくないんだよ、椅子が。

木村:そうなんだよな。みんな、こうやって座ってるんだよな。机の下に足は入るんだけど。何て言うんだろう。

樋口:すっごい浅く座る感じですよね。

木村:そうそう。椅子にめちゃくちゃ浅く座る感じ。椅子引き気味の、浅めに座り、いつでも号令がかかったらザッて立てるっていうポジションに、ずっとこう座っていましたね。授業中。ありゃ疲れるよ。

M1.You Gotta Be_Des'ree

2020年11月29日Flow 第百二十二回目

今週は、みなさんから頂いたメッセージを元にトークしていきます!
最後までよろしく!

まずは今月、たくさん頂いた誕生日メッセージの中から1通紹介させて頂きます。

【千葉県 miosora 女性 37歳】
11月13日、48歳のお誕生日おめでとうございます。
後日インスタですぐに「たくさんのおめでとうrepostありがとうございます!」とポストしてくださり、みんなのメッセージ届いてるんだなと嬉しくなりました。
今年一年も拓哉キャプテンにとって、オリジナルスマイル溢れる楽しい日々となりますように!


木村:ありがとうございます。こうやって、ラジオのスタジオに来たりとかすると、『Flow』に着ているメールだったりとかに目を通すことが出来るんですけど、普段やっぱり撮影現場、特に『教場』なんてそういうメッセージが来るようなことはそんなにないですし、関係者の方が仕事場で「1日早いですけど、誕生日おめでとうございます」みたいな感じで、お祝いしてくださることは、CMの現場だったりとか、雑誌の取材の現場だったりとかではあるんですけど。みなさんから実際にバースデーメッセージをいただいて、それに目を通すってあんまり無い中、今、自分がやらせていただいてるインスタグラムの方にたくさんのrepostっていうところで上がるじゃないですか。そういうのを見て、「わー、すげーみんな送ってくれてる」っていうのを目にしたので、「あーそっか! 俺、repostを読んでることをそのまま伝えればいいんだ!」と思って、それでああいう形にさせていただきました。
そして、そこに「行けるだけ行ったります!」って言葉を添えさせていただいたんですけど。そうですね〜。言葉の通りなんですが、“まだまだ” っていう気持ちもめちゃくちゃありますし。あるんですけど、今こういうコロナ禍の状況も正直事実としてありますし。いろんなことを制限あるかもしれないけど、“行けるだけ行ったろうかな” と思っているので、それをそのまま言葉にさせていただきました。ほんとにたくさんの気持ちをね、写真を添付してくださって、メッセージを添えてくれた皆さん、ありがとうございました。感謝してます。

続いては、こちらです。

【三重県 タケちゃん 男性 25歳】
『教場』のドラマアウォード2020での作品賞グランプリおめでとうございます!
また演出賞では『グランメゾン東京』で塚原さんが受賞されてましたね!
キャプテンが関わった作品でこの様に表彰されるのは、ファンとしてもとても嬉しく思います!
まだまだ寒い日が続くと思いますが、お身体にはどうかお気を付け下さい!


木村:すげータケちゃん、よく知ってんな! そうなんですよ。作品賞のグランプリということで、とても栄誉のある賞を『教場』という作品が獲らせていただきまして。それをスタジオで監督と同じタイミングで聞くみたいな。渡辺恒也っていうプロデューサーが現場に行って、僕らの代わりにトロフィーを受け取ってきてくれたらしいんですけど。そのトロフィーを「こんなの頂いちゃいましたよ!」ってスタジオで見せていただいて。「持たせて!」とか言って、監督とか俺とかみんなで「結構重っ…」とかって言って、喜び合ったのはつい最近あったんですけど。
でも、すぐに中江監督とも、それは意識は共通してたんですけど、今年のわりと早い段階で前作プロデューサーとして関わってくれていた西坂っていうスタッフが亡くなったので、「これは全部、あいつに捧げるもんだからいいんじゃないですか」っていう感じで。今撮影している『教場2』も彼に捧げるという気持ちが僕も監督も共通して大きくあったので、すぐに気持ちは切り替えて、すぐに撮影っていう感じではあったんですけどね。

あと、『グランメゾン東京』の監督をやってくれていた塚原さんからも連絡が来て、「グランプリおめでとうございます。あと監督賞で、私いただいちゃいました!」みたいな感じで。「いや、最高でしょ。それ!」っていう。自分が現場で一緒に作業させていただいた人が表彰されるって、やっぱり嬉しいっすね。たまんねーな! っていう感じではあったんですけど。これは、違う現場で違う作品なんだけど、でも自分の気持ちが込もった各々の現場だったりすると、その気持ちを込めた作品が選ばれたりすると、すごい嬉しかったですね。

撮影現場。そうですね〜。今、“もうちょっとで” っていう感じなんですけど。ポロリ、あんのか? 来月のFlowのゲストは、どういう感じで行くんですかね〜。『教場2』から誰かって…。1年前はちょうど前作の『教場』の生徒役で出演してくれていた三浦翔平と大島優子がFlowのゲストに来てくれてね。その後、『GYAO! 』の『木村さ〜〜ん!』のロケにも同行してくれたっていうのがありましたけどね。さすがに今年は、どうなんですかね〜? 難しいんじゃないですか?

続いては、今月のマンスリーゲスト「Creepy Nuts」の感想メッセージが届いています。

【静岡県 人生初投稿 男性 57歳】
過去の人生の失敗によってドン底な精神状態でラジオを聴いていました。
Creepy Nutsの2人の「サッカー」「バスケット」に関する経験を聞いて、私にとって人生失敗の原因になった「野球」と全く同じだと、驚きました。
詳細は抜きにして、自分の人生を言葉で定義付けしてもらったようで、心も身体も震えました。
2人が笑いながらこの話をしているということは、既に自分の中で消化(昇華)できているのだと思いました。
それは今、成功したからこそでしょうから、自分も頑張って今の状況を脱することができれば、いつかきっとそうなれるのだと勇気づけられました。
57歳男性で木村拓哉ファンだというとドン引きされるでしょうが、今回のことではっきり言えるのは、木村拓哉の前では誰もが恰好つける必要がなく、虚勢を張らず素直な自分を出すことができるということ。
私が木村拓哉ファンである理由の1つです。
これからも、私のように声に出すことのない木村拓哉ファンのために、素敵なスターでいてほしいと願います。
長々と失礼しました。


木村:「私のように声に出すことのない木村拓哉ファンのために」みたいな。いや、出してくださいよ〜。逆に、声に出さないっていう風にしっかり言われることの方が恥ずかしいですよね(笑)。「ファンだって言うと良くないよ」みたいな。いやいやいや、やめてください。どんどん言ってください(笑)。良かったら。

Creepy Nutsとのトークは、ほんとに初対面だったんですけど、初対面だったのにFlow史上最長だったんじゃないですか。結局3人で3時間ぐらい喋ってましたよね、確かね。
その前の最長記録を持ってたのが鈴木京香さんだったんですけど、鈴木京香さんの2時間半弱っていうのをCreepy Nutsの2人がまんまと抜いたらしいです。すごく話が盛り上がりまして。やっぱり極めるっていう、自分と向き合って極めていったあの2人の話を聞いてたら、すごい刺激を受けましたよね。だから俺、その後、情熱大陸とか観たのよ。びっくりしちゃって、2人出てきて。“あれ!” とか思って。だからもし、Flowのゲストで来てなくて、世界一を獲ったDJと日本一に輝いたラッパーの2人っていうので観てる情熱大陸じゃなかったから。なんか知ってるやつが情熱大陸に出てるみたいな感じがして、すごく誇らしかったですね。
Flowのオンエア中に、Creepy Nutsのファンのみなさんからもたくさんツイッター上でお言葉をいただいたみたいで、すごくありがたかったですね。ありがとうございました。

そして、こんなメッセージも届いています。

【神奈川県 オカタロウ 20歳 男性】
自分は今、20歳なのですが最近親の影響もあり80年代の洋楽にハマっています!
マイケルジャクソン、クイーン、ワム、ペットショップボーイズ、フィルコリンズ。
あの頃の洋楽はいい曲ばかりだなと思いながら聴いています!
キャプテンが好きだったり、お気に入りの80年代のアーティストは誰ですか?


木村:そうね。だから、オカタロウの両親は僕と同世代なんじゃないですか? バリバリ! ちょっと先輩なのか。でも、80年代と言ったら音楽自体もそうなんですけど、MTVっていうのが始まりまして。楽曲とともに、今ではミュージックビデオっていう人が多いですけど、昔はPVだったよね。プロモーションビデオだったよね。それを、プロモーションビデオっていう概念をひっくり返したのがマイケルジャクソンっていう人で。彼はもう完全にショートムービーって呼んでましたからね。それぐらい、マイケルジャクソンが手掛けた、手掛けたっていうか出演されていたミュージックビデオっていうのは、もう〜〜〜、無条件に僕らみんな観た、みんながひっくり返ってたっていうか。“なんだこれ!” って思ってましたよね。だから、楽曲を通じて、“この曲いい曲だな” っていうよりかは、マイケルジャクソンに関しては、“なんだこの人” っていう。“なんだ!このカッコよさは” っていうところで…。もう、出会いが強烈すぎましたよね。それでミュージックビデオで、ある曲を知ったあとに色々曲がフィードバックしてくるっていうか、“あ、じゃ、この曲はどうなんだろう? この曲はどうなんだろう?” っていう風になってくると、その曲にともなったミュージックビデオっていうのが、マイケルが出演されたものがどんどんどんどん出てきて。と同時にヘビーメタル、アメリカの。マイケルの時間があったと思えば、多少ポップスもあったんだけど、でも、結構やっぱりヘビーメタルが流行ってたかな。
すごい流れてましたよ。ミュージックビデオ。それこそ、ガンズ・アンド・ローゼズしかり。エアロスミスがカッコイイPV作ってましたよね〜。常に、超カッコよかった。もちろん、ガンズもカッコイイんですけど。いっぱいあったな。スキッド・ロウだったり、シンデレラだったり、ポイズンだったり、モトリー・クルーも。モトリーも、PVすごいしっかり作ってたよね。この曲のPV観たときに、俺、“将来、絶対にハーレー乗ろう” と思った。

M1.Girls, Girls, Girls/Mötley Crüe

2020年11月22日Flow 第百二十一回目「拓哉キャプテン × Creepy Nuts」Part4

11月のゲスト「Creepy Nuts」のお二人とのトークも今週が最後です。
今日は、皆さんから頂いたメッセージを元に、三人でトークします。
そして、DJ松永さんの人生の1曲も伺います。最後までよろしく!

まずは、こんなメッセージが届いています。

【静岡県 ぽんぽんぽこたん 男性 16歳】
木村さん、こんにちは。
僕は高校2年生なのですが、クラスの女子と上手く喋れません。
クラスの女子に限らず、自分の年上か同年代の女性と上手く話せません。
女性と話すと顔と耳が熱くなり、鼓動が早くなり、男友達と話すときとは明らかに違う話し方になってしまいます。
女性にもスマートに対応できる木村さん、どうしたら緊張せずに上手く話せるようになりますか?


木村:16歳。今現在。出来ました? 会話。16歳の頃。松永は?

DJ松永:学生時代は全く出来ず。

木村:女子と?

DJ松永:女子と。しかも、“女子と話してるのがカッコ悪い、恥ずかしい” と思ってしまい、“女子に興味ないのがカッコイイ” と思って、全ての女子から話しかけられる言葉を無視するっていうのを自分に課してて(笑)。

R-指定:嫌な奴(笑)。

木村:マジで!?

DJ松永:ずっとやってましたね。でも、そういうのだと女子に話しかけられても顔がめちゃくちゃ強張って無視するんですよ。俺、絶対。だから、面白がって女子が遠くから、からかって「おーい、松永!」みたいな感じで言ってくるんですよ。そしたら、「な、なんだ、なんだ」とか言いながらこうやって…。

木村:完全に女子からしたらアトラクションだよね。「話しかければ、あいつがあー変わるんだ」っていう。

DJ松永:如実に「はっ、はっ…」てなるから。

木村:へー。もったいねーなー。

DJ松永:ダメでしたね。学生時代に関しては。

木村:R-指定は?

R-指定: (笑)。笑ってる俺も同じような感じで。僕は逆にしゃべり過ぎてまうみたいな。女の子が喋りかけてくれたら、「おっ!」みたいな感じで余計なことをいっぱい喋っちゃって変な感じになるみたいな。

木村:へー。じゃー、ぽんぽんぽこたんには何のアドバイスも送れない。

R-指定:でも、松永さんは、最近はスムーズに女性と喋れるようになった。むしろ、全然俺より上手に喋れるんですよ。今は女性と。

木村:それは何の変化があったの?

DJ松永:仕事だからなんですよね、これは。プライベートになると、あんまりダメですけど。

R-指定:俺は仕事なのに喋れない(笑)。あたりまえのように喋らなあかんのに、「えっ…」ってなってしまって。

木村:でも二人、ラジオやってるじゃん。そこに綺麗なタレントさんだったり、女優さんだったり、アーティストだったりが来たらどうなるの?

DJ松永:女性を目の前にすると、R-指定は全ての機能が停止するんですよね。全然ダメなんですよね。

R-指定:ぽんぽんぽこたんと同じですね、まだ(笑)。

DJ松永:来年30歳になる男ですけど、ぽんぽんぽこたんと一緒。

R-指定:ぽんぽんぽこたん、今16やろ。まだまだ続くと思うよ。

木村:まーでも、続いた人たちが、わりとたくさんの人たちから「キャー!」って言われる存在になってますから。

R-指定:なんの奇跡か(笑)。

木村:だから、“上手く話せるようになりたい” って思ってる今があるならば、きっとそれは “そっちにシフトチェンジしていく” と思うし。“まー、いいや。俺、全然喋れなくてもいいや” って思ってた人たちが、今僕の目の前の二人みたいになってるんで…。

DJ松永:何故だろう?

R-指定:確かに諦めたんかも。上手く女性と喋ろうみたいのが。ある時期、俺も自分で口に出して言ったことがそうやもんな。「俺もう、喋られへんわ」みたいな。で、もう逆に自分の好きなことに没頭するみたいな方向もありそうですしね。でも、上手く話せるようになりたいんやったら…。

木村:絶対そっちにシフトチェンジするでしょ。Creepy Nutsは、綺麗な人たちに、もっとお会いして、もっともっとセッションした方がいいな。

DJ松永:揉まれた方がいいっすか。

R-指定:場数踏んでいかないと。

木村:絶対そっちの方がいい!
ぽんぽんぽこたんはCreepy Nutsと同じように、もっと場数を踏んでもらった方がいいっすね。16歳だから、いっぱい踏めますよ。

続いて、こんな相談メッセージが来ています。

【茨城県 ちい 16歳 女性】
キャプテン、こんにちばん!
突然ですが相談です。
私は今高校2年生で硬式テニス部に所属しているのですが、大会のときにとても緊張していつも通りのプレーができず、格下相手に負けてしまいます。
キャプテンは勝負どきに緊張したら、自分とどのように向き合っていますか?


木村:今ちいちゃんのメールを読んでて、一個だけ、“ここだけは直してほしい” と思ったのが、“緊張していつも通りにプレイができない” っていうのは、“なるほど” って思うんですけど、“格下相手に負けてしまう” っていうのが、まず相手を格下という風に見定めて試合をしているちいちゃんが、「そりゃ勝てねーよ!」っていう。

DJ松永:ほんと、そうですね。そこかもしれないですね。

木村:自分と試合をしてくれる相手に対しては、格下相手は絶対使わないようにしてほしいなっていう。

R-指定:たしかに僕、10代ぐらいの時にMCバトル出てる時に、めっちゃ自分が上手いって思ってたから、「全員倒したる」みたいに殺気立ってたんですよ。「自分より下手やから全員倒す」みたいな感じでやってた時は、大阪大会は突破出来たんですけど、全国では一回戦で敗けるとか最後まで行けないですね。やっぱり、そのマインドじゃ。

木村:「あれ? 俺、全国行ったな」って時って、どういう状況でやってたの?

R-指定:その時は、ほんまに自分の心持ちが変わった時で…。
先輩に「今年の全国大会どう?」って聞かれた時に、もう3年目やったんですね。3年目で、2回連続1回戦で敗けた3年目。「まー、いつも通りやるっすね。俺のいつも通りの感じで。」って言ったら、先輩が「お前それ、いつも言ってんで」みたいな。「全国の一番てっぺん取って盛り上げたるぐらいの。お客さんに向けてっていう、もっと前向きな気持ちでやらなあかんと思うで」みたいなことを言われて…。
自分の中でそれがすごい発見というか。それまでは、ほんまに、それこそ格下じゃないけど、相手をグワッて下にすることだけを考えてたんですけど、MCバトルっていう性質上も。でも、どっちかっていうと自分のスキルを見せつつも、お客さんをしっかりとエンターテインメントするみたいな。相手をけなすにしても、ちゃんと美味しくというか、ちゃんと相手もバンっと返してこられるような言い方で言わなあかんし。かつ、お客さんもちゃんと盛り上がらなあかんみたいな。ただ嫌なこと言うだけじゃあかんのやみたいな感じで意識が変わって。むしろ、「いいや、優勝とかは。一戦一戦勝とう」みたいな。何故なら、よく考えたら全員強敵だしみたいな。全員に負ける可能性あるし。だって、この人こういうところあるやろ。逆に俺はそこから、どんな相手でも恐れるようになりましたね。負ける可能性が絶対にあるみたいに考えてから、もっと自分的には強くなった気がしますね。

木村:今のお話にもあったけど、“エンターテインメント” っていう言葉が出てきたけど、やっぱり、やる方も観る方もエンターテインメントっていうところに行った暁には、“プレイヤーもお客さんも楽しんでないとそこになってない” ですもんね。義務になってるというか。
だから、緊張すらも「うわ、やべ。超緊張してる」っていうスイッチをちょっと変えてあげるだけで楽しむっていう。試合も楽しむ、もちろん。それで、“結果は自ずとついてくるんじゃないかな” とは思ったんですけど。まーでも、実際に世界取った男だったり、日本取った男が言ってくれる言葉なので、みんなには分かりやすく届いたんじゃないかなと思います。

そろそろ、お別れの時間が近づいてきたということで。
先週は(R-指定さんの人生の1曲)RHYMESTER聴いてもらいましたけど、今週はDJ松永さんの人生の1曲を伺います。どんな曲でしょう。

DJ松永:竹原ピストルさんの「カウント10」という曲です。

木村:マジ!?

DJ松永:ご存じですか?

木村:知ってますよ。知ってますけど、そうなんだ!

DJ松永:めちゃくちゃ好きなんです。

木村:へー。その理由は?

DJ松永:これは、本当に俺にとって、聴く時期によって効能が変わる。しかも、超劇薬の曲なんですよ。

木村:劇薬…。

DJ松永:劇薬。昔から聴いてるんですけど、時期によって全く効能が違う。俺、DJの大会は2010年に出て、6年空いて2016年に出て、2017年に出て。で、去年2019年、4回出たんですけど、2016年に向かってルーティンをめちゃくちゃ作ってる時に聴いてたんですよ、最初は。
サビが
「ダウン!から カウント1・2・3・4・5・6・7・8・9までは、哀しいかな、
神様の類に問答無用で数えられてしまうものなのかもしれない。
だけど、カウント10だけは、自分の諦めが数えるものだ。」
と言うんですよ。で、
「ぼくはどんなに打ちのめされようとも、絶対にカウント10を数えない。」
っていう歌なんですよ。
俺は、すごいその時前向きだったから、「よし、俺は絶対にカウント10数えない。9までは数えられたけど、絶対に数えずにめちゃめちゃ努力して勝ち抜いてやるんだ!」って、すごい前向きな、そういう作用があったんですけども。2016年敗けて、2017年敗けた後でホントに落ち込んでる時って、これめっちゃ残酷なんですよ。“いや、数えさしてよ” って思うんですよ。“諦めかけてる、折れかけてる人間にとって、カウント10数えさしてくれないことがどんなに残酷か” って思うんですよ。
ほんとに落ち込んでる人にとっては、めちゃめちゃ劇薬。
で、2019年ついに勝ち抜いた。とにかく全てが報われたんですよ。で、全てが報われた後の人生でも、やっぱり仕事で落ち込んだりとか、人間関係で傷ついたりだとか、あの人怒らせちゃったなとか、傷つけてしまったなとかいって、くだらない事で落ち込むんですよね。自分のない瞬間。その時は、今これを聴くと、「あっ、あの時ついに俺はカウント10数えなかったな。お前めっちゃ頑張ったじゃないか」っていう、自分を慰めてやれるような曲になってるんですよね。
今は、ほんとに落ち込んだ大事なときに聴くお守りのような曲になっていて。時期によって全く…。ほんとに前向きになれる時、めちゃめちゃ絶対聴けない超劇薬な時、今は大事な時だけに聴くお守りになる曲っていう、俺にとって人生とともにある曲です。

木村:すごいね!
世界一位を取ったDJが選んだ選曲が、まさかのアコギとブルースハープのみの1曲っていうね。聴いてて思ったけど、そっち側の立場になって物を発信できる人って、やっぱり、それだけ傷ついたり、悔しかったり、苦しかったりした思いがあった。そういう人がきっと、その人にも目線で物を考えることが出来たり、発信することが出来たりしてるんだろうなって、今、竹原さんの曲を聴いてて思いましたね。こんなデジタルな人なのに、こんなアナログな選曲をするっていう。

DJ松永:(笑)。ほんとですね。アナログ楽器しか使ってない。

M1.カウント10/竹原ピストル

2020年11月15日Flow 第百二十回目「拓哉キャプテン × Creepy Nuts」Part3

今月、11月のゲストは「R-指定」さんと「DJ松永」さんによるHIPHOPユニット「Creepy Nuts」のお二人です。
今週はどんなトークになるのか、お楽しみに!!


木村:「大阪では不良ではなかった」と仰ってましたけど、なぜラップだったんですか?

R-指定:もともと、音楽はほとんどお父さんの影響で、車の中でかかるサザンオールスターズとか、おとんの世代の小田和正さんとか、そういうのを聴いてて。小学校ぐらいの時とかも、そこまでいろんな音楽を聴いてたわけではなくて。従姉妹のお姉ちゃんとかがちょっとテレビをつけている時に、その時は2000年代の前半やったんで、ちょっとお茶の間にもHIPHOPが流れてたりしてた時期やったんですよ。
その時にはあんまり興味がなくて、小6から中1ぐらいになる境目の時に、家族でご飯を食べてる時に、SOUL'd OUTっていうグループの「1,000,000 MONSTERS ATTACK」っていう曲が流れたんですよ。で、歌詞は聴き取れなくて、何を言ってるかはわからなかったんですよね。でも、めちゃめちゃ音がカッコいいし、何を言ってるのかわかれへんのが逆に気になって、“なんや、この曲?”って言って調べて、で、“あ、これジャンル的にはHIPHOPとかラップなんや”ってことで、急遽TSUTAYAに走りまして。でも、お金ないからレンタルですよね。「HIPHOP」「日本語ラップ」って書いてある棚の所に行って、なんとなく見たことのある名前、それこそ“Zeebra…テレビとかで聞いたことあるぞ”、“RHYMESTERも聞いたことあるな”みたいな。それを、全部まとめてレンタルして家で聴きまくったら、もうすっかりハマってしまって。

木村:へぇ〜!

R-指定:なんか、それまで聴いてた歌謡曲と違ったのが、“この人たち全員、自分のこと歌ってる!”みたいな。普通の歌手って、自分の名前を言い出してから歌わないじゃないですか。でも、HIPHOPで衝撃やったのが、「俺がZeebra」って言ってから歌ったりとか。“歌って、自分のことを歌っていいんや!”って思って、それで強烈に興味を持って。かつ、“韻を踏む”という行為をどうやらしてるらしい、と。“なんか面白い、似た響きが聴こえる。あ、これは韻を踏んでるんや”みたいな。そういう歌詞の構造と、自分のことを歌っていいというジャンルの特性みたいなところに、強烈に惹かれて。それでずっと聴き漁ってた時期が中学生ぐらいの時なんですよ。

木村:中学生でそこまでいったんだ。

R-指定:影響という意味では、RHYMESTERの皆さんも別に不良ってわけじゃないんですよ。いろんな日本のラッパーの名曲とかレジェンドたちを聴いてると、すごいやんちゃでカッコいい人もおるし、それもめっちゃ好きなんですよ。悪いHIPHOPとかいかついHIPHOPも大好きなんですけど、中学生の時に聴いてて“俺の人生と関係ないか”みたいな。“聴くだけのもんや”って思ってたんですけど、RHYMESTERを聴いて、「別にHIPHOPは不良じゃなくても誰でもやっていいし、お前、今このHIPHOPを聴いてカッケーって思ったよな。その思った感情が正しいから、やってみたらええやん。なぜなら、俺たちもそう思ってやってるから」というメッセージを歌の中で歌っていて、“じゃあ、俺もやっていいんかな?”みたいに思えたんですね。

木村:すごいすごい。すごいなぁ〜! 人のアンテナって、いろんな電波を拾うんだな(笑)。松永さんなんですけども、出会いは何ですか?

DJ松永:出会いは中学2年生ぐらいの頃ですかね。すごい歳上のお姉さんがいる友達がいて、その人はクラブとかに行ってたり、あと裏原系のストリートファッションが流行ってた時期なんで、そういうのにも詳しくて、その延長線で友達のお姉ちゃんから「こういう音楽があるんだよ」って教えてもらって、聴いて、それで“あ、カッコいいな”って思ったんですけど、更にどっぷりハマったきっかけが、ラジオなんですよ。
当時、まさしくこのTOKYO FMで、RHYMESTERが深夜番組で「WANTED!」っていう音楽番組を…。

木村:(R-指定と)おんなじRHYMESTERなんだ。

DJ松永:そうなんですよ。全く一緒で。で、そこで「WANTED!」を聴いて、そこからラジオとHIPHOPをむちゃくちゃ両方好きになるんですけど、1つのラジオ番組をめっちゃ好きになったらそのパーソナリティの表現するもの全部好き、そのパーソナリティの一挙一動全部好き…っていう病気になってしまって(笑)。そこでもうRHYMESTERがどうしようもなく好きになってしまうんですよ。
で、RHYMESTERの「WANTED!」を聴いて、いろんなHIPHOPアーティストがゲストで来るんですけど、聴いたらもう速攻でTSUTAYAに走って行ってレンタルでCD借りて、聴いて勉強したり。

木村:やってること全く一緒なんだね!

R-指定:そうなんですよ(笑)。全然違う土地で同じことしてたって(笑)。

木村:とりあえずTSUTAYAに走るっていうね。

R-指定:お互いの地元に、でっけーCDショップというよりは1番近くにTSUTAYAがあって、お互いお金がなかったからレンタルで聴いてたんですよね。

木村:「TSUTAYAありがとう」だね。で、音楽を聴いて一緒に言ってみるっていう行為に走るのはすごくわかるんだけど、なんでそこでラッパーではなくDJを選んだんですか?

DJ松永:俺もやっぱりRHYMESTERを聴いて、“ちょっとラップやってみたい、ステージで客を沸かせてみたい”っていう気持ちがあったんですけど、すごい目立ちたがり屋なんですけど、こう…恥を恐れるから…。

R-指定:(笑)。

木村:恥!? “恥を恐れる目立ちたがり屋”!

DJ松永:今、ラッパーを「恥」って言いましたけど(笑)。

R-指定:俺いつも気になるん、その話(笑)。

木村:あれでしょ? いっしょくたに“ラッパー”に対しての恥ではなくて、ラッパーとしてマイクを持った後に、“あ、なんだっけ?”とか、自分がかく恥ってことでしょ?

DJ松永:そうです。あと、かつ、プラスしてより失礼なんですけど、歌詞を書くってちょっと恥ずかしいじゃんって(笑)。

R-指定:お前な! いつもやってんねん、俺、横でそれを!

DJ松永:歌詞を書いてそれを歌うって、到底出来ないなって思ったんですよ。下に下げたところに、“DJっているな…”みたいな(笑)。

R-指定:「下に下げた」とか言うな!

DJ松永:(笑)。“DJっている!”ってなって、なおかつ、俺はRHYMESTERみたいにラップグループを組みたかったんで、ガーって歌ってるラッパーの横で涼しい顔して佇んでるDJの人って、よりクールでカッコいいんじゃないかと思って(笑)。“じゃあDJや〜ろう!”っていう、すごいあさましい考えで始めたんですよ(笑)。

木村:で、その大会?にエントリーして。その間の自分っていうのはどういう感じでエントリーしてたんですか?

DJ松永:なんか、田舎で、1人地元でDJやってるのは俺だけだったんですよ。HIPHOP聴いてるのも俺だけだったし。で、みんな出来なかったことだったから、みんなが俺がスクラッチ出来ることにワッって驚いてくれたり感心してくれたりしたんで、“DJが上手いってことが自分のアイデンティティなんだな”みたいになっていって。
それで、スクラッチ、DJの技術を極めに極めたところが、この自分がエントリーした「DMC」っていうDJの大会だったんですよね。
もう本当にスクラッチが異常発達した人は、スクラッチのノイズだけで数分間の演奏を成立させることできるんですけど、それがターンテーブル上で奏でる音楽、「ターンテーブリズム」って呼ばれるものなんですけど、“あ、そういうのがあるんだ”と思って。じゃあ、1番上手いヤツが集まる所でエントリーして、そこで1番上手いってなったら、もうそれこそ自分に自信が持てるし、より自分がDJが上手いというアイデンティティを確立させられるなと思って、そこに進もうと思ったんですよね。

木村:それで実際に(世界大会で優勝を)獲り。これはいきなりスーパーサイヤ人になっちゃうよね。

DJ松永:そうですね(笑)。

木村:(DMCの)北海道大会でまず、“俺、テクニックついたかも”ってなって、で全国大会出てやってみたら、“あれ?”っていう。“俺、頭金髪になってね?”っていう。

DJ松永:そうですね、はい(笑)。

R-指定:確かに、日本獲って世界行くまでの間に、何がとは言えないんですけど、“進化した感”みたいな。ポンポンっていって、で、気付いたら、今までもすげーDJっていうのは大前提やったんですけど、横におったヤツが次の日にはなんか世界一のヤツになってる…みたいな。すごい変な感じでしたね。

木村:まあ、今っぽく言うならば、サイヤ人じゃなかったのかな。今っぽく言うならば、1日にして「柱」になったような感じ。

R-指定・DJ松永:鬼滅の刃(笑)。

DJ松永:でも、獲るまでにけっこう時間はかかったんですけどね。最初にエントリーしたのが2009年とか2010年とかなんで。そこからけっこう負け続けて、2019年に(世界一を)獲ったんですよね。

木村:世界大会を獲るっていうのは、何が必要なんですか? だっていろんな、もちろんアメリカからも来てるだろうし、地元ロンドンからもエントリーしてると思うし。どんな人たちだった? 世界大会にいた人たちって。

DJ松永:もうホントに、それしかやってないような人たちですね。仙人みたいな集まりなんですよ。やっぱり、「DMC」っていうターンテーブリスト、ターンテーブリズムの業界って、技術が発展しすぎて、もう音楽業界の中ですごい異質な存在になってるんですよ。もうちょっと昔、音楽業界って近かったんですよ。だから、ターンテーブリズムを極めたら音楽業界でも認められるような存在だったんですけど、もうマニアックになり過ぎて、誰にも理解されないような業界になってしまったから、もうみんなDMCっていう数分間のルーティン、演目をルーティンって言うんですけど、ルーティンを作るために1年間を費やしてるんですよ。だから、音楽業界で売れるとか有名になるとかじゃなくて、本当に俗世から離れた仙人みたいな人しかターンテーブリストにはなれなくって。
だからもう、「日本2位」っていう戦績は不服だったんですよ。その不服な最終戦績を背負って生きていくのがマジしんどくって。“いや、俺はもっと上手い、どうだ!”っていう肩書きを持って生活をしないと、俺はダメだと思って。もう呪いみたいになってて、その呪いを解くために(大会に)出ないと、っていう使命になっていって、で、(2位だった)翌年の2017年に出るんですけど、でも1年でその数分間の演目を作るのってやっぱり難しくって。

木村:そっかそっか。

DJ松永:完成させるのは難しいんですけど、自分の引き出しを全部開けたからもう焼き直しみたいなものになってしまって、似てるようなものの劣化版みたいになってしまって、次は順位を落として日本3位になってしまうんですよね。それでめちゃめちゃ落ち込んで、地元の新潟に師匠がいるんですけど。

木村:師匠?

DJ松永:師匠は2016年の世界チャンピオンなんですけど、けっこうボロボロになって帰ってきて師匠の元に相談に行ったら、「もう、お前は5年ぐらい出るな」って言われて(笑)。「今もう1回ルーティンを頑張って1年かけて無理やり作っても、お前の手癖でしか作れないし、審査員にお前の手癖はバレてるから、順位を落としていく一方だから、1回出るのを止めて、お前の積み上げたもの、正解みたいなものを1回まっさらにする何も考えない時間を設けろ」と。かつ、「自分のスキルの底上げに数年間を費やせ」って言われたんですよね。

木村:すげぇな、師匠。

DJ松永:“まさしくそうだな”って思って。で、1年間出ずに、でも無理やり2019年に出ちゃうんですけどね。もう、「最終戦績3位」っていうのが辛すぎて。でも、Creepy Nutsとしては活動は軌道に乗ってるから、いろんなメディアに出てプロフィールを紹介されるんですよね。そこで「日本3位の松永さん」って言われるのがマジで恥ずかしくて。“いや、もっと出来るはずなのに”って思った状態で日本3位って言われるのがしんどすぎて、ホント具合が悪くなってくるんですよ(笑)。その呪いを解きたくて解きたくてしょうがなくって、半ば無理やり2019年に出て、奇跡的に(世界1位を)獲れるっていうことが起きたんですよね。

木村:でも、それは獲れたから今こうやって笑ってられるじゃない? でも、その師匠すごいね! その人は、普段もDJをされている人なんですか?

DJ松永:その人は、俺から見て超天才なんですよ。努力もあった上に、元々のセンスも素晴らしい人なんですけど、新潟で、農家の息子なんですよ。その人は、魚沼産コシヒカリを作ってる人なんですよ。

木村:マジ!?

DJ松永:マジで(笑)。俺がその人の家に行ってDJを習ってたんですけども、携帯の電波も入らないような山奥の家に住んでる人で。で、農家の長男なんで、農家をやらないって選択肢が無い人なんですよ。だから、その人は泣く泣くDJを引退してるんですよ。

木村:今はお米を作ってると。

DJ松永:今はお米を作ってます。その人にずっと教えてもらって。その人も仙人みたいな人で。

木村:へぇ〜! なんか話を聞いてるだけだと、もう“フォースを身に付けるか否か”みたいな。

DJ松永:そうです、そうです。

R-指定:でも、マジDMCの人はそんな感じやんな。

DJ松永:フォース…そういう領域というか。

木村:(笑)。新潟にヨーダがいるんだね。すごいな〜。いろんな過去があったけど、今笑えてるっていう。そして“生きてる”という。

DJ松永:ホントにそうです。

木村:まあ、これからに向かってのCreepy Nutsのお2人がいてくれてることに“良かった”って思うんですけど。毎回ゲストの方に「人生の1曲」っていうのを聞いてるんですけれども、今週はR-指定さんの人生の1曲を伺いたいと思います。

DJ松永:そうですね。先ほどもお話ししました、RHYMESTERの「ザ・グレート・アマチュアリズム」という曲がありまして。これは、僕が全然不良じゃない、僕みたいなヤツががラップをしていいのかなって思ってた中学生時代の自分に、「いや、お前もラップをしていいんやぞ」って、RHYMESTERが肩を押してくれた曲というか。
その曲の中では、RHYMESTERほどのベテランで一線級のスターの人たちが、「こちとらシロウト」って歌うんですよね。「偉大なるアマチュア トシロウト」って言えるのって、ものすごい素晴らしいなというか。この、“ホンマにHIPHOP大好き”みたいな、夢追っかけてるヤツらさえも肯定してくれるというか。で、「止まらない初期衝動」で、その初期衝動のまんまにやっちゃえばいいんや、っていうのを俺は言ってもらった気がして、この曲が人生の1曲やなって。

木村:まさにそういう感じですね。それがあったから今ここにいるっていう。

DJ松永:そうですね。

M1.ザ・グレート・アマチュアリズム/RHYMESTER


top_back