木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2018年11月04日Flow 第十四回目「拓哉キャプテン×マツコ・デラックスさん」 Part1

今月のゲストは、マツコ・デラックスさんです!

ご存知の方も多いと思いますが……実は2人は同じ高校の同級生!

お2人の、意外な?交友関係についても伺っていますよ!


木村:今月のゲストはこの人、マツコ・デラックスさんです! ありがとうございます!

マツコ・デラックス:すごいね、あんたね。そこがあんた超一流なんだね。
急にスイッチ入れられるんだね、今びっくりしたわ。

木村:どのへんに?

マツコ・デラックス:「やろうやろう」って私が言った3秒後には……。

木村:やってるよ?(笑)

マツコ・デラックス:あんたって、こんなに声張るんだね。

木村:いや、声は張ってないけど。
うちらがもともと同じ高校に行ってたとか、そういう話をする必要がないぐらい世の中には伝わっていると思うんだけど。

マツコ・デラックス:うん。

木村:「プライベートで会ったことありますか?」ってスタッフから聞いてこられてるんだけど、これ、どうしておく?

マツコ・デラックス:会ったことあるってなっちゃうと、私も色々言ってしまいそうだから(笑)無いっていうことにしておくか。
私、本当にダメなオカマだ。

木村:そういところでね、オカマというワードをあなたね、ちょっと便利に使いすぎてる。

マツコ・デラックス:あ! バレてる! あなたすごくイヤな人!(笑)
本当にね、私は良くないなって自分で思うんだけど。男でもない、女でもない、何物なんだっていうところで、皆さんが私に対してなんらかの決定打みたいなものを出せないことを、四半世紀ぐらい使ってる(笑)。本当良くないね、今日はやめるわ(笑)。

木村:うちらが通ってたあの高校に行ってた時っていうのは全然使ってないでしょ?

マツコ・デラックス:使ってなかったね、ああいうところで使っちゃうとめんどくさいじゃない?

木村:まあね。

マツコ・デラックス:ああいうところではオフィシャルな……若い頃は隠していたわけじゃないけど、自分からは言ってなかったのよ。私、四六時中、女装してるわけじゃないので。

木村:普段っていうのは、なんて言うのかな……リアルトトロみたいな感じだよね。

マツコ・デラックス:………。

木村:なに? その感じ(笑)。

マツコ・デラックス:リアルトトロってどういう意味?

木村:番組に出てると、髪をポンパドールにして。

マツコ・デラックス:なるほど、あれはオシャレトトロよね。

木村:リアルトトロの場合は、普段ニット帽被って、オーバーサイズのシャツにオーバーサイズのパンツを穿いてっていう感じだよね。

マツコ・デラックス:もう、すべてオーバー(笑)。
最近ね、もうこれは隠せてないじゃない?

木村:隠す必要はないと思うけどね。

マツコ・デラックス:私、これでテレビ出ちゃってもいいのかなとか。

木村:それで出たら、相当新しいよね。

マツコ・デラックス:元気な日は、ちゃんと女装して、しんどいわって日はこのまま出るのもアリなのかな?と思うけど、どお?

木村:素のマツコを出すってなるとプロデュース的には反対かな。

マツコ・デラックス:私の場合はさ、女装してるかしてないかっていう分かりやすい二択だから、こういう風な意見になっちゃうんだけど。
例えば、あなたのオンの時とオフの時ってさ、それは両方ともあなたじゃないですか?

木村:まあ、一応。

マツコ・デラックス:そこにはオンとオフが絶対にあるわけじゃないですか?

木村:うん。

マツコ・デラックス:私にとってこの状態はオフだから、これでギャラをいただくわけにはいかないわ。

木村:ギャラとかそういう話ではなくて、マツコの普段っていうのはちゃんとしまっておかないと。

マツコ・デラックス:あなたは私の普段を見ててどうなのよ?

木村:俺は普段の方が好きかな。
女装して、テレビに出て、人の前に出て何かを言う、何かに対してパンチを入れるっていう、マツコ自身その必要性を求められているから。

マツコ・デラックス:痛いところを突かれる、私どうしようって最近思ってるわ。オンとオフがよく分かんないんだよね。

木村:今は俺とラジオの中で喋ってくれてるけど、今一番微妙かもね。ラジオやってないでしょ?

マツコ・デラックス:今、レギュラーはないよ。

木村:ラジオの場合は、普段のオフの状態のマツコなんだけど、電波にのる発言っていうものはオンになってしまうから、やっぱ難しいよね。

マツコ・デラックス:本当にオフのとき話してると違うの?

木村:違う。

マツコ・デラックス:どう違うの?

木村:マツコ・デラックスを背負ってる必要がないから、言葉が大げさじゃないというか、本当に思ったことをポロっと出してる感じ。
テレビで言ってることって、波動砲みたいにエネルギーを溜めて放ってる感じ。

マツコ・デラックス:でも、それはあなたが相手だからっていうのは大きいと思うよ?
仕事じゃない時に会う時っていうのはさ、あなたもはらわた見せてる時じゃない?

木村:見せてる(笑)。

マツコ・デラックス:そういう風にしてくれている人だから、私もデローンってしていられるっていうところはあるのよ、それは無理なのよ(笑)。
あなたも人の事ばっかり言ってるけどね、それはもう全然違いますよ(笑)。

木村:何が?(笑)

マツコ・デラックス:曲がってない時のあなたも、プライベートの時のあなたよりは完全にスイッチが入っちゃってるわけじゃないですか?

木村:入ってるね。

マツコ・デラックス:私すごい、ほんと素敵だなって思うのよね。でも、あんまりそっちの話できないのよね。

木村:言わんでええっつうの(笑)。

マツコ・デラックス:素敵しか言ってないじゃない(笑)。

木村:完全に普段会ってることバレバレじゃねーか(笑)。

マツコ・デラックス:だって、おかしな質問じゃない、4日前くらいも会ったもんね(笑)。

木村:そうだね(笑)。

マツコ・デラックス:だから、私は今大変やりずらい。この世界の人たちとプライベートで交友無いのよ。

木村:あ、そうなの。

マツコ・デラックス:普段一緒に仕事しないタイプの人たちしかいないから、あなたもそうだけどね。
ちょっと恥ずかしい!

木村:なになに?

マツコ・デラックス:プライベートで親しい人と公共の放送をするっていうのが、何喋ったらいいかわからない(笑)。
今日は“くだらない質問いっぱい用意したわね”って思ったけど、ちょっとありがたいなって思う(笑)。

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

M1. Danger Zone / Kenny Loggins
M2. People Everyday / Arrested Development

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