木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2018年11月11日Flow 第十五回目「拓哉キャプテン×マツコ・デラックスさん」 Part2

今月のゲストは、マツコ・デラックスさんです!

ご存知の方も多いと思いますが……実は2人は同じ高校の同級生!

お2人の、意外な?交友関係についても伺っていきますよ!


マツコ・デラックス:何でも聞いてよ。

木村:趣味の延長でずっとやっていたら、それが本当にポンってひとつのレールに乗っかってしまって。
最初は手押しでやっていたのが、急にいろんな人の協力があったりとかして、気付いたら“エンジンついちゃってるけど!”っていう感じで走り出したじゃん?
今に至っては全然日常だと思うけど、「マツコさんだ!マツコさんだ!」っていう風になっていったときは自分の中でどうだった?

マツコ・デラックス:本当に謙遜とかじゃなくて、それあんまりないのよね。

木村:マジで?

マツコ・デラックス:大前提として、仕事のとき以外は外に出ないっていうのがあるから。

木村:家にいるの?

マツコ・デラックス:あなたが堂々としているのをさ、外で会ったりとかする時とかその強さはすごいなって思う。

木村:なんで?

マツコ・デラックス:なんで?(笑)
いやだから、最近思うのは子供っていう存在がすごいでかいなって思うのは、あなたは自分が“対社会”がさ、自分だけではないわけじゃん?
一番愛するものを守らなきゃいけないっていうのが、まず大前提に出来たわけじゃん。そうなった時って、人間ってたぶん強くなるんだろうなっていうのを、あなたたちを見てると本当に感じる。

マツコ・デラックス:わたしはそんへんはまださ、っていうか生めないから(笑)。

木村:だから俺言ったじゃん、マツコと逆のパターンの方と出会ったりとかして。

マツコ・デラックス:TOKYO FMにいる?そしたら、その人の親戚の借金とかも全部わたし肩代わりするから。会いたいんだけど(笑)。

木村:それはお金の話じゃないから!なんで、そうやってお金の話にするんだよ。

マツコ・デラックス:恥ずかしいからよ!わかって!(笑)
あんたはそれもすごいのよ、照れ隠しをせずに、言葉なりをちゃんと言えるあなたはすごい背負ってるなって思うよ。わたしはまだ「ごめんなさいね〜、冗談ですよ〜」って言いながら、いろいろなこと言ってる気がするもん。

木村:そお?でも、相当な人といろいろ会ってきてるでしょ?

マツコ・デラックス:ありがたいことにさ、わたし導かれてるって言ったら大袈裟だけど、実は最初にテレビから声かかった時に断っているのよね。15年以上前に見つけてくれた人がいて「テレビ出てください」って言われたんだけど。その時はやっぱり、こんなのが子供だってバレたら母ちゃん近所で生きづらいだろうなとか色々考えちゃって。
結局一回だけ、今で言う「LGBTの話をしてください」って言われたから一回だけ出たんだけど。その時の恐怖だったりとかも含めて、“わたしはこれは向いてない”と思って、その後5年間ぐらいテレビ断ってたのよね。

木村:うんうん。

マツコ・デラックス:その中で、唯一MXの「5時に夢中!」だけは、校内放送の気分で出てたの(笑)。
当時なんて誰も見てなかったから、親も見てないってわかる番組だったから出れたのよ(笑)。あれは本当に人とのつながりで出れて、結局次に私がキー局に出るようになったのも、ものすごい熱心に口説いてくれた方がいて“あなたが言うなら分かりました”みたいなのを、渡り歩いてったら気が付いたらこうなっていた感じ。
自分からテレビに出て、“こうありたい”とか、志高くやって「今この地位にあります」みたいに言えたらかっこいいんだけど。

木村:要は野望がなかったわけね。

マツコ・デラックス:野望もないし、こんな人間だからおまんま食えてたらいいやくらいに思って。
何かを成し遂げられるようなタマではねぇなと思って、だから、漂ってたら来た感じ。あなたも含めて周囲の人に恵まれたと思う。

木村:俺も一緒って言い方しちゃうと、ちょっとずれちゃうかもしれないけど。自分もまったく一緒かな。
他の話を聞くと、自分から書類に写真を貼って、全部記入して、封筒に入れて「お願いします!」みたいな感じで履歴書を送るみたいな話を聞くんだけど、全然違うから。
本当に親戚が「トップガン」っていう映画をやってた時に、トムクルーズが着てたあのフライトジャケットが欲しかったのよ。それを買って、浮かれてた俺を呼んだその親戚のおばちゃんがパチって写真撮って、それを勝手に貼って送ったの。

マツコ・デラックス:じゃあ、その親戚のババアがいなかったら今のあんたはないのね。

木村:本当にないね、で、4回ぐらいバックレて。
“いついつに来てください”って言われたんだけど、アンチだったから、「嫌だ!」って言って。5回目に「やりたくても出来ない人たちがいるんだから、一回行ってみなさい」みたいな感じになって、で、行ったのよ。
「ジャニーっていうのがいるから、会ってくれ」って言って、俺はジャニーって聞いてるから、完全に頭の中外人じゃん?

マツコ・デラックス:その程度の知識だったのね(笑)。

木村:“その外人のおじちゃんどこにいるんだろう?”と思って。探してもいないから、1人おじちゃんがいて「すいません、ジャニーさんってどこにいるんですか?」って言ったら、「僕だよ」って言われて(笑)。

マツコ・デラックス:(笑)(笑)。

木村:「今日来てくださいって言われたので来たんですけど」って言ったら、「じゃあ、とりあえず踊っちゃいなよ!」って言われて(笑)。

マツコ・デラックス:踊ったの?(笑)

木村:すごかったんだって、俺が初めてその日に行ったでっかいリハーサル室があって、そこに鏡が一面あって。ジュニアが300人以上いたのかな?

マツコ・デラックス:そんなに来るんだ!それ、中学のとき?

木村:中2の終わりぐらいかな?

マツコ・デラックス:じゃあ、わたしが見てた頃ってまだ入って2年とかそれぐらいだったんだ。
最初は可愛い感じだったのよ、本当に少年って感じだったのが途中からキリッとし始めたんだよね。だから、たぶんなんかスイッチが入ったのかなって思ったの。

木村:そうなのかな。

マツコ・デラックス:そしたら1年でやめちゃったから、“本格的〜…本格的ににやられるのね〜”っていうことよ(笑)。

木村:まあね。

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

M1. M1.I've Told Every Little Star / Linda Scott
M2. The Kids Are Alright / The Who

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