木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2021年04月18日Flow 第百四十二回目「拓哉キャプテン × 北村匠海」Part3

今月4月のゲストは、俳優でDISH//のヴォーカル&ギターの北村匠海さん!
北村さんとのトークも今週で最後です。今週は皆さんからのメールを元に二人でトークします。そして、北村さんの「人生の1曲」もお伺いします。最後までよろしく!!

まずはこちらのメッセージから!

【徳島県 りの 17歳 女性】
私にはちょっとした悩みがあります。
それは周りの友だちや同い年ぐらいの女の子に比べて体格ががっしりしていることです。
私は肩幅が広めで背中も大きく、筋肉がつきやすい体質なので腕や足にも筋肉がついて太くなってしまいます。
女の子っぽい服を着ると肩幅の広さが目立ってしまうので、どうしても服装がカジュアルになってしまいがちです。
そこでなんですが、男性から見て体格がしっかりしている女子ってどうなんでしょうか?
やっぱり女の子っぽくないなとか思うんでしょうか? 教えてもらいたいです!


木村:これはもう、年頃の女の子からのお悩みですからね。

北村:そうですね〜。あんまり、人を体格で見たことなかったですけど、水泳をやっていたので肩幅が広い同級生の女の子とか一緒にスクール通ってましたし、ある種、結構当たり前だったので。スポーツやってる女子だったり。だから、そんなに “あ、がっしりしてるな” とか、気にした事なかったけど。でもやっぱ、“ちゃんとご飯食べる” とか、“ちゃんと運動する” とか、“ちゃんと汗かく” っていう健康的な子の方が惹かれるものは、僕はありますね。

木村:ちゃんと食べるっていいよね!

北村:ちゃんと食べるって、「今日はサラダだけです。」じゃなくて、ご飯片手に生姜焼きとかをマヨネーズつけてガツガツ食べるような。

木村:分かる分かる。一回、ご飯にワンバンさせてね。で、一口一口がチョボッて食べるより、ホムッて食べて、ホムッていってくれる。で、美味しいっていう顔して笑っててくれるとめっちゃいいっすよね。

北村:いいですね〜。

木村:で、しっかり動くっていう、そこも僕ポイント高いっすね! でも、りのちゃんはどうしても男の子目線が気になってるんだよね、今はね。

北村:そうですね。17歳。

木村:17歳。それも、りのちゃんの素敵なところだと思うし。男の子目線が気になりだした、りのちゃん。でも、そこに、りのが無理やり行くことはないと思いますし、今は今しかできないスポーツなのか、部活なのか、“今しかできない、りのを謳歌して欲しいな” と思いますね。絶対無駄にならないから!

北村:絶対なんないですね!

続いては、恋のお悩みでしょうか。

【埼玉県 あきら 26歳 男性】
キャプテンこんにちは。
たわいもないメッセージですが聞いてもらえると嬉しいです。
先日、街中ですっごく良い匂いの女性とすれ違いました。
急いで振り返りましたが後ろ姿しか見えず。
その日以来、その人の匂いと後ろ姿を思い出しドキドキします。
僕は恋をしているのでしょうか? もう2度と会えないと思うのですが。。。
キャプテンこの気持ちわかりますかね?
キャプテンは匂いに惹かれることはありますか?
また好きな女性のタイプやこの仕草に弱いというものがあれば教えて欲しいです!


木村:どうした?

北村: (笑)。でも、僕も結構、匂いはフェチですね!

木村:どういうのが好きですか?

北村:僕は…。

木村:カルダモン? クミン?

北村: (笑)。たしかにスパイシーな匂いも好きです。でも、自然系な匂いというか。自分が使ってる香水もナチュラルに近い匂いというか。気の樹脂から採ったみたいな、ああいう匂いがすごい好きで。だから、自分と匂いの観点が近いような人の匂いは惹かれるというか。日常歩いてても、ふわっと香った匂いが、“うわ、俺、この匂い好きだわ〜” っていう人は、ちょっと後ろをチラッて見ちゃいますね。

木村:あ、結構あきらゾーンいってるよ!

北村: (笑)。いや、なんか分かるなと思います。

木村: “あぁ、いい匂いだな〜、あの人” って見ちゃうんでしょ!

北村: (笑)。容姿と言うよりかは、ほんとに匂い。そこにすごい気を使えるというか、ちゃんとそういう自分の好きな匂いで、服装とかもそうですけど、“自分をそうやって見せれるって素敵だな” って思うんで。“いいなぁ、あの人” とか、ちょっと思っちゃうかもしれない。

木村:いやぁぁぁ、恋なのかな、これ? 恋って、“その人の色んな事を把握できて恋に進めるんじゃないかな” と思うんだけど。「僕は恋をしているのでしょうか?」って書いてありますけど。

北村:一目ぼれに近い感覚なんでしょうかね?

木村:だって、後ろ姿しか見てないんだよ。

北村:匂いで全てが形成されちゃってるんですかね?

木村:確かに匂い、僕もありますね。好きな匂いは。

北村:どんな匂いが好きですか?

木村:僕、甘系が好きです。分かりやすく言うとですよ、日焼けオイルのココナッツだったりバニラだったり。

北村:あぁ、なるほど!

木村:あと、若干チュベローズ的な匂いは、それこそハワイに行ったときのレイの匂い。ああいう匂い好きですね。好きな女性のタイプ、弱い仕草。俺、「爆笑」結構弱いですね。

北村:いいですよね、女性の爆笑。

木村:爆笑、すっごい好きですね。

北村:さっきの匂いもそうでしたけど、同じ人に惹かれるのかもしれないです、僕。なんか自分と観点が合う人が好きだし。

木村:じゃあ、わりとそういう自然の周波数というか、それが大切なジャッジの要素になってるのかもしれないですね。

北村:そうですね。だから、「好きな女性のタイプは?」と言われたら、「(自分と)同じような人」。

木村:そろそろ、お別れの時間が近づいてきましたね。

北村:早い。早いですね。

木村:僕から、これ言っちゃっていいのかな? 出演映画が4月9日から全国公開。『砕け散るところを見せてあげる』っていう作品。できるだけ、素敵な条件の中、映画という作品を受け取ってほしいと思いますね。
そして、DISH//の4枚目のニューアルバム『X』が発売中という事で。

北村:はい。発売中です。

木村:あとは3月にリリースされた筒美京平さんのトリビュートアルバム、こちらで是非、北村匠海バージョンの「また逢う日まで」を体感してほしいと思いますね。

北村:聴いてください。

木村:今後、今年もまだ全然ありますし、まだまだこの先ありますが北村匠海的にはどんなことに挑戦していきたいですか?

北村:そうですね。自分は役者と音楽、あとは写真だったりとか色んなことを好きでやってきたんですけど。今、同い年とか同世代の人と映画を撮ったりとか、DISH//でもMVを作ったりとか、バンドマンに関してもどんどん同じ世代の面白くてカッコイイ人たちがたくさん出てきたので、“同じ世代で楽しいものを作って行きたいな” っていうのが漠然とある一個の最近できた夢で。同い年の監督とのやりとり撮ったりとか。

木村:素晴らしいなって思うのが、口だけじゃないっすよね。「こんな素敵な奴らがいるから、一緒に作ってみたいんですよね」って言ってた人たちって、やってるもんね。

北村:やってますね。

木村:うん。だから、それを僕も傍から見てて、素晴らしいなって思いながら見てるんですけど。

北村:僕、言霊だけは信じてて。自分の、やりたいとか言ったこと、ちゃんと実現してきてはいて。「二十歳で写真展を開きたい」って18の時に言って、二十歳で開いたりとか。同世代の、ずっと昔から役者として共演してきた友達が監督になって、その監督と映画作るとか。ずっと言ってきたことが少しずつ叶ってきてはいて、DISH//で自分達で作った曲がアルバムのリードになるとか、次はシングルの1曲目を目指そうとか。少しずつ、少しずつ叶えてきてはいるので。やっぱ、今はそういう自分が面白いなと思った同い年だったり近い世代と「何かやりたいよね!」っていうのをずっと喋っていて。

木村:素晴らしいですよね。でも、お話を聞いてて、パワーになる分にはすごいいいと思うんですけど、それが足かせとか邪魔なハードルになってほしくないなと思って。言ってしまったことが、変なプレッシャー。

北村:やらなきゃ、やらなきゃっていう。

木村:そういう風になってほしくないなとは思いましたけど。でも、その辺のアンテナはきっとしっかりしてるんだろうなと思って、以後楽しみに僕は見てるので頑張ってほしいと思います。

北村:頑張ります。

木村:ということで、今月は北村匠海さんをゲストに迎えてお送りしてきましたが、毎回ゲストの方に「人生の1曲」というものを伺ってるんですよ。伺ってもいいですか? 北村匠海の人生の1曲。

北村:すごく悩みました。人生の1曲。僕は、Oasisの「Wonderwall」です。

木村:Oasis。それ、いつ聴いたんですか?

北村:僕が17歳の時にOasisと出会いまして。当時『ディストラクション・ベイビーズ』っていう映画を撮ってたんですけど、そこで今でもずっと繋がっている村上虹郎とホテルの小っちゃい部屋の中で、二人でずっと音楽を聴いてたんですよ。パソコンで。当時、僕、UKの音楽とかあんまり詳しくなくて。で、「お前、Oasis知らねぇのヤバイぜ!」って言われて、「マジで?」ってなって。ビートルズとかは知ってたけど、Oasis知らなかったんですよ。で、Oasis聴いて「ヤバすぎる!」ってなって、そこからもう自分の中では永久に居るんです。Oasisが。じゃあ、“自分の人生のテーマ曲なんだろうな” って思って、“あ、OasisのWonderwallだな” と思って、今回持ってきました。

木村:ほう。俺、虹郎のお父さん。

北村:村上淳さん。

木村:村淳はよく知ってるんですけど(笑)。何か今、“だよな〜” って思いましたね。

北村: (笑)。

木村:いやぁ、素晴らしい選曲ありがとうございます。

M1.Wonderwall/Oasis

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