木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2022年07月24日Flow 第二百八回目「拓哉キャプテン × かまいたち」Part3

7月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、濱家隆一さんをお迎えしました!
今週は濱家さんの「人生の1曲」も伺います。お楽しみに!


木村:ここからは、お2人のプライベートについてもお話を聞いてみたいと思うんですけども、趣味は、公式プロフィールによると、山内氏が、ボウリング、麻雀、卓球、猫、スニーカー、怖い話。

山内:はいはい。そうですね。だいたい合ってます。

木村:趣味が「怖い話」って何?

山内:怖い話、めっちゃ好きで。いろんな怖い話を既にインプットしてるんですね。ほんまに体験した怖い話って、なかなか少ないんですよ。誰かから聞いた怖い話とかが多くて、オリジナリティ溢れる、どこのパターンにも属さない怖い話を常に求めてて、知り合った人と会話がちょっと詰まったりしたら、まず「なんか怖い話あります?」って聞いて(笑)。

濱家:アプローチの仕方が変でしょ。

山内:そこで怖い話を聞いて「なるほど、これは嘘の効いた話だなぁ」とか。

木村:“その人のオリジナルではないな”とかね。急に「怖い話あります?」って振られた人も怖いよね。

一同:(笑)。

濱家:次、誰かに(「怖い話あります?」って)聞かれたら、言うんちゃう? 「山内にこんなこと聞かれて…」って、“怖い話”として。
でも、本当に昔から(山内は)なんか怪談とか好きやなぁ。

山内:好きですね。

木村:なんで怪談や怖い話に惹かれるんだろ。

山内:「すべらない話」もそうだと思うんですけど、怖い話も、段階踏んでしっかり怖くなっている話とか、エグい角度から最後、急に“怖っ!”みたいな話とか、いろんなパターンがあって、聞いてたら話の選択肢が広がるというか、すごい興味深いんですよね。

木村:ああ、なるほどね。

山内:怖さの感じ方はもちろん人それぞれだと思うんですけど、何かベタな感じじゃなくて、ゆっくり喋られたのに、何かジワっと押し寄せるような怖い話が個人的に好きで、万人にも通用するような話っていうのがあるんですよ。

濱家:うーん、昔からやな。

木村:そういう怪談っていうのは、心霊的な話なの?

山内:都市伝説系のものよりは、心霊的な話が多いですね。

木村:なるほどね。

濱家:木村さんは怖い体験とかないんですか?

木村:今冷静に考えたら“うわっキモ!”って思うけど、その時は“なんじゃこれ?”って程度だったけど、(怖い体験は)あったよ。

山内:番組ですか?

木村:番組じゃなくて、ロケに行って泊まってて、そしたら次の日早いのに、自分の周りを走ってる音がして。

濱家:自分の周りって、見えてるってことですか?

木村:寝ようと思って目を閉じてるから、音だけ。

山内:部屋の中ってことですよね。

木村:自分の泊まってる部屋の中で"タタタタタタタタタタ”って走ってて、“もう勘弁してよ”と思ってて、“そっち系だったらもうやめてくれよ”と思って、「もういい加減に寝かせてくれよ」って声を出して言ったらピタッと止まって、“ああ良かったぁ”と思って。

山内:メチャメチャ怖い話(笑)。

木村:でも寝れないから、空気の入れ替えでもしようかなと思って部屋の窓を開けたら、"ああ、今走ってたの、この子だな”っていう感じの子がこっちを向いてて、“ああ、この子か”と思って窓を閉めて“もうやだなぁ”と思って冷静に考えたら、“ん、待てよ。今窓を開けて俺と目があったよな。でも俺が寝てるの2階だぞ”って思って、”うわっ勘弁してくれよ!”って思って全然寝れなかったんだけど、次の日の朝を迎え現場に行き「おはようございます。今日もよろしくお願いします!」って言って撮影をしようかなと思ったら、ある照明さんから「木村さん、これ一応持っておきな」って言われて。「えっ、なんすか?」「いいから持っておきな」って言われて、パッと受け取って中を見たら、お清めの塩だったんですよ。俺、その照明さんに何も話してないんですよ。

山内:木村さん、怖すぎます。今まで聞いた中で一番怖いです。

濱家:こんな話があんのやったら、山内が怖い話をし始めた時に「あっ俺もね」って言ってください。

一同:(笑)。

濱家:これ、聞かれて出てくるエピソードじゃないです。

山内:メチャクチャ怖い体験談です。

木村:でも“怖い”っていうか、俗に言う座敷なんとかってあるじゃん。それ系かとは思ったけど。

かまいたち:怖っ!

濱家:あと話し方が、ほぼ稲川淳二さん。

一同:(笑)。

木村:なんでよ(笑)。そんなことねーよ。

濱家:普通は足音"タタタタタ”くらいですけど"タタタタタタタタタタ”って「タ」の多さがやっぱ怖かったです(笑)。

一同:(笑)。

山内:稲川淳二さんっぽい。

濱家:惹き込まれる「タ」の多さでした。いや、怖い話。

木村:(山内の趣味の1つ)スニーカーは本当に好きだもんね。

山内:そうですね。

木村:でもけっこう、スニーカーとかお金使っちゃってるよね。

山内:使いましたね。メチャクチャ買いました。

木村:それこそマクドナルドのCMの時に、2人から言われたけども、スニーカー以外にも狙ってる時計があったりとかするじゃん。

かまいたち:そうですね。

濱家:今、2人は木村さんが着けているところ(全部)を目指しているからな。

山内:必ずゲットしようと思って動いてます。

濱家:サングラスも木村さんからいただいて、僕は最近木村さんがしているマスクと同じやつをしています。

山内:ほんまや!

木村:別にこれ“俺マスク”じゃないよ。いいかなと思って使ってるだけなんですけど。

濱家:インスタで木村さんがこれしてるのを見て、かまいたちと(ブラックマヨネーズ)小杉さんはだんだん木村さんになっていってます。

山内:小杉さんのことは、木村さんは知ってるんですか?

木村:何が?

山内:小杉さんが、インスタで木村さんが上げたのと全く同じ構図のを毎回上げるっていう。

木村:それで最後は毎回「安全第一」でしょ。

かまいたち:そうです(笑)。

山内:見てるんですね。

木村:やってるよね。なんか真剣にやってるのか、自分がいじられてるのかどっちなのか。

濱家:いやいや。小杉さん、マジで木村さんのことが好きなんで、このあいだ仕事を一緒にさせてもらった時に、僕らに「妬みしかない」って言ってました。

木村:なんで?

濱家:だって小杉さんは自分でサングラス買って思いっきりマクドナルド食べてるのに、「お前らは仕事で何、木村さんに近づいてるねん」って言ってたよな(笑)。

木村:だって、まだ彼の連絡先とか知らないもん。

濱家:あっ、そうなんすか。もう全然…。

山内:知らなくていいです。

木村:知らなくていいんだ。

かまいたち:はい!

木村:濱家氏の趣味が…何!? お寿司!

山内:あっ、寿司ねぇ。

濱家:お寿司が好きで。僕、幼い頃貧しかった反動もあるんですけど、自分で仕事して使えるお金ができ始めた時に、“お寿司屋さんに行ってお寿司を食う”っていうのに、めちゃくちゃハマって。この当時は借金してもお寿司を食べていたくらいで。

山内:消費者金融にお金借りて寿司行ってたんです。

木村:すごいね、欲の満たし方がすごいよね。

濱家:あんま言う人がいなくなりましたけど、僕はこの世界に入ってきた理由が金なんで。金と知名度。デッカい家住んで、美味い飯食って、高い服を着るっていう。そのために入ってきてるっていうのがあるんで。

山内:わかりやすい。

木村:あと、(趣味が)野球、料理、マジック、漫画って。野球は自分でやってたんだよね。

濱家:そうです。中学、高校と6年間だけですけど、やってました。

木村:マジックは自分でやるの?

濱家:自分でやります。

山内:あれっ? 見たいことないですか?

木村:ない。

濱家:けっこうやります。

山内:今日は持ってないの?

木村:ガチなやつ?

濱家:はい。

山内:濱家は、今、Mr.マリックさんいわく「芸能界で1位」っていう。

濱家:そうです。マリックさん、「タレントで見てきた中で一番上手いんちゃうかな?」って言ってくれてます。

木村:えっマジ!? すごいじゃん!

山内:多分、木村さんが思っているレベルじゃないぐらいガチ。

木村:僕はマリックさんにはよくお世話になっていたんで。

濱家:そうですか! 木村さんも、ちょっとマジックはやりますか?

木村:(マジック)「やりますか?」っていうか、自分はセロにしてもMr.マリックにしても、お仕事としてやらせてもらっていたから。だから「ああ、そうなんだ!」っていう。「ああ、こういうことしてるんだ!」っていう感覚で。

濱家:タネを聞くとってことですよね。

木村:タネもそうだし、魅せ方もそうだしって感じかな。

濱家:今はめっちゃ練習してるとかじゃないんですけど、2年間くらいびっちり自分でハマってやってる時期があったんで、ある程度はできますね。

木村:あんまりみなさんには通じないと思うんですけど、「パーミング」っていうテクニックがありまして。

濱家:そんなところまでやってるんですか。

木村:パーミングをやった状態で自分の髪の毛をかき上げられたりしたら、すごく優秀なんですけども。

濱家:さすがっすね。

山内:今(何か)ないの?

木村:今…それは100円玉?

濱家:100円玉が9枚です。

木村:今、濱家氏が100円玉を指の上でやってますけど、これ500円玉だとすごいやりやすんですけど、100円玉でやれるって相当やってますね。

濱家:こういうことを2年間くらいやってたので。ラジオでどう言うたらいいかわからないんで、ムズいんですけど。

木村:今のは「シャトルパス」って言うんですけど。

濱家:(笑)。

山内:すごい知ってるな。本格的にやってたんですか?

木村:だから、本当に教わったんですよ。

濱家:俺はめっちゃマジックやったからわかるけど、さっき言ってたパーミング、(木村が)上手い上手い。

山内:濱家は、カードマジックを覚えてやりまくって、後輩とかに見せて。すると後輩はリアクションしないといけないじゃないですか。一時「マジハラ」って言われてて(笑)。「マジック・ハラスメント」っていう。

木村:(笑)。

山内:劇場で問題になりました。濱家に呼び出されて同じマジックを見せられるっていう(笑)。

木村:今僕がやったことっていうのは、濱家氏も全く同じことができるんで。

山内:じゃあやってよ。

木村:はい、やってもらいます。

濱家:練習は要るじゃないですか。

山内:(笑)。

木村:練習は要らないはずだって(笑)。絶対できるって(笑)。

濱家:木村さん、これ「キムハラ」ですよ。

一同:(笑)。

山内:キム、キムハラって(笑)。

濱家:キムハラですやん。

木村:俺、初めて言われた(笑)。

濱家:これダメ。キムハラです。

木村:どうもすみませんでした(笑)。

一同:(笑)。

木村:この番組では毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですが、今週は濱家氏の「人生の1曲」を伺います。どの曲になるでしょうか?

濱家:はい。元々NMB48というアイドルグループにいた山本彩ちゃんという子の卒業してからのソロ曲なんですけど「レインボーローズ」っていう曲があるんですが、その曲でございます。

木村:なんでその曲なんですか?

濱家:元々、(山本彩さんが)グループでやっていた時に僕らMCとして一緒に番組をやらせてもらってたんですけど、ソロになってから出した曲を聴いて、この歌が刺さったんですよ。年齢で言ったらかなり下なんですけど。

木村:山本彩ちゃんのことが、正直、好きじゃん?

山内:うん。

濱家:はぁ〜?

木村:(笑)。

山内:好きなやつのリアクションや(笑)。触れられたくない。

濱家:歌詞とかが刺さっちゃったんで、ショーレース前とか、大事な時の前に奮い立たせる意味で聴いてるんですよ。

木村:自分を?

濱家:はい。年下の女子の曲なんすけど、小難しいことしてなくて、ストレートにバチン!と伝えて来てるっていう感じが。

木村:好きなんだね。

濱家:はぁ〜?

山内:好きや。

[OA曲]
M.レインボーローズ/山本彩

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

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