月１０ドラマ「春になったら」の主題歌『ひとみ』にちなんだ新コーナー【あなたの名前、どこからきたの？】。
早速、みなさんのお名前についてのエピソード、たくさんいただいています。

福島県・ちゃりさん
私は子供の頃、自分の名前“ちえ”が平仮名と言うのが、とてもイヤでした。
なぜなら小学生の時に、「お前の父ちゃん、母ちゃん漢字知らねーんだろう」とよく馬鹿にされたからです。
両親に「なんで、私の名前は平仮名なの？」と泣きながら聞いたコトもありました。

母親からは「苗字が漢字3文字で固い感じがするから、名前は優しく平仮名にしたのよ」と言われました。
私には兄が2人いるのですが、2人とも平仮名の名前です。

続けて「でもね、漢字にすると千に恵で“千恵”なの。
たくさんの人（千人）に（恵まれ）ますようにって思いでね」と言われ、漢字があったなら漢字で登録してよ！と当時はとても思いました。

でも、今、これまでの人生を改めて振り返ると、上京、学校、仕事、結婚、離婚、闘病といろいろありましたが、ほんとうにたくさんの方に支えられて、出会い助けられて今を生きているかも。
名前の通りかもしれないなと思い、名前に感謝しています。
いまは「ありがとう」って言いたいです。

メールを読みながら、小学生の言葉の強さに苦笑していた福山さん。
ちえさんの苗字は漢字三文字ということで、たしかに漢字が続くと固いかもしれない。
苗字とのバランスを考えて、平仮名にしたというのもあるのかも、そういうことも含めて、ご両親によって練りに練られた名前ですよね、とメッセージをご紹介しました。

こんな感じに【あなたの名前、どこからきたの？】のコーナーがスタートしています。
自分の名前をつけてくれた人は、どんな想いを込めていたのか？
実は自分の名前を、誰がどうやってつけたのかって知らないという人も多いのではないでしょうか？
自分に一番近しい存在のルーツを聞いていくうちに、思わぬ人と新しいコミュニケーションが生まれるかもしれません。
普段はなかなか話すことがないご両親やご家族と、ご自身の名前について話してみませんか？
あなたからのエピソード、お待ちしています！