2020年03月14日
2020年3月14日のオンエアレポート
★ ★ ★ NOMAさんからのお知らせ ★ ★ ★
3月19日(木)、渋谷のTRUNK HOTELで行われるイベントで、NOMAさんの作品が展示されます!
この作品はNOMAさんが廃材を利用して脳内宇宙を表現したシリーズ☆
ぜひ足を運んで、想像力を刺激するカラフルな宇宙に触れてみては♪
★ ★ ★ ★ ★ ★
今夜も先週に引き続き、国立天文台教授の本間希樹先生にお越しいただきました!
ブラックホールの撮影、という史上初の偉業を成し遂げた国際プロジェクトの、日本チームの代表である本間先生。
宇宙に興味を持ち始めたのは小学生の頃。
ご両親にねだって天体望遠鏡を買ってもらったり、図鑑で星雲や星座を見たりする星好きな少年だったそう。
本格的に天文学の道に進もうと決めたのは大学生になってから。
大学3年生のときに東大理学部の天文学科に進み、その魅力にハマったそう。
学生時代は、ダークマターが天の川の中にどのくらいあるのかを調べる研究をしていたといいます。
電波望遠鏡で宇宙から地球に届く電波をキャッチし、宇宙を観測する「電波天文学」を始めたのは、大学院に入って研究室に配属されて以降。
光で見えるものとは違うものが見えることに面白さを感じたとか。
NOMAさんは一時期、沖縄県の石垣島にハマっていたことがあり、その時に島にある電波望遠鏡「VERA」に連れていってもらったそうですが…
実はこのVERAこそ、本間先生が現在も研究で使っている望遠鏡!
(岩手、鹿児島、小笠原、石垣の4箇所に設置したアンテナを組み合わせて観測☆)
先生はその立ち上げにも携わり、石垣島の責任者として1年のうち3か月ほど出張していた時期があるそう。
NOMAさんは夜にVERAを見て、オレンジ色にライトアップされた姿が生き物のようでカッコよかった、といいますが…
建設された当初は、山の縁でオレンジ色に光っていたため、「山火事だ!」と119番に通報されたこともあったそう。笑
石垣島は星空も綺麗で、天の川も見え、本間先生も大好きな場所。
「もしかしたらすれ違っていたかも!?」と意外なつながりに驚く2人、
星好きが引き寄せられる島なのかもしれませんね+*:.。.*:+☆
さて、昨年のブラックホールの撮影は大ニュースになりましたが、本間先生たちにとって次なる課題とは何なのでしょうか?
ブラックホールはまだ1枚の静止画が撮られただけ、もちろんすごい意味があるがが、わからないことはたくさんある、と先生。
例えば、M87のブラックホールから出ている「ジェット」の存在。
ジェットとは、ブラックホールから水鉄砲のようにガスが飛んでいく現象。
ブラックホールにガスが吸い込まれる際に、入りきれなかった分が捨てられるイメージだそう。
ジェットが実際ブラックホールとどんな関係があるかは、多くの科学者も知りたがっていることらしいのですが、昨年の写真には写らなかったといいます。
なので、これからさらに望遠鏡の台数を増やして性能を上げ、ジェットがどのように飛んでいるのかを明らかにしたい、と本間先生。
さらには、先生たちが狙っているもうひとつの天体「いて座A*(エースター)」の撮影。
こちらは私たちがいる「天の川銀河」の中心にあるブラックホールなのですが、実はすでに撮影は終わっていてただいま解析中!
データはあるけど結果はまだ言えない…そうですが、成功したのかどうか気になりすぎます!!
今年中、あるいは来年には発表できるのでは、とのこと。
首を長くして待ちたいですね☆彡
そんな本間先生は最新の宇宙トピックスをわかりやすく紹介した本『国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ』(扶桑社)を出版されたばかり!
最先端の研究に裏打ちされた宇宙の雑学が学べるこの本、全ページにユーモラスなイラストが掲載されているのですが…
実はこのイラストを手掛けたのは『伝染るんです。』でお馴染みの吉田戦車先生!
このイラストが「最高!」という本間先生。
不条理に満ちた宇宙を、まさに不条理なギャグ漫画の天才である吉田戦車先生がクスっと笑えるイラストで描いてくださったのが、この本の “売り” だとか。
吉田戦車先生が偶然、現在本間先生が働いている「水沢VLBI観測所」がある岩手県奥州市のご出身という縁で実現したこのコラボ。
子どもから大人まで、”宇宙の入門本” としても楽しめる1冊となっていますので、ぜひ手にとって宇宙の不思議に触れてみては+゚:。*+
宇宙の謎に果敢に挑み続ける本間先生、今後のさらなるご活躍をお祈りするとともに、ぜひまたその成果を優しい語り口で私たちに伝えてくれたら…と願ってやみません。
楽しいスター☆パーティ、ありがとうございました+*:.。.*:+☆

本間希樹先生のホームページは→コチラ☆
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ Blue Moon Rising/Noel Gallagher's High Flying Birds
♪ 宇宙の果てはこの目の前に/andymori
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、頭の真上近くに昇る「かに座」を探してみましょう。
かに座は星占いにも登場するほど古くから知られていますが、3等星と4等星の4つの星が、ちょっといびつな四角形を形づくっている
おとなしめな星座です。
ギリシャ神話では、怪物退治に挑む英雄ヘルクレスに差し向けられた、お化け蟹として描かれています。
でも、あっけなく踏みつぶされてしまったという、ちょっとかわいそうな結末…
この蟹の甲羅にあたる四角形の中には、「プレセペ」と呼ばれる星の集まりがあります。
夜空が暗い場所では肉眼でもぼんやりとした光のかたまりのように見え、そこに双眼鏡を向けると、視野の中にぱらぱらと星が散らばっている様子が分かります。
そろそろ冬の星座から、春の星座へ交替の季節。
夜空から一足はやい春を感じてみませんか。
3月19日(木)、渋谷のTRUNK HOTELで行われるイベントで、NOMAさんの作品が展示されます!
この作品はNOMAさんが廃材を利用して脳内宇宙を表現したシリーズ☆
ぜひ足を運んで、想像力を刺激するカラフルな宇宙に触れてみては♪
★ ★ ★ ★ ★ ★
今夜も先週に引き続き、国立天文台教授の本間希樹先生にお越しいただきました!
ブラックホールの撮影、という史上初の偉業を成し遂げた国際プロジェクトの、日本チームの代表である本間先生。
宇宙に興味を持ち始めたのは小学生の頃。
ご両親にねだって天体望遠鏡を買ってもらったり、図鑑で星雲や星座を見たりする星好きな少年だったそう。
本格的に天文学の道に進もうと決めたのは大学生になってから。
大学3年生のときに東大理学部の天文学科に進み、その魅力にハマったそう。
学生時代は、ダークマターが天の川の中にどのくらいあるのかを調べる研究をしていたといいます。
電波望遠鏡で宇宙から地球に届く電波をキャッチし、宇宙を観測する「電波天文学」を始めたのは、大学院に入って研究室に配属されて以降。
光で見えるものとは違うものが見えることに面白さを感じたとか。
NOMAさんは一時期、沖縄県の石垣島にハマっていたことがあり、その時に島にある電波望遠鏡「VERA」に連れていってもらったそうですが…
実はこのVERAこそ、本間先生が現在も研究で使っている望遠鏡!
(岩手、鹿児島、小笠原、石垣の4箇所に設置したアンテナを組み合わせて観測☆)
先生はその立ち上げにも携わり、石垣島の責任者として1年のうち3か月ほど出張していた時期があるそう。
NOMAさんは夜にVERAを見て、オレンジ色にライトアップされた姿が生き物のようでカッコよかった、といいますが…
建設された当初は、山の縁でオレンジ色に光っていたため、「山火事だ!」と119番に通報されたこともあったそう。笑
石垣島は星空も綺麗で、天の川も見え、本間先生も大好きな場所。
「もしかしたらすれ違っていたかも!?」と意外なつながりに驚く2人、
星好きが引き寄せられる島なのかもしれませんね+*:.。.*:+☆
さて、昨年のブラックホールの撮影は大ニュースになりましたが、本間先生たちにとって次なる課題とは何なのでしょうか?
ブラックホールはまだ1枚の静止画が撮られただけ、もちろんすごい意味があるがが、わからないことはたくさんある、と先生。
例えば、M87のブラックホールから出ている「ジェット」の存在。
ジェットとは、ブラックホールから水鉄砲のようにガスが飛んでいく現象。
ブラックホールにガスが吸い込まれる際に、入りきれなかった分が捨てられるイメージだそう。
ジェットが実際ブラックホールとどんな関係があるかは、多くの科学者も知りたがっていることらしいのですが、昨年の写真には写らなかったといいます。
なので、これからさらに望遠鏡の台数を増やして性能を上げ、ジェットがどのように飛んでいるのかを明らかにしたい、と本間先生。
さらには、先生たちが狙っているもうひとつの天体「いて座A*(エースター)」の撮影。
こちらは私たちがいる「天の川銀河」の中心にあるブラックホールなのですが、実はすでに撮影は終わっていてただいま解析中!
データはあるけど結果はまだ言えない…そうですが、成功したのかどうか気になりすぎます!!
今年中、あるいは来年には発表できるのでは、とのこと。
首を長くして待ちたいですね☆彡
そんな本間先生は最新の宇宙トピックスをわかりやすく紹介した本『国立天文台教授が教える ブラックホールってすごいやつ』(扶桑社)を出版されたばかり!
最先端の研究に裏打ちされた宇宙の雑学が学べるこの本、全ページにユーモラスなイラストが掲載されているのですが…
実はこのイラストを手掛けたのは『伝染るんです。』でお馴染みの吉田戦車先生!
このイラストが「最高!」という本間先生。
不条理に満ちた宇宙を、まさに不条理なギャグ漫画の天才である吉田戦車先生がクスっと笑えるイラストで描いてくださったのが、この本の “売り” だとか。
吉田戦車先生が偶然、現在本間先生が働いている「水沢VLBI観測所」がある岩手県奥州市のご出身という縁で実現したこのコラボ。
子どもから大人まで、”宇宙の入門本” としても楽しめる1冊となっていますので、ぜひ手にとって宇宙の不思議に触れてみては+゚:。*+
宇宙の謎に果敢に挑み続ける本間先生、今後のさらなるご活躍をお祈りするとともに、ぜひまたその成果を優しい語り口で私たちに伝えてくれたら…と願ってやみません。
楽しいスター☆パーティ、ありがとうございました+*:.。.*:+☆
本間希樹先生のホームページは→コチラ☆
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ Blue Moon Rising/Noel Gallagher's High Flying Birds
♪ 宇宙の果てはこの目の前に/andymori
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、頭の真上近くに昇る「かに座」を探してみましょう。
かに座は星占いにも登場するほど古くから知られていますが、3等星と4等星の4つの星が、ちょっといびつな四角形を形づくっている
おとなしめな星座です。
ギリシャ神話では、怪物退治に挑む英雄ヘルクレスに差し向けられた、お化け蟹として描かれています。
でも、あっけなく踏みつぶされてしまったという、ちょっとかわいそうな結末…
この蟹の甲羅にあたる四角形の中には、「プレセペ」と呼ばれる星の集まりがあります。
夜空が暗い場所では肉眼でもぼんやりとした光のかたまりのように見え、そこに双眼鏡を向けると、視野の中にぱらぱらと星が散らばっている様子が分かります。
そろそろ冬の星座から、春の星座へ交替の季節。
夜空から一足はやい春を感じてみませんか。






