森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

03/24ユーミンが「ラジオ」をテーマに選曲!

2019/3/24 update
平原綾香さん・松任谷由実さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな音楽の世界を辿らせていただきます。ゲストは先週に引き続き、松任谷由実さんです。ヒーリング・ヴィーナス、最後のゲストとして出演していただきました。

テーマに合わせて、とっておきの曲をご紹介いただく、スペシャルコーナー!今回、ユーミンさんにお願いしたテーマは…「ラジオ」。ラジオで紹介した思い出の曲や、ラジオで聴いて気に入った曲などを選曲していただきました。


Queen『Radio Ga Ga』
(ユーミン)「ラジオで聴いたとかそういうことじゃなくて、なるべくタイトルにラジオって入っているものを選んだだけなんですけど。」
(平原さん)「私は映画を観て、初めて、この曲を知りました。お客さんと一緒に楽しんでいるあの映像が感動的でしたね。ラジオの極意はなんですか?」
(ユーミン)「嘘がつけないから、そのままやるしかないという感じですね。元気がなかったら、どんなにカラ元気でしゃべってもリスナーには伝わるし。愛があれば、ちょっとけなしたり、おちょっくったりしても、伝わるけど、逆に心に一物を持っていると、慇懃(いんぎん)に聴こえるね。」
(平原さん)「ご自身でラジオを聴き返すことあるんですか?」
(ユーミン)「めったにないんですよ。ただ私の場合は、11年間ぐらいAMで深夜の生放送をやっていたんで、それで鍛えられました。生放送だからあとで自分のを聴くというのはまずないんだけど、“言っちゃったな”と自己嫌悪に陥ることがあるか、それがひとつの基準だった。わけもなく、おかしくて笑っていると、リスナーもおかしいのね。そういう伝わり方をするのが、ラジオの魅力だし、生き物みたいに不思議なところね。」

バグルス 『ラジオ・スターの悲劇』
(平原さん)「ラジオで好きになって、このアーティストを追っかけたいと思ったことありますか?」
(ユーミン)「ありますね。先週もお話したけど、作曲家人生を決定づけた、プロコル・ハルムというバンド。ラジオって言っても、当時、FEN(Far East Network)というのがあったんですよ。
私の実家の方は米軍の基地があって、基地の放送がラジオに入るんですね。」
(平原さん)「そこに住んでなかったら、今のユーミンの雰囲気じゃなかったかもしれないんですね。」
(ユーミン)「そうね。とてもそれは大きいです。米軍基地に幼馴染の家族がいて、基地の中のレコードショップに行けたの。60年代前半、中盤のロックが一番すごかった頃、サイケだった頃のものを聴きまくれました。あと学校が、電車通いで、吉祥寺の近くだったんですが、都心に遊びに出たりすると、世界が変わるのね。郊外から、東京タワーが見えるあたりまで行くと、世界が変わるのが大きかったと思う。」
(平原さん)「なるほどな〜。だから、ユーミンさんの曲って、いろんな音楽のエッセンスが入っていますよね。」

レディー・ガガ 『シャロウ』
(平原さん)「映画『アリー/スター誕生』の主題歌としても話題ですけど、映画もご覧になりました?」
(ユーミン)「はい。観ました。去年の終わり頃って音楽映画がたくさんあったね。エイミー・ワインハウスやホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画も観ました。観れなかったけど、エリック・クラプトンの映画もあったし。なぜでしょうね。」
(平原さん)「アリーが作曲家として、歌手として、悩みをかかえて、映画を観て共感された部分は?」
(ユーミン)「『アリー/スター誕生』は3回目ぐらいのリメイクかな。大昔は、ジュディ・ガーランドという人がやって、それから、バーブラ・ストライサンドがやっててという。バーブラのものは、大きな物語なんだけど、バーブラ・ストライサンドは大スターだから、そのスターとして出てるみたいな。マドンナが映画に出る時もそうなんだけど。ガガは、全部かなぐり捨てて、素の女の子として出ていたのがすごく感動しました。」
(平原さん)「レディー・ガガはこんな感じだったんだというね。普段が結構、奇抜な格好しているからこそ、余計そう思うのかもしれないけど、それだけじゃない、自然な演技でしたね。」
(ユーミン)「現場で愛されている人だなと思いました。スターとして参加してない感じ。目に見えないところに感動した。レディー・ガガっていいなと改めて思えた。」

あっという間に、お時間になってしまいました…。番組恒例の質問です。今後の夢や目標を教えてください。

「そうですね〜。次に綾香に会う時も、こんな私でいられるように、モチベーションを落とさず、粛々とやっていたいです。」

ユーミンさんはずっと変わらずユーミンです。変わらないと思います。

「そう思われているからね、脱落するわけにはいかないのよ。」

ユーミンにとって、ラジオというものは何なのかということを改めてお伺いすることができ、貴重な放送になりました。尊敬するユーミンから「綾香はしゃべる声も魅力的で、ヒーリング・ヴィーナスにぴったりの声だね」と嬉しい言葉をもらって、とても幸せそうな平原さんでした。

ただいま、『松任谷由実 TIME MACHINE TOUR
Traveling through 45 years』の真っ最中です。昨年の9月から、45周年記念ベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』を携えて、アリーナツアーをスタートしています。日程について詳しくは、オフィシャルサイトでチェックしてくださいね。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
歌に関するお悩みにお答えします!
ラジオネーム すももさん

「喉を痛めやすい私はすぐにガラガラ声になってしまいます。喉を痛めないために気をつけている事があれば教えてください。」

ラジオネーム ともさん

「むかしは、カラオケで、10時間歌い放題したりしてました。年齢とともに、歌う機会もほぼなく、のどもしまった感じがして、久々カラオケいくと低い声、高い声も、でにくくなり、ボイトレしすぎも、声帯をいためるみたいですが、ある程度うたわないと、音痴になる気がします。平原さんは、プロでもあるので、日々ボイトレされてるとおもいますが、1日どれくらい、時間として、うたわれますか?」

平原さん
「まず、ガラガラ声に対しては、声帯の周りの筋肉が鍛えられてないんじゃないかな?全然筋肉がないのに、ベンチプレスにチャレンジしているようなもので。鍛えて鍛えて、ベンチプレス持ち上げられるわけだから、急にやっても喉を傷めるだけだと思います。私は低い声の方が得意なので、どんな時だって、出やすいんです。それは低い声の筋肉はもともと使いやすくできているから。高い音も好きだけど、高い音を出そうと思った時に、声帯の筋肉が鍛えられてないと、無理した歌い方になって、声帯が変に振動して、声を枯らす原因になってしまうんですよね。ガラガラしてしまわないためには自分にあった音域で話すことが必要だと思います。歌に関してだったら、しっかりと筋肉をつけ、すこしずつ音に慣れさせてあげると、絶対声は枯れません。
私はサックスを吹く奏法で、歌っているので、ボイトレしていないです。ボイトレも合う合わないってすごくあると思います。いい先生だったらいいと思うけど、まだ自分には歌の筋肉が備わっていないのに、それを知らずに先生に、“こういう声を出してごらん”って言われて、無理して声を出すと、声を枯らしてしまうんですよね。デビュー当時は、自分にはボイトレを受ける権利はないと思っていたんです。まるで初心者のスケーターが、オリンピック選手を育成する先生に習いにいくような感覚だったんですよね。1日必ず、少しずつ、声を出しておくと、声帯の周りの筋肉は衰えないので、それはやっておいた方がいいと思います。喉の調子がそんなに悪くないときは、1日1曲でも、鼻歌で歌うと、筋肉は衰えませんよ。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!あなたが一番好きな平原綾香さんの曲は何ですか?リクエストを添えて、メッセージをお寄せください。
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