森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

06/03谷村新司さんのステージ・セレクション・アルバム!

2018/6/3 update
平原綾香さん・谷村新司さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今週のゲストは谷村新司さんです。前回、この番組に来ていただいたのが3年前。ですが、定期的にお会いする機会があり、新聞の取材でお会いしたり、去年リリースしたアルバム『LOVE2』に収録されている『ジャスミン』を書き下ろしていただいたりしております。少し前になりますが、『朱音』も谷村さんに書いていただいた作品です。どちらもファンの方から歌ってほしいとリクエストが多い人気曲です。

谷村さんが曲作りをされるのは、どういった流れで始まるんですか?
「僕ね、誰とも違うかも。突然、詞とメロディー同時という人なの。(曲が降りてくるから)来るまで待っているという待機状態。いつまでにお願いしますと言われたら、そこに行くまで、この辺に来るように準備しているの。突然、そろそろ来そうだなというのがわかるので、お通じと似ているかな。なんとなくもようしてくるんですよ。そうしたら、ちゃんと来る。もうそれを40年以上続けている。
だからね、他の人とあまり話合わないんです。時々、曲先で頼まれたり、詩人として頼まれたり、メロディーメーカーとして頼まれたりするので、それはその形でやりますけど。」

『ジャスミン』もそうなんですか?
「せーの、ドンです。なるほど…そういう感じの歌なんだと、それから書き始める。サビを歌って、Aメロはこうなんだ〜みたいな感じ。でも、どういう感じのものを作りたいなというのは頭の中で願ってないとダメなんですよね。なんでもいいですという願い方ではない。
『ジャスミン』の場合は、綾香ちゃんは大陸っぽいメロディーが好きだというのが、一緒に中国に行った時にわかったんですが、意外だなと思ったんですけどね。」

聴いている方は大陸メロディーってなんだろうって思っていらっしゃると思うんですけど、要はヨナ抜き音階ですよね。
「ヨナ抜き音階って響く人と響かない人がいるんです。アジア大陸からシルクロードを通って、ギリシャ、イタリアあたりまではこのメロディーって響くんですよ。」

方向音痴なので、地球のことわかんないんですが、ケルトの音楽もヨナ抜きですか?
「あそこね、地理的には飛んでいるんですがケルトと日本って超古代につながっているんです。ケルト音楽やアイリッシュなものが好きな人というのは、基本的にはヨナ抜き系が身体の中に入っている人だよね。」

今度の水曜、6月6日に谷村さんが手掛けられた楽曲の中から、谷村さんご自身が、ステージのためにセレクトしたナンバーを収めたステージ・セレクション・アルバム『EARLY TIMES〜38年目の昴〜』がリリースされます。ファンの方々が谷村さんのライブを観て、この構成のCDがほしいという夢を叶えたアルバムですね。
「自分がお客様でこのライブ、いいなと思ったら、気に入った曲が入っているアルバムはどれですかって必ず聞くじゃないですか?それが聴きたいから。今日、聴いたものがそのままCDとしてあったら、最高じゃないですか?それを実現させようと。4月にやったライブ構成の中で、なかなかもう手に入らない盤、アナログ盤しかないものとか、絶版になっているものとか、そんなレアなものを歌っているんで、そういうものを中心に13曲チョイスして、今の声とステージでやったそのままのアレンジで、ちゃんとレコーディングしました。
ライブに向かって構成を作っていって、実際に音を出してみて、ここは違うなと思ったら、変えたりして、ひとつの構成ができあがりますよね。お客様の反応をみて、この流れでいいんだと確認できたものを、ステージが終わった3日後ぐらいから、一気にドドドドって作りました。だから、今年はこれをやっていたために、ツアーのスタートが遅いんです。ステージでやっているバンドがそのままレコーディングスタジオに入りました。絶対欲しくなるだろうなというCDです。」

昔の自分と今の自分、聴き比べもできるわけなんですが、変化は?
「昔は気負っています。38年前の自分の声、38年前『昴』が出た時の空気感というのをテーマにしています。ちょうど日本がバブルに向かって、突き進み始めた頃。これ、危なくない?って僕は個人的になんか変だと思ってて、もっと自分の足元を見ておかなくちゃと思って作ったのが『昴』というアルバム。『昴』という楽曲の中にも、そんな意味を込めているんで、浮ついてない、重いアルバムだったんです。生きることとか、命とかそういうことをしっかり歌っているアルバムでした。」

わたし、谷村さんのコンサートにゲストで出演します。
『谷村新司プレミアムコンサート生きる2018〜小児がんなど病気と闘う子どもたちとともに〜』が行われます。わたし、森山良子さんがやられていた1回目にも出演しました。今は谷村さんが引き継がれて、やってみてどうですか?

「僕も良子さんがやっていらっしゃる時にゲストで3回ぐらい出ているんです。普通のコンサートやライブとはちょっと違う空気感があって、なんていうか、あたたかいんですよね。会場に来てくださっている方の空気感がとても心地いいんです。」

わたしも初めて出演した時、神社とか聖堂とか、教会とかそこに足を踏み入れたような感覚でした。
「わかります。背筋が伸びるんだけど、そんなに変な緊張感じゃなくて、心地よい緊張感に包まれたコンサートですね。」

『谷村新司プレミアムコンサート生きる2018〜小児がんなど病気と闘う子どもたちとともに〜』は6月25日 東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われます。
病気と闘う子どもたちを励まし、支える家族や関係者にも元気になってもらおうという思いで始まった小児がん征圧キャンペーン「生きる」のチャリティーコンサートです。ぜひ、参加していただければと思います。

その他、谷村新司さんのツアー情報などについて、詳しくはオフィシャルサイトでチェックしてください。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム てりちゃん
「綾香さんの子守歌のような低い低い声が大好きでいつも欠かさず聴いています。 綾香さんへ質問です。子供が成長するにつれ言うことを聞かなかったり、やることをやらなかったり、などあり最近子供に厳しくしてしまいます。主人に“もっと優しくしてあげれば?”と言われ自分でも反省するのですが、いざ子供を前にするとまた叱りすぎてしまい・・・の繰り返しです。怒りのスイッチを切り替える上手な方法はないでしょうか。怒りを6秒我慢すればおさまると聞いたことがありますが、その6秒が難しいです。」

平原さん
「お母さんがイライラしてしまう気持ちはよくわかります。お母さんだって忙しいし、怒ってしまうのはしょうがないと思います。やさしくてすごく怖いお母さんでもいいんじゃないかな。怒った分だけ抱きしめてあげることでより信頼関係が結ばれていくと思うんですね。子供だって時々不安になると思います。自分は愛されているんだろうかとか、こんなに怒られちゃって、僕は悪い子なんだと思って、より悪くなっちゃう時があるかもしれません。だけど、毎日抱きしめてあげて、大好きだよって言ってあげることで少し何か、子供の心の中で変わっていくんじゃないかなぁ。子育てって、そんなに甘くないぞというのもわかるんです。わたし、毎日、子育てブログ読んでいるんで(笑)

悪いことは悪いと言わなきゃいけないと思うので、自分を責めすぎないでほしいなと思います。長く叱るのはよくないので、ピシっと短く叱るといいのかな。(独り身のわたしが言ってもね…。)わが子だしいいんじゃないかな。

自分がいっぱいいっぱいの時に怒ってしまうことがあると思うので、自分の心を立て直す方法をあみだすしかないですね。
わたしは、茨木のり子さんの『自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ』という詩が、母から教わってから大好きで、それをいつも思い出すようにしているかな。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!平原さんへの質問や相談、超個人的な近況報告も大歓迎です。何でも大歓迎です。聴くだけで笑顔になれる「スマイルソング」や、明日への活力となる「エナジーソング」のリクエストも大募集中です!曲にまつわるエピソードをそえて、リクエストしてくださいね。
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