森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

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ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

12/23BEGIN 上地等さん ニューアルバム『Potluck Songs』

2018/12/23 update
平原綾香さん・BEGIN 上地等さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな音楽の世界を辿らせていただきます。ゲストは、BEGIN Pf&Vo 上地等さんです。
イベントやテレビ番組で共演させていただいていますが、お話するのはお久しぶりです。
ニューアルバム『Potluck Songs』(ポットラック・ソングス)についてはもちろん、こういう機会がないとなかなか聞けないようなことも伺ってみました。

BEGINの皆さんは、幼馴染なんですよね?
「小学校からの幼馴染です。石垣島生まれで、幼馴染なんですって言うと、大概の方が、小さい島で、島の人もみんな、顔見知りでという想像されるかもしれないけど、島民5万人いるんですよね。同級生でも一生会わない人もいるはずなんですね。その中で、僕たち3人は、小中高ずっと同じ学校なの。家が近かっただけですよね。ボーカルの比嘉栄昇とは、小学校の卓球クラブが一緒だったんですけど、ギターの島袋優とは小学校から高校までクラス一度も一緒になったことがないんですよ。栄昇を介して友達になりました。3人とも中学ぐらいの時から、音楽が好きになって(僕はフォークギターでフォークソングを歌ったりしていました)、バンドを組み始めたので、音楽仲間というか友達になっていきましたよね。」

長い付き合いなんですね。喧嘩はなかったんですか?
「正直ありますよ。あるけども、さっき言ったみたいに小学校から一緒なんですよ。だから親たちもずっと知っているんですよ。親たちも仲がいいので、喧嘩ごときでは解散とか、変なムードにならないし、たとえ喧嘩しても翌日にはケロっとしています。兄弟喧嘩みたいな感じかな。」

ここからは、12月12日にリリースされたばかり、BEGINのニューアルバム『Potluck Songs』について、伺いたいと思います。
およそ3年ぶり、通算20作目のアルバムなんですね。いろんな曲があって面白かったです。子守歌っぽいものもあれば、ラブソングもあるし、ブラジル音楽と沖縄の音楽を合わせた感じのものもありますね。

「マルシャ・ショーラね。ブラジルというと、サンバとかボサノバとか、世界を代表するリズムがあるじゃないですか?それ以前にマルシャというリズムがあって、それでヒット曲が出ていたんじゃないかなというものなんです。マルシャとはマーチという意味です。2拍子なんですよ。ブラジルのサッカーで盛り上がっている時に歌っているのが、大概マルシャなんです。古い歌ですよね。ショーラは石垣の言葉で、“しようよ”という意味です。ブラジルの音楽を尊敬しつつ、それだけではない僕らの音楽も入れるので、なんか言葉で混ぜようということで、ショーラという言葉をくっつけたんです。僕らは、マルシャ・ショーラと呼んでいます。」

11曲目の『ソウセイ【アルバムバージョン】』はマルシャ・ショーラ?
「そうですね。マルシャショーラのリズムを使って、沖縄の音階で曲を作っているんです。テンポはすごく早いんですよ。めっちゃくちゃ。」

3曲目の『飛んで火に入る腹の虫』も好きです。上地さん作曲ですね。あまり重く取ってところがよかったです。
「その通りです。僕らの歌の作り方の中で、特別じゃない、どこにでもある日常、曲を作る時、歌詞を書く時に気を付けているのは、特別な歌も大切で、ラブソングも必要ど、すごく日常の、仕事して疲れた〜みたいなそこに持っていきたいんですよね。」

ハワイの音楽はやろうと思ってやっているんですか?
「ハワイの音楽は好きですね。ずっと昔から好きだったんですけど、僕たちがブラジル音楽やハワイ音楽に興味を持ったきっかけは移民の方なんです。沖縄はブラジルやハワイ、ペルー、アルゼンチンに行かれた方がたくさんいらっしゃるんです。日系のお祭りがあるので、来てくれないかというお誘いがあり、ライブをしに行ってというつながりがあって、日系の方たちと話しているうちに興味を持ったんです。沖縄の食文化は豚が非常に大事なんです。出汁をとるにも何をするにも豚なんです。ハワイの方が焼け野原の沖縄に立った時に、豚小屋の豚がゼロだということで、ハワイに帰って、募金を集めて550頭の豚を輸送したんです。それが、今、沖縄に残っている文化なんですよ。
そういう話を付き合っているうちに知るんです。すると、ありがとう!という思いと、ハワイに対する思いも、どんどん深くなっていくし。それは、ブラジルも一緒です。」

いろいろなご縁があって、BEGINの曲のもとになっているんですね。
3人がそれぞれ曲を書き下ろしていて、Potluckは持ち寄りという意味です。BEGINがそれぞれ持ち寄った楽曲たちが収録されています。ニューアルバム『Potluck Songs』ぜひ、聴いてみてくださいね。
詳しくは、BEGINのオフィシャルサイトをチェックお願いします。
上地さんには来週もお話を伺います。お楽しみに!

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム さとままちゃんさん
「あーや、こんばんは。この間、初めて、生!『CHRISTMAS LIST』(羽田空港イルミネーション点灯式にて)を聞いた息子が、いつもに増して真剣に聴き入っていると思ったら、歌が終わった後に、“サンタさんに、戦争がおきませんようにってお願いする!…あと、あのおもちゃも。”と言っていました。 ちゃっかり、おもちゃもお願いしてますが、そんな言葉が出てくるとは思わず、びっくりしました。あーやの歌の力、すごい!と感激でした。ありがとうございました。 (シールももらってくれてありがとうございましたm(_ _)m)」

平原さん
「そうそう。いつもシールくれるんだよね。どこに貼ろうかなみたいな。大切に持っていますよ。裏に必ず“綾香ちゃん大好き”って書いてくれていたりして、かわいいんですよね。『CHRISTMAS LIST』って、“戦争が起きないように”とね、真っ正面からすごいこと言っていますよね。だけど本当にそうですね。何か、サンタさんにお願いするのは自分のものではなくて、人のために何かお願いしようという素敵な曲ですよね。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!
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