今週は 新年初の「なるほど!交通安全」。
今年も交通事故を起こさないよう 交通事故にあわないよう 気をつけましょう。
2018年も交通安全に役立つ情報をお伝えしていきます。
今週は交通安全啓蒙グッズを追跡。
モノの紹介とともに各社の交通安全への‘思い’もお伝えしました。

最初は静岡市にある株式会社フシミの交通安全PRトイレットペーパー。
株式会社フシミは交通安全・防犯用品・消防防災グッズを扱っている企業。
反射材や横断幕といった王道の交通安全グッズもありますが
トイレットペーパーやティッシュペーパーなど
交通安全メッセージを見えるように配置して啓蒙を図るものもあります。

このトイレットペーパーには
飲酒運転、チャイルドシート、迷惑駐車についての
交通安全スローガンとイラストが印刷されています。

株式会社フシミによると・・・

減少している交通事故と交通事故死者数。
しかし、最終的にゼロを目指す気持ちを持っているとのこと。
被害に遭うことが多いのが高齢者や子供。
彼らが交通事故に遭わないように事業展開しているそうです。

これを目にしていたら
交通安全の意識が頭に刷り込まれるかもしれません。
トイレットペーパーのように毎日見えるところにあるのは
ナイスなアイデア!だと思います。





本来の商品は交通安全に関わるものではないのに
交通安全啓蒙グッズを持っている会社もあります。
大阪市中央区のUHA-味覚糖。
ご存知のように本業は飴を中心とする菓子・食品の製造販売。
でも 12月に兵庫県警察監修の「ポリスめし」という商品を発売しました。

UHA-味覚糖によると・・・

「ポリスめし」誕生の経緯は去年の春夏に神戸市消防局とコラボして
熱中症対策のために「救塩隊キャンディ」という商品を発売しました。
それを見た兵庫県警からコラボレーションできないかというオファーが届きました。
そこで 既にあった「忍者めし」という硬めのハード食感のグミを応用。
兵庫県では死亡事故などが増えているということでパッケージを変え
少しでも目につく機会を増やし 気をつけようという意識を持つように
もう1つは噛むという咀嚼によって また兵庫産レモン果汁によって
頭がスッキリするように そんな狙いで開発されたものです。





最後は遊びやゲーム イベントを通して
交通安全の啓発活動をしている名古屋市の有限会社 広報企画。
「酒酔い体験ゴーグル」にフォーカス。

これは飲酒の体験ができるゴーグル。
そのゴーグルを使いゲームというかたちで
手に与える影響や足に与える影響を仮想体験できます。
中西さんも体験してみましたが かなり酔った感覚を実感できて
その状態で何かをすることが いかに難しく危険かがわかります。

広報企画によると・・・

交通安全はこのところずっと愛知県が国のワースト1。
自分の身近な人たちが事故に遭ったり
事故を起こしたりしたときにどうしたらいいか
そんな時の気持ちを自分の気持ちに置き換えて
優しい気持ちや思いやりの気持ちを持つことが一番。
そんなことを伝えたいと考えているそうです。





今回紹介したようなグッズやエンターテインメントから
交通安全をより身近なものにしていくというのも1つの方法
みなさんの生活にもこうしたものを
交通安全のために取り入れてみてはいかがでしょうか。



あと4日で新年がやってきますが
来年の全国交通安全運動で使用されるスローガンが11月に決まっています。
今年最後の「なるほど!交通安全」は
「平成30年(2018年)交通安全年間スローガン」を追跡しました。





一般財団法人 全日本交通安全協会・毎日新聞社主催 
「平成30(2018年)交通安全年間スローガン」の入賞は19作品。
今回はそのうち最優秀賞にあたる「内閣総理大臣賞」3作を取り上げました。

【一般部門A 運転者(同乗者を含む)へ呼びかけるもの】】
内閣総理大臣賞 静岡県 浜松市立 二俣小学校5年大場皐生さん
「ぶつかるよ ながら運転 じこのもと」




サッカーとフットサルをやっていて
週7日 練習するサッカー少年の皐生くん。
スローガンは学校の授業で考えたということですが
6万4422点の中から3作品だけの
内閣総理大臣賞を手にしたのですから大したものです。
このスローガンはどんな“気づき”から思いついたのか?

ながら運転という言葉を使ってどんなスローガンができるか考えていたら
お父さんが車を運転している時に助手席に乗っていて
他の車の運転手がスマートフォンを触っているシーンを思い出したそう。

スマホを操作しながらの運転は絶対にダメです。
万が一 事故を起こさなくても皐生くんのような子供が見ています。
その子供たちが大人になってから真似をしないとも限りません。
大人は責任を持った行動をとりましょう。


【一般部門B 歩行者・自転車利用者へ呼びかけるもの】
内閣総理大臣賞 兵庫県丹波市 村岡 孝司 さん 
「行けるはず まだ渡れるは もう危険」






村岡さんは27歳の時 地元の交通安全協会のスローガン募集に応募。
入選したことから やみつきになって 
その後 いろんな標語募集に挑戦しているとか(笑)
今回はどんな思いで受賞作を考えたのかというと

村岡さん自身 今年に後期高齢者の仲間入りをして
高齢になるにつけて年々動作の鈍さを感じているそうです。
今なら渡れるはずと思いきや車はもう近くにあって恐い思いをしたり。
まだ行ける まだ渡れるという過信が事故につながることを肝に銘じて
ひと呼吸置いてから 車の通り過ぎるのを待ってから渡る様に心がけている。
その思いを伝えました。

身近に高齢者がいるなら こうしたことを伝えるようにしましょう。
そして 誰もがいずれ高齢者になります。
その時に過信しないように注意しましょう。


【こども部門(こどもへ交通安全を呼びかけるもの)】。
内閣総理大臣賞 静岡市立 長田北小学校6年 小田 友華さん。
「自転車は 車といっしょ 左側」





好きな食べ物はイチゴ。
好きな音楽はAAAという友華さんも
学校の授業で交通安全スローガンをつくりました。
思い出したのは お母さんから日頃 注意されていること。

友華さんは自転車で右側を走ってしまうことがあって
お母さんに自転車は左側だと注意をよくされるそうです。
自転車で右側を走ると歩いてる人にぶつかることがあるので
同じ子供たちに左側を走って欲しいと考えてつくったものです。

冬休みに入った小中高生のみなさん
自転車は交通事故の被害者にも加害者にもなります
運転する時は充分に注意しましょう

こうして交通安全スローガンを知ったり つくった人の話を聞くと
交通安全の大切さが より一層 リアリティを持って感じられますよ。
全作品は交通安全協会のWEBサイトに掲載されているのでご覧になってください。
     

日常生活に欠かせないものになったスマートフォン。
LINEのメッセージがきたり SNSが気になったり 
それは誰もがあることですが「歩きながら」「自転車に乗りながら」
スマホをいじっていませんか? 

特に年の瀬を迎えた慌ただしい時期。
街中の歩道や駅のホームで「ながらスマホ」は危険です。

東京消防庁ではWEB上で、
「歩きスマホ等に係る事故に注意!」と呼びかけています。
というのも管内で1年に約3〜40人が救急搬送されているのです。
最新の平成28年のデータでは58人。

この数を「少ない」と受け取らない方がいいでしょう。
全国規模で考えれば千人単位にはなるはずです。

どの年代に歩きスマホの事故が多いのか?
ケガの程度はどのようなものなのか? 
東京消防庁管内の過去5年間の救急搬送データを見ると
40代が43人と最も多く 特に20代から40代の救急搬送が多くなっています。
事故の種類としてはスマホを利用中に
人や物・自転車などにぶつかる事故が最も多く発生しています。

ケガの程度は全体の約8割が軽症。
しかし、残りの2割は入院の必要があるとされる中等症以上。
重症となった人は少ないですが約2パーセントと0ではありません。

10代・20代に多そうですが最も事故にあっているのは40代。
急ぎの仕事のやりとりをつい歩きながらスマホでしてしまうのかもしれません。
10代・20代の頃と比べて反射神経も落ちているのかもしれません。
「自分は大丈夫」という根拠のない自信は危険です。

事故が起こった場所別にみると
道路・交通施設が最も多く全体の約8割。
中でも一般道路での事故や駅での事故が多くなっています。
その他 店舗・遊戯施設・住宅等の居住施設場所でもあります。

きっと 多くの人は1度や2度は
歩きながらスマートフォンを操作したことがあると思いますが
「何か」が起こってしまった後では取り返しがつきません。
立ち止まって安全な状態で行いましょう。

そして 自転車やクルマを運転しながらのスマホ操作。
これは法律で禁じられています。
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