お酒の機会が多い時期。
飲みすぎて車道を千鳥足でフラフラと歩くと危ないですよね。
高齢者の徘徊も危険です。
そんな交通事故の危険を避けるため、
茨城県警察が行っている取り組みが「交通安全 思いやり110番」。

「交通安全 思いやり110番」は平成21年8月1日に運用を開始。
これは前年の平成20年から21年にかけて 
泥酔して路上に寝込んでいた人や認知症などで徘徊中の人が
被害に遭う交通死亡事故が多発したことによります。
被害に遭いそうな人を発見したら積極的に110番してもらい
未然に事故を防止することを目的にスタートしました。

この施策は さまざまな業界・団体の協力で周知が計られました。
去年は577件 今年は11月末現在で601件の情報が届くまでになっています。

茨城県警察によると 
今年の601件のうち半数以上が高齢者に関係する通報。
そのうち認知症が疑われる高齢者などに関する通報は24%。
泥酔者に関する通報は全体の40%。
通報を受理した後はほとんどの場合において
現場に臨場した警察官が対象者を
発見・保護している状況だということです。

「交通安全 思いやり110番」によって
交通事故を回避できたのではないかと思われるケースもあるといいます。

今年5月 午後9時頃 酒に酔って道路に横たわっていた男性を
発見した女性から110番通報がありました。
その後 警察官が到着するまでの間 
女性は男性に付き添って保護していたそうです。
この勇気ある行動で男性を無事に保護されました。
未然に交通事故を防止したことから
女性には警察署長から感謝状が贈呈されました。

「他にも飲酒した人が車を運転しそうだ」という通報から
飲酒運転を未然に防ぐことができた事案や
「道路の真ん中をふらふらと歩く高齢者がいる」
「一人歩きをしている子どもがいる」などの通報から
無事に保護できた事案も数多くあるということです。

茨城県警察では「交通安全 思いやり110番」をやっていますが
他の都道府県警察でも 交通事故防止に繋がる情報は有益。
拒絶されることはありません。
「交通事故の危険があるかもしれない」という人を見たら警察に連絡しましょう。
あなたの行動が交通事故の芽を摘むかもしれません。


「自転車安全教育指導員」という制度を聞いたことはありますか?
交通事故発生件数のおよそ2割を占めるのが自転車交通事故。
その安全な運転を一般に教える人たちの資格を今朝は追跡しました。

一般社団法人 全日本交通安全協会
安全対策第二課長の原田和良さんによると
「自転車安全教育指導員」制度のスタートは昭和50年。

当時は国民の自転車保有台数の急増。
自転車関与の交通事故も増加していました。

自転車安全教育の必要性が指摘され
全日本交通安全協会に設けらました。

具体的には全国で行われている自転車安全教室の場で
自転車の正しい乗り方など安全指導に従事する人たちです。

40年が過ぎた今 自転車安全教育指導員は全国におよそ1万4千人。
特別の研修を受けて指導員を育成できる特別指導員が約900人。
合計 1万5千人ほどの指導員がいます。

資格取得のためは各都道府県交通安全協会による指導員講習を受講。
認定されるという形になります。
特別指導員については全日本交通安全協会が行う
特別指導員講習を受講する必要があります。

指導員になる人の中心は全国各地域の交通安全協会の関係者。
ボランティアとして活動している人が半数以上だということです。
その他 自治体の交通安全対策担当の職員 小学校等の先生
自転車販売関係の方々 交通安全教育に携わる警察官もいるとのこと。

行政・学校・警察関係で交通事故対策や交通安全に携わっている方は、
講習によって正しい情報を身につけ 自転車の安全な運転を指導できます。
この資格がさらに交通安全に寄与することに繋がるかもしれません。

自転車安全教育指導員が活躍する自転車安全教室は
地域によってさまざまなカタチで行なわれていますが
子供の交通事故防止の観点から小学生等対象とした教室が中心。
保護者も一緒に受講するものや中高生を対象としたもの
あるいは高齢者を対象としたものが行われています。

主には自動車教習所のようなコースや
一般道路を再現したような模擬コースで
交通法規にのっとった正しい自転車の乗り方
安全な乗り方を指導しています。
あるいは座学を組み合わせたものなど多種多様。

自転車交通教育指導員という制度を覚えておいてください。
お父さん・お母さんの立場にある方には
地域の自転車安全教室に親子で参加し、
考えるきっかけづくりとすることをお勧めします。


明日から12月。
冬の運転は雪や道路の氷結に気をつけましょう。
一般道よりも速いスピードで走る高速道路はなおさらのこと。
今週は先週に続いて「冬の高速道路の安全」の後編でした。





冬に訪れる雪や道路の凍結といった環境条件。
これは他の季節とはまったく違います。
運転時の危険も格段とUP。

今回 コメントを放送したNEXCO中日本
保全企画本部 交通チームの上松慎平さんによると
日頃から心がけてほしいのは3つのこと。

1)前をよく見て運転する

2)安全な速度を守って走る

3)前の車との車間距離をとる


雪が積もった あるいは凍った路面は滑りやすいもの。
ハンドルが思うように効かないことが往々にしてあります。
急ハンドル・急ブレーキは絶対にしないように心がましょう。

NEXCO中日本のWEBサイトにはとてもためになる情報を掲載した
「冬の雪道ドライブガイド」というページを設けられています。
そこで注意を促していることが場所や時間による道路環境の変化。

特に橋の上やトンネルの出入り口は気温が低くなり
その影響で路面が滑りやすくなる可能性が高くなります。
こうした場所に差し掛かる時は手前で十分にスピードを減速。
いつも以上に注意をして走行することが大切です。

昼間は路面が濡れていた状態の道路も
夜になり気温が下がれば凍ることも考えられます。
朝や晩の走行は 昼間とは状況が違うと考えましょう。
路面の状態を把握して状況に応じた運転を心がけて下さい。

積もった雪が踏み固められてできる路面
いわゆる「圧雪」は冬用タイヤを装着していれば走行できます。
しかし 普通の路面よりも滑りやすいので注意が必要です
比較的温度が上がった時に雪が降った時は
圧雪路面にはならず シャーベット状になることも。
溶けかけた雪にハンドルが取られすくなるので慎重になりましょう。





天気状況や道路状況の正しい情報をキャッチすることも大切です。
冬の高速道路は 雪の降りかたや積もりかたによって
速度規制が行われたり 通行止が行われるもの。

冬用のタイヤやタイヤチェーンを装着しないと走行できない
冬用タイヤ規制が実施される場合もあります。
道路上の道路情報板とよばれる電光掲示板で
そういった規制の情報表示をしているので
見逃さずに確認するようにしましょう。

他の季節よりも危険度が格段に高い冬の高速道路。
これからしばらく続く冬 安全運転を続けて下さい。




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