あなた自身 あなたの家族は 
ふだんの生活で「反射材」を身につけていますか? 

日没時間が日ごとに早くなる時期です。
交通事故が起きやすいのは運転手の視界が狭くなる夕方から夜にかけて。

危険な時間帯に「反射材」は
あなたやあなたの大切な人の命を救ってくれるもの。
今週は「反射材」を追跡しました。

今から7年前 平成22年に
全日本交通安全協会が行った調査の結果が手元にあります。
調査対象者は1,001人。

その中で【反射材用品を知っていた】人は89.5%。
9割の認知度。 

そして この調査では「反射材用品を見たことがある人」と
「見たことがない人」を合わせた全体のうち 94%が
反射材は「夜間の安全性向上に効果があると思う」と答えています。
ほぼ全員です。

にも関わらず「反射材用品の着用率」は

自転車用含む  ▶︎ 30.4% — 3割

自転車用除く  ▶︎ 19.5% — 2割

驚くほど低いのが実情です。
その理由を調査結果に探すと・・・

?番多いのは
「外出の時に反射材用品を身につけるのは面倒臭い」

?番目に多いのは
「反射材用品を身につけるとカッコ悪い」


しかし ほぼ全員が「効果がある」という認識を持つ反射材。
実際のデータを見ると それはやはり危険回避にとても有効なのです。

時速60キロで夜間に車を運転していた場合
危険を認識して ブレーキを踏み 停車するまでの距離は 44m 。
それに対してドライバーが歩行者を認識できる距離は

黒っぽい服装 26m

明るい服装 38m

止まるまでに要するのは44m。
つまりは間に合わないということに。

ところが反射材を身につけていると
ドライバーが歩行者を認識できる距離は 57m 。

夜間に反射材を着用する意義 
わかっていただけるでしょう。

最近では反射材用品の種類は
かなりバラエティに富んだものになっています。
一見すると反射材とわからない可愛いものも増えています。

例えばアニマル反射マスコット
子どものバッグにつけたら可愛いと思います。
缶バッチ、ブレスレット、リストバンド、シールなどもあります。

外出の時は反射材用品を着用するようにしましょう。
特に歩行者としての事故被害が多い
子どもと高齢者には身につけてほしいものです。

そんな反射材についてよく知ることができるフェアが
この週末に池袋サンシャインシティ アルパ地下1階 噴水広場であります。
JA共済も協賛する「反射材フェア2017」。

反射材の効果を体験するショー。
ピーポくんも登場する交通安全教室。
A共済が提供する交通安全をテーマにしたミュージカルなど
親子で楽しみながら交通安全を学べるコンテンツが盛りだくさん。
ぜひ足を運んでみて下さい。

8月31日は「高校生と自転車の事故」がテーマでした。
「クルマ 対 自転車」の事故被害者で多いのは高校生。
新学期を前に注意を促したかったからです。

そして 実は「高校生と自転車」には もう1つの側面があります。
歩行者に対する自転車事故の加害者も高校生が圧倒的に多いのです。

今回は公益財団法人 交通事故総合分析センター
研究部 主任研究員の山口朗さんにお話を伺い
自転車が加害者となる交通事故を追跡しました。

自転車の関わる事故数は2016年で約9万人の負傷者。
過去を遡ると2001年〜2004年ぐらいまでは18万人。
10年ぐらいで半分に減りました。

そのうち自転車対歩行者の事故。
多くは歩行者側が被害側で自転車側が加害者側ですが
2006年〜2015年の歩行者の死傷者数は毎年2500人前後。
自転車対歩行者の交通事故は減少傾向にありません。

2500人の加害者になった自転車運転手を見てみると
11〜20歳までが全体の3割を占め最も多い年齢層。
そこを学齢別に見ると高校生が突出しているのです。
ピークは高校1年生。2年生、3年生となるにつれ減ってはいます。
でも 他の学齢と比較すると 高校3年間が飛び抜けているのです。

衝突地点の8割が交差点以外。
内訳は多い順に「歩道」「非分離道路」「車道など」。
自転車に対して対面で歩いてきた歩行者に
あるいは同方向に歩いている歩行者に
自転車がぶつかったというのが半数を占めています。

被害者になっている層で最も多いのが高齢者。
半数は60歳以上。この年齢の方たちは怪我をしやすいもの。
大きな怪我は命の危険に繋がりかねません。

自転車通学の高校生・中学生の皆さん 
くれぐれも気をつけて自転車の運転をするようにしましょう。
友だちとふざけながら スマホで音楽に没頭しながらの運転は危険です。
 
子どもが自転車通学しているお父さん・お母さん
しっかりと注意を促がすようにしましょう。

もちろん他の世代も自転車事故を起こしています。
歩行者に対して自転車は交通弱者ではありません。
そのことを心にとめて自転車に乗りましょう。




30日 土曜日までは平成29年 秋の全国交通安全運動の実施期間。
今週と来週は「平成29年 秋の全国交通安全運動」を追跡します。

コメントは警察庁 交通局 交通企画課の斉藤久晃さんでした。
後半の今日 紹介したのは2つのポイント。

▶︎ 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底

▶︎ 飲酒運転の根絶 



<全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底>

一般道路における運転席と助手席のシートベルト着用率は9割以上。
ところが後部座席の着用率は4割にも満たない状況です。
後部座席でシートベルトを着用していないと事故に遭遇した時に
車外へ放り出されるなど重大な事故に発展する可能性が高くなります。
シートベルト非着用の致死率は着けている時の約14倍というデータもあります。

チャイルドシートは6歳未満の子供には着用が義務化されています。
ところが使用率は約6割。
使っていても車両への取付けが不十分だったり使用方法が不適切な場合には 
交通事故時にチャイルドシートがシートベルトから分離する 
子供がチャイルドシートから飛び出してしまうなど
本来の機能が発揮できないことがあります。

チャイルドシートは国の安全基準への適合が確認された表示あるものを使い
子供の体格にあったものを選んで下さい。     
また 助手席の使用では膨張するエアバックにより被害が及ぶ場合があります。
できるだけ後部座席に乗せてあげるようにして下さい。
やむを得ず助手席で使用する場合は座席をできるだけ後ろまで下げて
必ず前向きに固定しましよう。


<飲酒運転>

厳罰化や行政処分の強化などにより
飲酒運転による交通事故は年々減少傾向になっています。
それでも未だに飲酒運転による死亡事故が年間約200件。
去年のデータでは飲酒せずに起こした事故と比べて
死亡事故になる確率が約8倍と非常に高くなっています。

飲酒をしたら運転しないことはもちろんですが、
周りの人もお酒を飲んだ人に運転させたり
車を運転する人にお酒を飲ませるようなことは絶対にしないでください。
       
気をつけたいのは飲酒したあと相応の時間が経たないと
体内にアルコールは残っていて飲酒運転になってしまうこと。
アルコールの分解能力には個人差がありますが
一般的に500mlのビールを飲むと分解に約4時間かかるといわれてます。
車を運転する時は それを考慮した飲酒時間飲酒量を心がけましょう。

飲酒運転はドライバーがやらなければゼロにできること。
本当に飲酒運転ゼロ社会を実現したいものです。

斎藤さんからの最後のメッセージは
この交通安全運動をきっかけとして家庭や地域・社会において
交通ルールやマナーを共有し実践していくことで
より交通事故の少ない社会を実現しましょうというものでした。

この機会にドライバーの方は日頃の自分の運転を見直しましょう。
そして 家族と一緒に交通安全について話してみてはいかがでしょうか。

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