今回は4月に愛知県豊橋市にお目見えした
「パトBUS」についてお伝えしました。





コメントは愛知県 豊橋警察署 交通課長の
本多 幸治さんでした。

豊橋市では2012年から豊橋鉄道 市内線で「パト電」が走っていました。
豊橋鉄道の協力で市内を走る路面電車の1つを黒と白に塗装。
車体に交通安全と犯罪抑止の標語が掲げられ注意を呼びかけていたのです。

しかし、経年劣化でラッピングが古くなったため、
パト電にかわって先月から登場したのが2台の「パトBUS」です。
これもボディに白と黒を使、天井の一部を赤色に塗装して
パトカーの雰囲気を出して交通安全と防犯のメッセージを伝えています。





実は愛知県は全国47都道府県中、
2018年まで16年連続で交通事故死者数が最多でした。
交通業界の企業である豊橋鉄道も状況を改善させたかったのでしょう。

昨年、豊橋市内では交通事故で4名の大切な命が奪われました。
また、今年も3名の方が亡くなっていて、そのうちの1人は高校生。
横断歩道を横断中に遭遇した事故でした。

パトBUSはこうした事故が二度と起きない
安全で安心な街にしたいという熱い気持ちがこめられています。





豊橋市内では非常に出会い頭の事故が多く、昨年1年間で571人が怪我をしたそうです。
交差点では信号を守ることは当然として、特に街中の左右の見通しの悪い道路は
一度止まって、さらに止まって、左右安全確認して進むようにして下さい。
もちろん、豊橋市以外にお住まいの方も出会い頭の事故に注意しましょう。

そして、本多さんからのメッセージ。

「横断歩道は歩行者優先です。
警察としても横断歩行者妨害に対する広報や取り締まり活動で、
横断歩道手前で止まる車も増えてきました。
ですが、まだまだ全ての車が止まるわけではありません。
ドライバーの方は横断歩道の手前で横断しようとする人がいたら
歩行者が安全に渡れるよう、必ず一時停止をお願いします。
横断される方は、今一度左右の安全確認をして渡るようにお願いいたします」。



信号がない横断歩道を渡りたい歩行者がいる時は歩行者優先。
クルマは停車することを義務付けされていることをお忘れなく。

今回は豊橋市にお目見えした「パトBUS」の話題をお伝えしましたが、
全国的にみると、他にもこの様な取り組みをされている地域があるようです。
こうした施策をきっかけに交通事故がさらに減るといいですね。





無免許運転をしたことはありますか?
全ての方が「いやいや、あるわけないよ」と言うことでしょう。
そうであると考えたいところですが、1年に全国で何件ぐらい、
無免許運転が摘発されているか? 考えてみて下さい。

答えは数字が出ている直近の令和元年で
なんと1万8千607件と報告されています。
想像した数より多かったのではないでしょうか。





しかも、この数字には続きがあります。
今回、お話を伺った東京 麹町 みらい総合法律事務所 吉田太郎弁護士によると
令和元年に報告されている危険運転致死傷罪 666件のうち43件が無免許でした。
無免許運転だけではなく、スピード違反、飲酒運転といった危険も犯していたのです。

当たり前ですが、無免許運転のほうが、
免許を保持している運転よりもデータ上では危険だと出ています。
大阪府で平成25年から3年間に起こった交通事故数と
そこに占める死亡事故の割合を見ると無免許が3倍です。

免許保持者    0.3%

無免許運転者   0.9%

意識・知識・技術の違いが数字に表れているのでしょう。





ただ、ひとくちに「無免許運転」と言っても理由はさまざま。
吉田弁護士によると6つのパターンがあります。

免許を持っていない

有効期限切れ

免許の取り消し期間中

免許の停止処分中

持っている免許以外の種別の車両を運転した

日本国内では運転できない外国の免許を持っている


無免許運転は道路交通法違反で3年以下の懲役 
または50万円以下の罰金が科せられます。

また、運転免許証を持っていないことを知りながら
運転をするよう頼み、同乗した人にも罰則があります。

冒頭で「無免許運転? やるはずないよ」と思った方も、
将来、無免許運転をやることがないように注意して下さい。

また、運転免許証を持っていない家族・友人・知人に、
運転することを促さないで下さい。
   

      


6つの無免許運転パターンのうち免許の失効については
「つい、うっかり」ということがあり得ます。

自分の免許がいつまでなのか期間を確認してみて下さい。
そして、更新を知らせるハガキが届いたら早めにいついくのか予定を立てましょう。
この新型コロナ禍で免許の更新がしにくいこともあるかもしれませんが、
期間延長の制度があり、万が一失効しても失効手続きを取れることがあります。

無免許運転は絶対やってはいけません。
事故を起こした場合には自動車保険がきかず、
金銭的な損失も莫大です。
十分、注意しましょう。








この連休中、ふだんはあまりハンドルを握らない方が、
クルマを運転する機会があるかもしれません。
中には長距離を走る方も全国にはいるでしょう。
今週はモータージャーナリストの菰田潔さんにお聞きしました。





まずは、高速道路での車間距離。
運転に不慣れだと前のクルマに近づきすぎるかもしれません。
それは、いろんな意味で危険。

一般的に日本で推奨されるのが100km/hで100mの車間距離。
これだと前に他の車が入ることもあり走りにくいかもしれませんと菰田さん。

そこで、お薦めして下さったのが海外で一般的な車間距離「2秒」。
これは距離にすると80km/hで走っている時はおよそ44m。
100km/hで走っているとおよそ56m。

2秒よりも短く、例えば1秒だと、前の車が煽られていると思い、
トラブルになってしまう可能性もあるので注意です。






次にヘッドライト。
早めの点灯を心がけましょう。

ベテランドライバーの中には、なかなかヘッドライトを点けない人もいます。
これは昔のバッテリーの性能が今ほどよくなかったから。
現在のバッテリーはかなり強くなり、ライトの電力の消費量も少ない。
夕方になったら暗くなる前に積極的に点けるようにしましょう。

ヘッドライトの意味は自分の視界を良くすることのほかに
自分の存在を周囲に知らせる意味もあります。
デイタイムランニングライトがついていない車の場合は
早めの点灯を忘れないようにして下さい。





長距離の運転をする人もいるかもしれません。
その場合は運転計画をきちんと立てましょう。

そして、2時間運転をしたら10分から15分は休憩します。
寝不足でないのに眠くなることもあり、酸素不足かもしれません。
内気循環にしておくと乗車している人の呼吸で酸素が薄くなって眠くなります。
エアコンを外気導入にして、新鮮な空気を取り込みましょう。

コロナ対策のためにも外気を車内に入れるのはいいこと。
菰田さんによれば、前の座席の左側と後部座席の右側というように、
対角線の窓を少しずつ開けると空気の流れがスムーズです。





かなり眠くなってしまった場合には仮眠をとる必要があります。
仮眠をとる前にカフェインが入ったものを飲みましょう。

その上で15〜20分ほどの仮眠をとる。
起きて少しするとカフェインが効いてくるので、
体を少し動かしてリフレッシュして運転に戻ります。
この正しい仮眠の取り方も覚えておいて下さい。

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