第145回 交通安全啓蒙グッズ

2018/01/04

今週は 新年初の「なるほど!交通安全」。
今年も交通事故を起こさないよう 交通事故にあわないよう 気をつけましょう。
2018年も交通安全に役立つ情報をお伝えしていきます。
今週は交通安全啓蒙グッズを追跡。
モノの紹介とともに各社の交通安全への‘思い’もお伝えしました。

最初は静岡市にある株式会社フシミの交通安全PRトイレットペーパー。
株式会社フシミは交通安全・防犯用品・消防防災グッズを扱っている企業。
反射材や横断幕といった王道の交通安全グッズもありますが
トイレットペーパーやティッシュペーパーなど
交通安全メッセージを見えるように配置して啓蒙を図るものもあります。

このトイレットペーパーには
飲酒運転、チャイルドシート、迷惑駐車についての
交通安全スローガンとイラストが印刷されています。

株式会社フシミによると・・・

減少している交通事故と交通事故死者数。
しかし、最終的にゼロを目指す気持ちを持っているとのこと。
被害に遭うことが多いのが高齢者や子供。
彼らが交通事故に遭わないように事業展開しているそうです。

これを目にしていたら
交通安全の意識が頭に刷り込まれるかもしれません。
トイレットペーパーのように毎日見えるところにあるのは
ナイスなアイデア!だと思います。





本来の商品は交通安全に関わるものではないのに
交通安全啓蒙グッズを持っている会社もあります。
大阪市中央区のUHA-味覚糖。
ご存知のように本業は飴を中心とする菓子・食品の製造販売。
でも 12月に兵庫県警察監修の「ポリスめし」という商品を発売しました。

UHA-味覚糖によると・・・

「ポリスめし」誕生の経緯は去年の春夏に神戸市消防局とコラボして
熱中症対策のために「救塩隊キャンディ」という商品を発売しました。
それを見た兵庫県警からコラボレーションできないかというオファーが届きました。
そこで 既にあった「忍者めし」という硬めのハード食感のグミを応用。
兵庫県では死亡事故などが増えているということでパッケージを変え
少しでも目につく機会を増やし 気をつけようという意識を持つように
もう1つは噛むという咀嚼によって また兵庫産レモン果汁によって
頭がスッキリするように そんな狙いで開発されたものです。





最後は遊びやゲーム イベントを通して
交通安全の啓発活動をしている名古屋市の有限会社 広報企画。
「酒酔い体験ゴーグル」にフォーカス。

これは飲酒の体験ができるゴーグル。
そのゴーグルを使いゲームというかたちで
手に与える影響や足に与える影響を仮想体験できます。
中西さんも体験してみましたが かなり酔った感覚を実感できて
その状態で何かをすることが いかに難しく危険かがわかります。

広報企画によると・・・

交通安全はこのところずっと愛知県が国のワースト1。
自分の身近な人たちが事故に遭ったり
事故を起こしたりしたときにどうしたらいいか
そんな時の気持ちを自分の気持ちに置き換えて
優しい気持ちや思いやりの気持ちを持つことが一番。
そんなことを伝えたいと考えているそうです。





今回紹介したようなグッズやエンターテインメントから
交通安全をより身近なものにしていくというのも1つの方法
みなさんの生活にもこうしたものを
交通安全のために取り入れてみてはいかがでしょうか。