第182回 高速道路での路肩停車の危険性

2018/10/11

ドライバーの皆さん。
高速道路を走行中に緊急で路肩に停車したことはありますか?

高速道路の路肩での停車はとても危険です。
軽微な事故を起こして、あるいは故障して、
止むを得ず路肩にクルマを止めた運転手や
同乗者が後続の車にはねられる事故が発生しているからです。

やむを得ず、停車をする時は、安全確保のため、
「守るべきこと」をきちんと守り、
「やっていはいけないこと」をやらないようにしましょう。

高速道路の路肩停車でどんな事故が起きているか?
2つのケースを紹介しましょう。

【ケース 

平成28年7月 
横須賀道路でクルマがパンクしたため路肩に停車。
運転手がタイヤを修理するために右後輪に輪止めをしようと
走行車線にはみ出したところ、後続車に撥ねられ死亡。


【ケース◆

平成29年8月
徳島自動車道でのこと。
専門学校のオープンキャンパスに参加した学生が乗る
マイクロバスの調子が悪かったため、運転手が路肩に停車。     
替わりのバスを待つ間に居眠り運転の大型トラックが後方から激突。
2人が死亡。

NEXCO東日本によると
路肩の停車は道路交通法によって原則禁止。
危険防止や軽い事故や故障などのため
幅が充分ある場所に限り例外的に認められています。
この時には以下のことを実践するようにしましょう。

後続の車にハザードランプの点灯で知らせた上で停車する。
次に車に積んである発煙筒を点火して
三角板・停止表示器材を車の後方、無理のないところに置く。
その時に後ろの車から止まってしまった自分の車が目立つようにする。
特に左カーブの場合は後ろから見えにくいので、
極力カーブの先に置きましょう。
      
発煙筒と三角停止表示板を設置したあとには、
守らなければいけないことが3つあります。
       
1)路上に立たない!

2)車内に残らない!

3)安全な場所に避難する!


車の中にとどまって後続車にぶつかられる事故もあります。
車外に出て、自分の車より後ろのガードレール外側など、安全な場所に避難しましょう。

自分の身の安全を確保したあとは110番、道路上に設置してある非常電話、
あるいは「#9910」という道路緊急ダイヤルで通報して下さい。

高速道路を運転中に路肩に停車するクルマが目に入った時には、
人がいないか? 出てこないか? 注意を凝らしましょう。
高速道路の路肩停車は、大きな危険が潜んでいます。
十分、気をつけるようにして下さい。