第203回 高速道路の交通事故

2019/03/07

交通事故数を月別に見ると3月はかなり多い月!
12月は「師走」でお坊さんも走る忙しい月とされてきましたが
3月に決算がある会社が多い現代社会。
年度末は忙しく運転手も気が急いているのでしょうか?




      
しかし、いくら忙しくても交通事故が増えてはいけません。
2月半ばに警察庁が発表した「平成30年中の交通死亡事故の発生状況」。

それを見ると年間交通事故発生件数は39万471件。
月別の速報値では・・・

位 12月 39,874件
位 10月 38,131件
位  3月 37,806件
位 11月 37,203件
位  7月 36,763件


そして、交通事故死者数は年間で3,532人。
前年の2017年は統計開始以来の過去最少でしたが、
2018年はさらに下回り、前年より162人減りました。
月別ではどうだったかというとやはり12月と10月がワースト2。

位 12月 410人
位 10月 338人


そのあとは・・・

位 11月 326人
位  8月 296人
位  3月 282人


ということで、去年2018年を見ると、
3月は交通事故の発生数でH嵬棔
死者数ではト嵬椶紡燭し遒箸覆辰討い泙后





ちなみに都道府県別の交通事故死者数は
愛知県が16年連続のワースト^未189人。
ワースト位が千葉県の186人。
ワースト0未埼玉県の175人でした。
人口10万人当たりで見るとワースト^未亙^羝。
人口10万人あたり5.26人となっています。

交通事故死亡者が多い愛知県では
色々な交通安全のための情報を発信していますが
過去5年の交通事故を分析して
月ごとの「交通事故防止のPOINT」を
WEBサイトにPDFファイルで掲載しています。

3月の「交通事故防止のPOINT」を見ると
交差点における死亡事故の比率が年間で最も高い。 
年間の平均は62.3%なのに3月は78.3%


月ごとの棒グラフを見ると確かに突出している
2番目の10月でも68.1% すなわち10%以上も高いのです。
事故原因を分析によると車両側の多くが
歩行者妨害や信号無視などの法令違反が伴っているとのこと。

さらに3月の「交通事故防止のPOINT」は
働き盛りの世代が出勤途中に多く死亡している。
多くは歩行者・自転車で死亡事故を通行目的
「通勤」で見ると3月は13人で 12ヶ月で最も多いのです。
しかも、30代+40代での7割を占めています。
これは年度末で急いでいることも関係しているのでしょうか?

自転車あるいは歩行で通勤している方は
急いでいてもクルマへの注意を怠らないで下さい。
信号無視や横断歩道がないところでの道路の横断はやめましょう。

愛知県警はこれらの分析結果を踏まえて
「年度末で何かと忙しい時期ですがドライバーの方は時間と心にゆとりを持ち、
歩行者保護を意識した運転をお願いします」と注意喚起しています。

この3月の交通事故のポイントは愛知県に限らず
全国的にも当てはまることもあるでしょう。
参考にして、気をつけて下さい。





また、北海道警察も過去5年間の死亡事故を月別で分析しています。
公式WEBサイトを見ると、この5年で死亡事故は47件、死者48人。
いくつか愛知県とは違う分析結果を抜粋すると・・・

事故類型別では「人対車両」が最も多く 
次いで「車両単独」が多い 


事故類型別では「人対車両」が最も多く 
「人対車両」の死者のうち7割以上が高齢者 


高齢者が被害者となる事故の割合は増えています
ドライバーのみなさんは要注意

2番目に多い「車両単独」は9割以上が非市街地で発生 
3割以上がスリップを伴う事故
 

積雪、凍結のある地域では気温が上がり、
雪や氷が溶けてクルマが滑る道路環境に気をつけて下さい   

年度末の3月。
忙しさと、道路環境の変化で交通事故を起こさないように
交通事故に遭ってしまわないように充分気をつけて下さい。