第211回 運転と眠気

2019/05/03

10連休のゴールデンウィーク。
折り返しましたが、今日を入れてあと4日。

まだ、混雑する中をクルマで出かける人はいるでしょう。
Uターンの渋滞もあります。
そんな時の運転で気をつけたいのが「眠気」です。


☆ 睡眠不足で運転しない ☆

まず、大前提として長時間の運転で禁物なのが「睡眠不足」。
一般に適切な睡眠時間は7時間以上とされています。

アメリカの高速道路交通安全局が行った交通事故調査を
全米自動車協会 交通安全財団が分析しました。
事故前の24時間にドライバーがどれだけ睡眠をとっていたか?
以下は7時間以上の睡眠をとったドライバーと比較した事故発生率です。

【6〜7時間の睡眠】 1.3倍

【5〜6時間の睡眠】 1.9倍

【4〜5時間の睡眠】 4.3倍

【4時間未満の睡眠】11.5倍


睡眠が大切なことは一目瞭然です。
運転前は7時間以上の睡眠をとりましょう。

お出かけ前よりも出先から戻る前に注意が必要。
楽しくて夜更かしということが往々にしてあるはず。
でも、無事に帰ってこそ、楽しい思い出になることをお忘れなく。


☆運転中に眠気に襲われたら☆

できるだけ仮眠をとりましょう。
時間は20分程度がいいとされています。
深く眠ってしまうと覚醒に時間がかかるからです。

そして、最近言われているのが
「仮眠前にコーヒーや紅茶などを飲むといい」ということ。

個人差はありますが、
フェインを摂取すると15分程で覚醒作用が発揮されます。
カフェインが含まれるコーヒーや紅茶を仮眠前に飲めば、
起きた時に頭と気分がスッキリ。
睡眠 + カフェインで相乗効果が期待できます。

高速道路のサービスエリア、パーキングエリア、
安全な場所に車を停めて仮眠をとってください


☆眠気さましに必要なのは刺激☆

眠気覚ましになるのが様々な刺激です。
以下、その例をあげましょう。
実践してみてください。


<窓を開ける>

高速道路では難しいですが、
窓を開けて冷たい風を感じると眠気が覚めます


<冷たい水で顔を洗う 冷たい水を飲む>

「冷たい」刺激は活動を司る「交感神経」を活発にして目が覚めます。
ただし、即効性はあるものの継続時間が短い点に注意。


<ガムなどを噛む>

「噛む」動作は、脳の神経伝達物質の分泌を促進。
覚醒水準の低下を一時的に抑えられると考えられています。


<運動する> 

安全な場所車を停めて、車外に出て、歩いたり、ストレッチをする。
血行が良くなり、頭も心もスッキリします。


<耳を刺激する>

多くのツボがある耳も効果的だとされています。
左右の耳たぶをもって下にゆっくり引っ張って離す。
4、5回繰り返すとツボを刺激して覚醒が期待できます。


<話す、歌う>

GW時期ですから多くの場合は同乗者がいるはず。
会話をすると、脳が働いて、眠気が解消されます。
積極的に話しをするようにしましょう
歌も、もちろん眠気からの覚醒に繋がります。

特に行楽からの帰り。
同乗者も疲れているかもしれません。
でも、ドライバーはもっと大変。

自分は運転していないからと勝手に寝てしまわず、
ドライバーを気にかけ、話しかけるようにしましょう。

楽しいGWの車でのおでかけ。
居眠りが原因の事故を起こさないために参考にして下さい。