第254回 危ない!クルマの死角

2020/02/28

クルマの運転にはドライバーがいくら気をつけても
目で実際に確認できない、ミラーにも映らない「死角」があります。
そのことを認識しておかなければ交通事故の危険性は高まります。
今週は『クルマに潜む死角の危険』についてお伝えしました。


運転席から見れば前後ウィンドウより下は全て死角

前方のフロントガラス。後方のリアウィンドウ。
車体から下の部分は運転席からすると死角です。

フロントガラスの死角に特に気をつけたいのは、
駐車や停車した状態からの発進時。
小さな子どもがクルマの前にいても見えません。
発車する前に車から降りた状態で確認するようにしましょう。
リアウィンドウの死角に特に気を付けたいのは駐車や車庫入れの時。
不安がある場合は、いちど車を降りて安全を確認して下さい。






車の真横の死角

前後ウィンドウと同じように、
左右についても車体近くの低い位置は死角。
その死角は運転席側よりも助手席側のほうが大きくなります。

車を発進させる時は運転席側の状況は把握しているもの。
助手席側の死角の状況を確認するようにしましょう。

走行中はサイドミラーとバックミラーで
左右の状況をチェックすることはできますが真横が死角になります。
車線変更をしようと思った時に真横にクルマがあって、
「ヒヤリ」とした経験がある人は少なくないでしょう。
首を振って目視で確認するようにして下さい。

左折する時は左側の後方で死角になる部分があります。
左折する時は、なるべくクルマを左側に寄せて、
二輪車が入ることができる空間を作らないようにします。
その上で左の後方を目で確認しながら曲がるようにしましょう。





ピラーによる死角

ピラーは英語で「柱」のこと。
クルマではボディとルーフ(屋根)をつなぐ柱を指のことです。
車種によって、ピラーの数とある場所は異なりますが
基本的に前方の左右、後方の左右にあるので気をつけましょう。
それほど太くありませんがピラーの中に
づくべき対象が隠れてしまうことが少なくありません。
多くの場合は「自転車」「歩行者」「オートバイ」などです。
「ピラーは危険」だということを念頭において下さい。





障害物による死角

自分のクルマの構造上ではなく、
他のクルマの存在によっても死角は生まれます。
        
例えば走行する車道の先に停車しているクルマがある。
そのクルマをよけつつ進もうとした時に、
クルマの陰から道路を横断しよう人が出てくる。
 
あるいは右折待ちをしていたら、
対向車が停止して「右折を先にどうぞ」と譲ってくれた。
お礼の意思を示しつつ、なるべく急ごうと右折をしたら、
停まってくれたクルマの陰からオートバイが直進してくる。


運転中はこれらの死角を常に意識するようにして下さい。
そして、大きさ、車高、構造などによって死角は変わってきます。
自分が乗るクルマの特徴を把握しておきましょう。