第404回 日本カー・オブ・ザ・イヤー 2022-2023

2022/12/30
今月8日に第43回 日本カー・オブ・ザ・イヤー 2022-2023
最終選考会が開催されました。
今、どんなクルマが評価されているのか?
安全性能はどのくらいまで進化してきているのか?
今週はお伝えしました。

https://www.jcoty.org/

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、
前年の11月1日から10月31日までの1年間に
日本国内で発表・発売された市販乗用車が先行対象。

推薦・投票は60人が上限の選考委員。
ほぼ全員がモータージャーナリストです。

選考は2段階。
まずは第1次選考で「10ベストカー」が選ばれます。
今回は10番目のモデルが同点で2つあったので11台。

日本自動車ジャーナリスト協会 会長で日本カー・オブ・ザ・イヤー 
選考委員 菰田潔さんによると、今回の傾向としては注目したのが日産。
10 ベストに 3 台が入り、日産復活の兆しかもしれないと感じたそうです。
また、最近では10ベストに入るのは輸入車が多くなっていましたが、今回は7 台が国産車。
かなり日本車が頑張ったなという印象を受けたといいます。

それでは日本カー・オブ・ザ・イヤー 2022-2023。
ベストを、お伝えしましょう。


0漫.肇茱 クラウン




位 ホンダ シビックe:HEV / シビックタイプR




^漫‘産サクラ/三菱eKクロスEV




今回、大賞に輝いた日産サクラ/三菱eKクロスは
NMKV という日産自動車と三菱自動車の合弁会社が作っている製品。
日産と三菱で顔が少し違いますが、基本的に中身は同じ車です。

時間をかけて得た三菱自動車の電気自動車iMiEVの実績を活かし
そこに日産が持つ自動運転系などのノウハウを注入したこと。
軽自動車とは思えないしっかりとした走りといった部分が
選考委員の評価が高かった理由ではないかと菰田さんはおっしゃっていました。

この車の安全機能に関しては日産が持ってる自動運転の技術、
ハンドルにあるボタンを押すことで自動運転が出来ます。

また、自動運転とまではいかなくても
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)という機能で
車線を守って走る、先行車に付いて走ることが出来ます。
この性能も日産の技術をそのまま採用しているので非常にスムーズ。
これまでの軽自動車ではなかった性能を持つ点が評価の対象になったようです。

日本カー・オブ・ザ・イヤーに出てくるクルマは最新のモデルなので
いずれも「先進運転支援システム」を搭載。
レーダーやカメラがつき、自動ブレーキが安全運転をサポートしてくれます。
「安全な車を買おうと思うなら最新車種が間違いない」と菰田さんは話していました。

国内の交通事故死亡者数は減少傾向が続いています。
車に搭載される安全機能も充実したものになってきました。
ここからさらに交通事故で命を落とす人がゼロに近づくため
クルマ、ハード面での課題は日本の交通事故の特徴をとらえた対処をすること。

歩行者の死亡事故が多いのが日本。
本来であれば「歩車分離」の部分をつくって
車が走るところには人がいないようにすることが理想です。
「ただ、日本のインフラの中でそれを現実的にやるのは難しい」と菰田さん。

日本車は歩行者保護の観点からの研究がかなり進んでいるそうで
自動ブレーキも含めて人にぶつからないためにどうするかという部分と
ぶつかった時に死傷しないようにするにはどうするかという部分の研究開発が
これからさらに進んでいくでしょうと菰田さんはおっしゃっていました。

2022年の「なるほど!交通安全」は、今回がラスト。
ドライバーのみなさん、1年間、安全運転おつかれさまでした。
2023年も、社会全体で1つでも交通事故を減らしていきましょう!