第415回 自転車のヘルメット着用が努力義務化

2023/03/17
4月1日からは道路交通法の一部改正によって、
すべての自転車利用者に乗車用ヘルメット着用が努力義務化されます。
今回は警察庁 交通局交通企画課 川 薫さんに話を伺い
自転車に乗る時のヘルメットをかぶる事の大切さを伝えました。





これまで乗車用ヘルメットは、児童等の保護者に対して
13歳未満の児童や幼児を自転車に乗車させる時に
着用させるよう努めることとされていましたが
4月からは全ての自転車の運転者に着用の努力義務が課せられます。

交通事故の統計からヘルメット着用で致死率が大幅に減ることが明らか。
しかし、着用率が一定程度向上している13歳未満と比べると
高校生や65歳以上をはじめ、多くの年齢層で着用率が低いことを踏まえたものです。

自転車の乗車中に怪我した人の怪我の箇所は腕や脚が多い一方で
亡くなった方については頭部に致命傷を負った割合が多くなり
去年、令和4年中では5割以上でした。

平成30年から令和4年までのデータからは
自転車乗車中の交通事故においてヘルメットを着用していない場合の
死傷者数に占める死者の割合は着用していた場合に比べて約2.1倍。





では、自転車利用時のヘルメット着用率がどのくらいかというと
令和4年中では交通事故で怪我をしたり亡くなった人のうち
小学生は25.0%、中学生は39.1%、高校生は7.5%、65歳以上は3.6%、全体だと9.9%。

ヘルメット着用率を平成24年からの10年間の推移で見ると
小学生・中学生は増加傾向にありますが、他の年齢層ではほぼ横ばい。
高校生は平成30年以降に若干ながら増加傾向にあって
令和4年は平成24年と比較して4ポイント増加しています。





自転車乗車中の交通事故の被害を軽減するためには頭部を守ることが重要。
13歳未満の子どもがいる保護者は子どもに着用させることはもちろん
自分自身も乗車用ヘルメットを着用するようにして下さい。

また、警察はSGマークなどの安全性を示すマークの付いたヘルメットを使い
あごひもを確実に締めるなどして正しく着用することを推奨しています。
乗車用ヘルメットには様々な種類・色・形があるので
自転車スタイルに合わせてお気に入りのヘルメットを選んでみてはいかがでしょうか。