LIVE REPORT

放送日時:2013年11月16日[土]
ゲスト:たむらぱん

Information

田村歩美のソロプロジェクト。
作詞・作曲・アレンジはもちろん、アートワークまで手掛けるマルチアーティストである。
2007年からSNS“MySpace”において自ら楽曲プロモーションを開始し、4ヶ月で24万回のストリーミングを達成。
それがきっかけとなり、2008年4月23日にメジャーデビューアルバム「ブタベスト」をリリース。
その後8枚のシングルと5枚のアルバムをリリースする中、ROCK IN JAPAN FESやSUMMER SONICなどの夏フェス出演や自身のワンマンライブも活発に行い、そのライブパフォーマンスを高く評価される。
近年はDr.kyOn、HALFBY、Shing02、SNUFF、齋藤ネコなど様々なシーンで活躍するアーティストとのコラボレーションも実現させ、ジャンルの垣根を越えたたむらぱん流POPに磨きをかけている。
またアーティストたむらぱんの活動と平行し、クリエイター田村歩美として様々なフィールドでの活動もめざましく、ロッテ「Fit's」をはじめとした数々のCMでの歌唱、アイドル私立恵比寿中学や松平健への詩曲提供など、多岐にわたる活動でその才能を発揮している。
2014年2月にはZepp Tokyoを含めた東名阪ツアーを予定している。

シングル「ココ」
シングル「ココ」
税込\1,050-

アルバム『love and pain』
2013年12月18日発売
アルバム『love and pain』
税込\2,940-

■LIVE
『TAMURAPAN “love and pain” TOUR』
2/12(水)大阪:心斎橋 BIGCAT 18時30分 開場 / 19時30分 開演
2/13(木) 愛知:名古屋 THE BOTTOM LINE 18時30分 開場 / 19時30分 開演
2/21(金) 東京:Zepp Tokyo 18時30分 開場 / 19時30分 開演

※その他の詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「たむらぱん Official Web Site」
http://tamurapan.com/

たむらぱん 写真

LIVEレポート

全国的に気持ちの良い秋晴れになった今回、
KIRIN BEERGoodLuckLIVEに、たむらぱんさんをお迎えしました。

作詞・作曲、アレンジから、
さらには、アルバムジャケットなどのアートワークも
手掛けていらっしゃるたむらぱんさん。

このサイトにあるアーティスト写真の
巨大な物体が乗った頭が気になる!ということで、
どんなイメージで制作されたのか伺うと、
「108以上のアイテムをのせて、
人のあらゆる煩悩をイメージして作った」とのこと。
たむらぱんさんと、ロンドンとベルリンのアートディレクターの共作。
来月リリースされるニューアルバム「love and pain」の
ジャケットにもなっています。楽しみですね!

低めの椅子に腰かけ、膝にブランケットをかけて
とってもリラックスした雰囲気のたむらぱんさん。
ギター・イクモトナオキさん、ピアノ・ヨコヤマヒロアキさん、
コーラス&メロディカ・カトウカナコさんとの
アコースティックなライブ。

ライブ・パート1のはじまりは、“ラフ”
軽やかなメロディがとても印象的。
コーラスとののびやかなハーモニーも気持ち良くて、
空想に溢れたたむらぱんワールドへスーッと誘われました。

続いては、働く女の子共感度大!な“バンブー”
頑なだと折れてしまう。竹のようにしなやかに頑張れる女性に。
「今いる自分を信じて進め。」
「強くなったねと胸張って進め 笑え」
真っ直ぐに響くメッセージです。

“でんわ”も多くの共感を呼ぶ曲。
コミュニケーションの大事さを改めて感じさせてくれます。
身近なことの中から、ハッとする気付きを与えてくれるたむらぱんさんの歌。
何度もループする歌詞が、心の中を巡ります。
五線譜の上を自由に歩き回るメロディと声がいつまでも響いていました。

ライブ・パート2では、スピッツのカバー“うめぼし”
こんな曲があったとは!
ストレートで、でもちょっと不思議で、じんわりと残る歌。
どこかたむらぱんワールドに通ずるものが。
CM中に、たむらぱんさんが
「知ってた?スピッツのファーストアルバムの曲で…」と
ファンの皆さんに教えてくれました。

続いては、“ゼロ”
またこれまでの曲と雰囲気が変わって。
澄んだ空気を送り込まれたような、スッと気持ちイイ声。
前向きで、芯のある歌詞。
一点の曇りもない、秋の晴れ渡る空のようです。

ライブ・パート3では、
たむらぱんさんが音楽を手掛けた演劇のテーマソング
“only lonely road”
マイナーコードが印象的で、日が暮れて気温が下がってくる
このタイミングに、絶妙に溶け込みました。
たむらぱんさんの自由で豊かな表現力にどんどん惹き込まれていきます。

さらに、その豊かさを感じさせてくれたのが“ココ”。
此所と個々の2つの意味を持つこの曲。
向き合う心の中と、前へ進もうとする気持ちを
美しくのびてゆく声で、幻想的に表現。
静寂の中、誰もが聴き入っていました。

最後は、ニューアルバムのタイトルソングでもある
“love and pain”
POPなたむらぱんワンダーランド。
メロディカ、ピアノ、ギターの心地良いテンポ。
そこに軽やかに弾んだり、なめらかに滑りゆく声。
突き抜けていく高音もたまらない魅力。
「たむらぱん」についてもっともっと知りたくなってくる曲でした。

まるでアートの世界に入り込んだようなたむらぱんワールド。
でも、決して遠いものではなくて、
人のコト、日常のコトがテーマになっていて、
たむらぱんさんの視点のユニークさ、真っ直ぐさに
すっかり惹きつけられました。
たむらぱんさん、本当にありがとうございました!
ライブの様子

Set List

  • 1.ラフ
  • 2.バンブー
  • 3.でんわ
  • 4.うめぼし
  • 5.ゼロ
  • 6.only lonely road
  • 7.ココ
  • 8.love and pain
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