KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

今年もKIRIN BEER Good Luck Liveに
NOKKOさんが、クリスマスの訪れを知らせに来て下さいました。
一年ぶりのご登場。

ハリウッド女優のような黒のドレスに、ファーのショール、
足元は真っ赤なハイヒール。
ゴージャスなクリスマスパーティの雰囲気。
そして、NOKKOさんを支えるバンドメンバーも豪華！
ギター・鳥山雄司さん、ピアノ・真藤敬利さんのお二人です。

鳥山雄司さんのやわらかなギターからライブパーティがスタート。
一曲目には“人魚”を。
NOKKOさんのたっぷりと優雅な人魚。
まるで映画のワンシーンを見ているかのような美しさでした。

NOKKOさんは、先日14年ぶりのオリジナルアルバム
「THE NOKKO STORY」、
クリスマスアルバム「もうすぐクリスマス」を連続して
リリースされました。
クリスマスアルバムは猛暑の頃にレコーディングしていたという
エピソードも聞かせてくれましたね。

そのクリスマスアルバムから、
今年リリースしてから30周年記念となる山下達郎さんの
“クリスマス・イブ”のカバー。
30年間ずっとテーマソングのように日本のクリスマスを彩る曲とNOKKOさん。
ゆっくりとアコースティックバラードのクリスマス・イブ。
静かな空間にNOKKOさんのキュートな歌声が、
まるでキャンドルの灯りのようにゆらめき、心を包みます。

「クリスマスって誰にでも幸せが訪れるのがいいですよね。」と。
“きよしこのよる”
高く高く伸びる歌声が神聖な空気を。
スタジオイリスが教会のように荘厳な雰囲気になりました。

ライブ・パート2では、
NOKKOさんのオリジナルクリスマスソング。
“もうすぐクリスマス”
それまでの大人の女性な印象と変わり、
とってもチャーミング！
踊りながら無邪気に歌うNOKKOさんは、
愛らしいという言葉がぴったり似合います。

この曲の「凍ったお池のスノーマン」というフレーズは、
実はお嬢さんが考えた歌詞で、貸してもらいましたという
微笑ましいお話も。

NOKKOさんが環境問題のことについて考えたときに作った
“I am sorry”
考えさせられる真っ直ぐなメッセージ。
生きるということは、幸せもたくさんある反面、
地球を汚してしまっているという事実。
気付いたときから、気付いたことからアクションを。
と思わせてくれました。

溢れてくる涙を抑えながら歌うNOKKOさん。
込められた力と祈りは、曇りなく伝わってきました。

続いて、震災後に歌詞の意味が違うように
聞こえるようになってきたという曲をもうひとつ。
“Maybe Tomorrow”
この2曲から伝わってくるNOKKOさんの強いメッセージを
深く受け止めました。そして、誰もがしっかりと受け止めたことでしょう。

ライブ・パート3では、再びクリスマスモードに。
NOKKOさんオリジナルのクリスマスソング。
“ウィンター・シューズ”
婚活をするお友達をモデルにかいた「婚活ソング」
これまで履いてきた人生という靴を履きかえるのはとっても勇気がいることで、
それを脱いで、新しい靴を履きかえるのは大変だけど、
それを経験した私だから言えること。と。
大人の女性のための新しいクリスマスソングですね！
間奏での鳥山さんパッヘルベルのカノンが
まるで春を呼んでくれるようでした。

最後には、“ホワイト・クリスマス”
とても平和な時間。
最後まで美しく響く声に、ファンの皆さんうっとりとした表情。

NOKKOさんの「暮れのほっこりとしたヒトトキを
一緒に過ごせたら嬉しいです。」との言葉の通り、
人や地球の幸せを祈り、大切な人達と過ごすクリスマスの幸せな空気を
一足早く感じさせて頂きました。

NOKKOさん、本当にありがとうございました。
Have a Happy Holiday☆