LIVE REPORT

放送日時:2014年10月4日[土]
ゲスト:SPECIAL OTHERS ACOUSTIC

Information

「SPECIAL OTHERS」のメンバーによるアコースティック・プロジェクト。
いつもの楽器をアコースティック楽器に持ち替え、2014 年、新人バンドという設定で活動を開始。
バンド名の通称は SPECIAL OTHERS ACOUSTIC の頭文字をとって「S.O.A( ソー)」。
デビュー作品となる1st Full Album が2014 年10 月8 日リリース決定!

《R⇒L》
宮原 “TOYIN” 良太/Percussions, Guitar/1979 年9 月21 日生まれ B 型
又吉 “SEGUN” 優也/Mandolin, Bass/1979 年4 月18 日生まれ AB 型
柳下 “DAYO” 武史/Guitar, Bass/1980 年1 月21 日生まれ O 型
芹澤 “REMI” 優真/Glockenspiel, Melodion/1979 年8 月16 日生まれ O型


ニューアルバム『LIGHT』(初回限定盤) CD+DVD
ニューアルバム『LIGHT』(初回限定盤) CD+DVD
¥3,780円(税込)

ニューアルバム『LIGHT』(通常盤)
ニューアルバム『LIGHT』(通常盤)
¥3,024円(税込)


■LIVE
『SPECIAL OTHERS QUTIMA Ver.18 “エレクトリック26都市ツアー 2014-2015”』
2014年11月1日(土)<神奈川県>横浜Bay Hall【開場17:00 / 開演18:00】
2014年11月3日(月・祝)<群馬県> 高崎club FLEEZ【開場17:30 / 開演18:00】

※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「SPECIAL OTHERS ACOUSTIC OFFICIAL WEBSITE」

http://www.jvcmusic.co.jp/specialothersacoustic/

SPECIAL OTHERS ACOUSTIC 写真

LIVEレポート

10月のはじまり。今回のKIRIN BEER “Good Luck” LIVEに
お迎えしたのは、ラジオからフェス気分を満喫できること間違いなし!
SPECIAL OTHERS ACOUSTICの皆さんです。

SPECIAL OTHERSは、2006年にメジャーデビューしていますが、
スペアザアコースティックは、今回新人バンドでデビューという“設定”。
10月8日にデビューアルバム「LIGHT」がリリースになります。
おめでとうございます!!
新人という割には、落ち着いたトーク(笑)
でも、こういう遊び心が楽しいですね♪

パーカッションとギターの宮原“TOYIN”良太さん。
マンドリンとベースの又吉“SEGUN”優也さん。
ギターとベースの柳下“DAYO”武史さん。
グロッケンスピール(鉄琴)とメロディオンの芹澤“REMI”優真さん。
色とりどりの楽器を揃えて、ライブパーティを届けて下さいました。

ライブ・パート1。
音がスタートした瞬間に、
感激のあまり口を手で押さえるファンの女性の姿があちらこちらで!
こんなに間近でこの音に!という表情。
デビューアルバムとなる作品から、そのタイトル曲
“LIGHT”

スティックでのカウントから、一気に世界がスタートする感じ。
思わず口を手で押さえてしまうのも分かります。

焚き火がパチパチとはぜるようなメロディ。
シナモンやクローブの香りが漂ってくるような・・・
マンドリンとグロッケンスピールの高くて、軽やかな音色が
フォルクローレを思わせる。
そこに、ベース、パーカッションが加わることで、
スペアザアコースティックならではの世界が繰り広げられて、
身体が静かにしていられなくなります。

炎の揺らぎのように、どういう風に揺らめくか分からない、
同じようでいて、同じ動きを2度と見せない・・・
そんなことを感じる音に、どんどん惹きつけられていきます。

秋のドライブ、そのスタートにも抜群に気持ち良い一曲!

続けて“March”
柳下さんは、ベースをアコギに持ち替えて。

4人で演奏しているとは思えないほど
色んな表情が次から次に。
紅葉を見ていても、そこに同じ色の葉、同じ色の木が無いように、
Marchという1つの曲で、繰り返されるメロディの中でも
どんどん変化が。音に没頭!

インストの自由に想像力を湧かせてくれる魅力をイイことに、
どんどん脳内で自身の空想が広がっていきました。


ライブ・パート2。
宮原さんと芹澤さんのトークから。
スペシャル・アザース・アコースティックについての紹介。
そして、「インストバンド」について。
基本の基の部分から、分かりやすく丁寧にお話下さいました。
ずっと歌がはじまらないから「イントロバンド」なんて
呼ばれることもあるとか?!

“STAR”
SPECIAL OTHERSの曲を自身でアコースティックカバー。
スペアザのこの曲は、キーボードと言い、ベースと言い、ドラムと言い、
とってもクールでカッコイイ印象があって、
スペーシーなSTARというイメージでしたが、
アコースティックになると一変!

キーボードのメロディを柳下さんのアコギで。
芹澤さんのメロディオンが入り、
又吉さんのベースと宮原さんのパンデイロ
(という一見タンバリンに見えるブラジルの楽器)が重低音のリズムを刻み、
広大な大平原で観るネイチャーなSTARに。
この重低音と高音のバランスがなんとも!

途中、アコギとメロディオンが奏でる音が、
まるで流れ星が無数に夜空を飛び交うように聴こえてきました。

続けて“LINE”
柳下さんは、別のアコギを抱えて。
メンバーの皆さんがそれぞれ奏でる個性のある音が、
見事に調和してスーッとカラダに溶け込んでくる。

一晩中、この音をそばにおいて夜明けを迎えたい。
聴いていて、深く呼吸しているような気持ちになるほど。
ん~、このスタジオで聴いてこれだけたまらないのですから、
旅先で、自然に囲まれた場所で聴いたらさぞ。
土や枯葉の上で、秋の香りを感じながら味わいたい。


ライブ・パート3。

“Wait for The Sun”
この曲も、スペアザのアコースティックカバー。
同じメンバーで演奏しているのに、こんなに表現が変わってくるのだと
この曲でも驚きました。

スペアザのオリジナルは、駆け抜けるような疾走感がたまらない曲で、
太陽を待っているけど、待ち切れない!という感じですが(←勝手な解釈です。笑)
アコースティックバージョンはもっとゆとりが。

アコギからはじまるアコースティックバージョンの
Wait for The Sunは、太陽が出てくるのを音楽でも演奏しながら待ちましょうか。
と言わんばかりに、スローテンポで、肌にじっくり馴染んでくる。
ギターの音があったかくて、
メロディオンが胸をキュッと締めつけるような響き。
グロッケンスピールとマンドリンが会話するように進んでいく感じは
とっても愛くるしい。
黙々とマンドリンを奏でる又吉さんの存在感からも目と耳が離せませんでした。

どの曲も、なんてドラマティック。

SPECIAL OTHERS ACOUSTICとして、
ラジオでライブを行うというのはなんと初!ということで、
なんとも貴重で、究極に気持ち良い時間を味わえたライブパーティ!
もう一度、そして、SPECIAL OTHERSとしても!!と
色々欲張りなお願いをしてしまいたくなりました。

番組が終わった後も、演奏した音が身体の中で
何度もループする格別の喜び!
SPECIAL OTHERS ACOUSTICの皆さん、本当にありがとうございました!!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.LIGHT
  • 2.March
  • 3.STAR
  • 4.LINE
  • 5.Wait for The Sun
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