くるり

楽器のセッティングやリハーサルは、通常、出演順とは逆に行う。(そのほうが効率がよいから!) 3日間とも出演順は、MCのとーやま校長orやしろ教頭→閃光アーティスト→くるり先生なので、リハーサルはくるり先生→閃光アーティスト→MCのとーやま校長 or やしろ教頭という順番でやることになる。
といいつつも、どの会場も閃光アーティストたちが一番ノリで入っていた。大先輩の入り時間を気にしながら、ソワソワしつつもドラムやギターの練習をする閃光アーティストたち。その間、どの会場もくるり先生のライブスタッフが忙しく機材をセッティングしている。開場前のライブハウスはまるで工事現場のような雰囲気だ。

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くるり先生が会場に到着すると、その瞬間、閃光アーティストたちの顔色がさっと変わる。小動物が自分より大きな肉食動物を見つけた瞬間のように。(笑)

くるり先生は2ピースバンドである。だから、いつもサポートメンバーがいて、ここ数年のライブではドラムのボボさんを加え3人でまわることが多かったのだけど、今回はドラムのボボさんの他にサポートギターとしてフジファブリックの山内総一郎さんが加わっていた。(とーやま校長と私は、昨年フジフジ富士Qで感動の涙を流した思い出があるので、山内さんと挨拶したときに鼻血が出るほど興奮したことは言うまでもない)
どの会場でも、まずは2組のバンドメンバーが向かい合って挨拶する。閃光アーティストたちが1人ずつ自己紹介すると、くるり先生も「ギターボーカルのボボです。ドラムの佐藤です。サポートギターの岸田です。ダンサーの山内です」といった具合にめちゃくちゃな自己紹介し、ふざけ出す。そんな風にして、緊張のあまり萎縮する後輩たちを笑わせ、さりげなく場を和ませてくれる。
時には、北海道からはるばる大阪の地へ乗り込んできたTHE★米騒動のことを想い、岸田先生が「昨日、京都の実家に帰ったから、昔バイトしてた和菓子屋さんで買うてきたお土産をもってきたで」と言って、わざわざTHE★米騒動の楽屋まで挨拶に来てくれたという一幕も。

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3日間とも、くるり先生のリハーサルから始まった。時間をかけて入念に行っていく。だけど、リハーサルでもとてもリラックスしていて楽しそうだ。昨年リリースとなったアルバムから数曲、過去の作品から数曲。淡々とサウンドチェックしていく。「まだセットリストもらってないけど今日はこんな感じなのかー」と思ったら、本番ではとんでもないことになっていた!リハーサルとはまったく違う印象のステージをみせてくれたくるり先生…このときは知るよしもなかった。…まあ、その話はのちほど。

続いて、閃光アーティストたちのリハーサル。どの会場でも、ステージ間近で脚を組み、タバコを吸いながらガン見する岸田先生。横で打合せでもしようもんなら、その鋭い目から無表情のままビームが飛んできて殺されそうな恐ろしい緊張感。リハーサルの頭から最後までずっとずっとずーっと凝視し続ける岸田先生。あのとき何を思ったのか後で楽屋で岸田先生に尋ねてみると…、「ねごと、かわいいっすよねえ!」とか「サラバーズ、学校の試験、ほんま大丈夫なんかなー」「米騒動っていうから、オッサンバンドかと思いましたよ!」とか、拍子抜けするような面白い答えしか返ってこない。でも、実際はあの短時間でものすごい量の情報を摂取し、いろんなものを吸収し感じているようだ。

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いよいよ開場、そして開演。当然のことながら全会場、満員御礼!いきなり酸素が薄い!ステージと客席の間は1mにも満たない。手を伸ばせば、ステージに立つアーティストに触れてしまうくらいの至近距離!オフィシャルカメラマンでもまったく近寄れないほど。
どの会場もほぼ開演時間通りにスタートし、この日MCをつとめる我らがとーやま校長、やしろ教頭がステージに飛び出す。わき上がる歓声!いきなりの一体感!ライブハウスが生き物のように動きだし、大きなうねりを見せた。
次いで、まずは閃光アーティストが登場、ステージの転換があって、そのあとにくるり先生といった流れ。閃光アーティストたちのライブレポートは別ページに掲載しているのでここでは割愛する。そちらを是非熟読してほしい!


ねごとThe SALOVERSTHE★米騒動




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