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無意識の「58」
連日熱戦が繰り広げている高校野球。
勝ったチームは歓喜に沸き、負けたチームは泣きながら対戦相手を讃える。なんとも青春! といった光景ですね。

さて、負けてしまったチームが必ずすることといえば・・・
甲子園の土を持ち帰ることですよね。
ではあの土を持ち帰るという行為、いったいいつ頃から始まったのかというと、それは今から58年前の1949年夏の大会から!

小倉高校のエース、福島選手が準々決勝で敗れたさい、茫然自失となり無意識のうちに甲子園の土をポケットに入れてしまったのだとか。
たまたまその光景をみていた審判員が後日、福島選手に送った手紙にはこんな言葉が。

「君のユニフォームのポケットには大切なモノが入っている」

さっぱり意味がわからずユニフォームを逆さまにしてみると、ポケットからはなんと土。
58年前の無意識が生んだこのワンシーンが、今もなお感動的なヒトコマとして甲子園で繰り返されているんですね!

参考ホームページ:『asahi.com