渋谷の街に花を咲かせ続ける
荻窪 奈緒 (おぎくぼ なお)
数え切れないほどの人とクルマが24時間行きかう町、東京・渋谷。
当然、街にはゴミも多い。ポイ捨ても多い。
しかし、少しずつではあるが、渋谷に花が増え始めているのを、知っているだろうか?
4年前、渋谷の街を歩いていた荻窪奈緒は、ふと考えた。
「渋谷の街が花でいっぱいになったら、ゴミをポイ捨てする人も減るかもしれない！」
思い立ったら、すぐ行動。
彼女が中心となって「渋谷Flowerプロジェクト」、通称『シブハナ』は誕生した。
渋谷駅前の待ち合わせスポットとして有名な、『モヤイ像』。
彼らはモヤイ像の周りに、花を植えることからスタートした。
各自が家で花を育てて、持ち寄り、植える。
参加者、のべ1000人。咲かせた花の数、5000本以上。
今では、渋谷中の公園に、活動の範囲が広がり始めている。
『若者が動けば、渋谷が変わり、渋谷が変われば日本が、そして世界が変わるかもしれない。そんな想いで、渋谷で花を育てている』と語る、荻窪奈緒。
さあ、アナタは、コレを聞いて、何を思いますか?
参考文献: 『 シブハナ 』
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