現在のエネルギー危機を予言した環境学者
Dennis Meadows (デニス L メドウズ)
今から37年も前の1970年、世界各国から諸分野の専門家を集め、地球規模の問題に総合的に取り組み、警鐘を鳴らすことを趣旨とする「ローマクラブ」から、デニスは依頼を受ける。
その依頼とは地球の人口、経済、環境などが相互にどのような影響を与えるのかという調査であった。
デニスはそれらの調査をまとめた著書「成長の限界」を発表、この本は世界中で翻訳されベストセラーとなる
この30年前に書かれた「成長の限界」の中には、「2000年には人口が60億を超える」「2000年にはCo2の濃度も濃くなっている」といった暗い未来の予言であった。
そして現在、彼の予言は残念なことに全て的中している。。。
そんな彼が今警鐘を鳴らしているのは「ピークオイル」石油の枯渇である。彼の予言を証明するかのように現在原油の価格は高騰している！
デニスは言う。
「石油に依存した現在の文明はやがて終焉を迎える」と。
参考文献: 『 成長の限界 人類の選択 ダイヤモンド社 』
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