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遺伝子組み換えに NOを突きつける女性
Akiko Frid (アキコ フリッド)
東京でスウェーデン人の男性と出会い結婚したアキコは、南スウェーデンの、森と湖に囲まれた小さな町で暮らしていた。
そんな、1996年のある日。日本に帰ってきていた彼女の元へ、夫から1枚のFAXが届いた。遺伝子組み換え食品が、間もなく世の中に出回ることを知らせるFAXだった。

彼女は、当時を振り返って、こう語る。
「頭で考えて危険だ、じゃなく、心でおかしいって感じた」


環境問題も含め、活動なんて1度もしたことがなかった彼女は、すぐに行動に移った。
世界中の農家や食品メーカー、レストランなどにアンケートを送り、彼女のアクションは、世界中で反響を巻き起こした。

遺伝子組み換え作物には、これまでにない毒素やタンパク質が含まれており、アレルギーの原因となるおそれがある。
何より、「遺伝子組み換え」による地球環境や健康への影響が、現時点で予測不可能。それを黙って食べるわけにはいかない。

現在、日本の法律では、『遺伝子組み換え原料は使っていません』という表示があっても、5%までなら、含まれていてもいいことになっている。

そんな中、彼女は今日も、ニュースを翻訳し、国際会議に出席し、署名運動を展開する日々を過ごしている。

さあ、アナタは、コレを聞いて、何を思いますか?

参考HP: 『 グリーンピース・ジャパン』