
お金とは何か? を問い直す必要があると唱えた童話作家
Michael Ende (ミヒャエル エンデ)

「モモ」「果てしない物語」などで知られる童話作家、ミヒャエル・エンデ。彼の思想にこんなものがある
「われわれ現代人が環境を破壊することによって、未来の子供たちの生存を脅かす。われわれは子供たちに戦争をしかけている」のだと。 そして、その全ての問題の根源には『お金』があると考えた。
私たちが何気なく使っている紙幣、それは本来はただの紙切れのはずなのにソレは人の心を荒廃させ、今の社会に影響を与えている。そしてそれは、環境破壊にまで結びついてしまっているのだ。
このことをわかりやすく例えると。。。
ある漁師町に大きなローン会社ができたとする。
漁師たちはそこで大金を借り入れ大きな船を手に入れる。
そしてその大きな船で借金を返済するために、今まで以上にたくさんの魚を釣り上げることとなる。
こうして環境破壊につながっていくのだと。
これはまるで後先考えずにクレジットカードで買い物をする現代人、そのものではないのだろうか。
エンデはいう
「第3次世界大戦はすでに始まっている。その被害者は未来の子供たちだ。」と
参考文献: 『 ミヒャエル・エンデの遺言 日本放送出版協会』
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