
南極のペンギンとゴミの山を撮り続けるフォトジャーナリスト
藤原幸一 (ふじわら こういち)

ガラパゴスをはじめ、美しい自然・動物の姿を撮り続ける写真家、藤原幸一。彼は、南極のペンギンの写真を撮るために初めて南極を訪れ、巨大なゴミの山に遭遇しショックを受ける。
それは、温暖化によって溶け出した雪の中から現れた各国の科学調査などで使われた資材だった。
それ以来、自然やペンギンと共に南極のゴミも撮り続ける事を決めた藤原。
写真集には、温暖化で雪が溶けた南極に広がる緑の大地と、さびた鉄筋や割れたガラスワイヤーの塊を前に、途方に暮れるペンギンたち。足場を失い、腹に鉄筋で傷を負ったペンギンの姿が、痛々しく映し出されている。それは、ペンギンの姿を通して、遠く南極の地から発せられる、地球のSOSが聞こえてくるようである。
来年、藤原は国際NGO「ピースボート」と一緒に南極のごみを持ち帰るツアーを企画している。
さあ、アナタはこの話を聞いて何を思いますか?
参考HP: 『 NATURE'S PLANET MUSEUM』
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