1月8日のミドリトマモルは・・・ back next

不都合な真実の翻訳者
枝廣淳子 (えだひろ じゅんこ)
世界的に大ヒットとなったアルゴアの「不都合な真実」
その翻訳をはじめ、世界の環境情報を伝えるジャーナリストである枝廣は、今までこのコーナーでも紹介してきた数多くの海外の環境活動家の著作を翻訳してきた。

それは単に英語の翻訳家としての能力が高いだけでなく、
地球環境に関する豊富な知識によるところが大きい。
そう、枝廣は、世界と日本の環境活動をつなげる架け橋となっている。

そんな彼女が、環境問題の解決方法として示している考え方、それが「バックキャスティング」である。

これは何も難しい事ではない。例えば5年後にどうなりたいのか?
その目標を設定して、そこから今やるべきことを決めて行くという考え方である。
皆さんが希望校に合格している姿を浮かべ、1年間受験勉強をする。
それと一緒である。これを、環境保護に取り入れようとしているのだ。

今目の前にある問題を見て、その場しのぎで今何が出来る出来ないではなく、まずは近い未来の理想のあるべき姿を作ってから、現時点を振り返り、その間を埋めていくという考え。

アナタは10年後、自分の住む街がどうなっていれば理想だと思いますか?
そしてそのために、アナタは明日から、何を始めればいいと思いますか?
今日寝る前に、ちょっとだけでもいいので、考えてみましょう。

参考HP: 『 環境gooインタビューより 』