
『地球交響曲』を通して、地球からのメッセージをつたえる映画監督
龍村 仁 (たつむら じん)

母なる地球・ガイアはそれ自体が大きな生命体であり、私たち人類はその心、すなわち想像力をになっている存在である。
以前紹介したこの「ガイア仮説」に影響を受けた龍村監督が、1989年に最初の撮影を開始したオムニバス・ドキュメンタリー作品。
「ガイアシンフォニー」
「今生きている我々ひとりひとりが、"心”にどんな未来を描くかによって、現実の地球 (ガイア) の未来が決まる。」
これがこのシリーズのテーマである。
この作品に登場する人物は、たった一人で酸素も持たず、世界の八千メートル級の山全てに登った登山家。
一粒の普通のトマトの種から、バイオ技術も特殊肥料も一切使わず一万五千個も実のなるトマトの巨木を育てた人。
象と人間の間に、種を超えた愛とコミュニケーションが可能なのだということを身を持って示した人など、様々であるが、1つだけ共通点がある。彼らは皆「人間は大きな地球に生かされている」と考えている。
映画は自主上映の形でひろがっていき、現在、210万人以上を動員している。このコーナーで、地球に興味を持った人がいるなら、ぜひ、1度見て欲しい。
参考HP: 『 キーマンズインタビュー 』
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