3月3日のミドリトマモルは・・・ back next

Co2ゼロ旅行を立ち上げた旅行会社
樋口誠司 (ひぐち せいじ)
旅行会社に勤める樋口は、温暖化で海水面が上昇しビーチが沈むニュースを見てこう思った。
「このままでは子供たちがハワイにハネムーンにいけなくなる・・・」

しかし旅行とは、移動する際に使う乗物から大量のCo2を排出する。そんな自分達が、地球の事をどう考えればいいのか? 試行錯誤の末、考えついたのがCO2ゼロ旅行であった。

これは、徒歩での旅行を勧めるものではない。
旅行中に使われる電力を計算し、それと同じ量の風力や太陽光などの自然エネルギーを購入することで旅行中のCO2排出量をオフセット、つまり相殺する仕組みになっている。


例えば東京から京都まで新幹線やバスを使った旅行の場合は、通常の旅行代金のおよそ500円程度のグリーン電力代金を支払い、そのお金を使って、地球に優しいグリーン電力を購入する。
それによって、本来旅行のために排出したCo2分を、普段の生活の中で同じ量だけ減らす計算になるという。

旅行先の自然を守るため、世の中にはこんな選択肢もあるのだ。

参考HP: 『 JTB 』