


秋になったような、それでいて、まだ夏がしぶとく居座っているようなそんな空気が日本中を覆っていた9月19日。
僕は東京から大阪へ向かうための新幹線に乗り込んだ。
今年もこの時期がやってきたのね。
今年はいったいどんな事件が起きるんだろうか?
そんなワクワクとした思いでチーかまを食べながら、モクモクとタバコ煙る喫煙車を我慢しながらの旅がスタート。
思えばZEPP大阪へは今回で2回目、YOUNG FLAG 07から2年ぶりだ。
2年と言えば中学生1年生が3年生になっていることになる。
すると、一番後輩で、「おい1年!なに練習中水飲んでんだよ!」と先輩に言われてた人が、
「おい1年!なに練習中に水飲んでんだよ!2年がちゃんと教えろよ!」と言う立場になっている。
これは結構な時間が経過していると思いませんか?
完全に話が脱線したので元に戻します。
とにかく大阪は2度目!大阪のみんな、帰ってきたぞ~~~!
新幹線は2時間ちょっとを走り、ついに僕たちは雲ひとつない青空が広がったZepp Osakaに到着する。
時間にして、まだ13時前だというのに早くも「開場まで待てないぜ!」いや、大阪だから「開場まで待てへんで~ ホンマに~」という鼻息の荒い生徒たちが集まってきていた。
チミたち、開場まであと4時間以上もあるぞ!
仮にローソンで自給900円でバイトしてたら3,600円稼げたぞ!
と言いたくなるも、素晴らしい笑顔で迎えられると感謝の気持ちがグググ~っと湧き上がったぞ。来てくれてありがとう!!!
今日は最後まで楽しんでってくれよ!
そんなこんなでZepp Osakaにも設置された「ルイーダの酒場」にもリスナーたちが徐々に集まりだしてきた。
出身地調査をしたり、みんなで写真を撮ったり、おそろいでTシャツを作ってきたり、と和気あいあいな雰囲気が本当に楽しげだったぞ。
その光景は、僕のようなおじさんには本当にまぶしく、活気に充ち溢れ「今からライブを俺たちが盛り上げるんだぞ~」という彼らなりの意志表示にさえ感じられた。
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