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REPORT

第69回 2月9日「仕事着(ユニフォーム)」後編
2025.02.09

明治維新を経て新たな時代に入った日本が目指したのは、
欧米に肩を並べられる国になること。

西洋人と交流を持つようになった上流社会の男性は、
それまでの和装を洋装へと変えました。
洋装は皇族の対外的な服装、官僚の制服、軍服にも取り入れられ、
やがて一部の職業の制服にまで広まりました。

殖産興業の結果、日本は紡績業・繊維業・縫製業が盛んになり、
絹・綿・羊毛など、衣服の原料が豊かになったため、
国営の鉄道・船舶・郵便・工場でも制服が定められたのです。
また、学生服も広く浸透していきました。

そして、現在のように、仕事着(ユニフォーム)が、
より機能性に優れ、ファッショナブルになったのは戦後のこと。
特に大きなきっかけは1970年の大阪万博だったと考えられています。

コンパニオンと呼ばれる案内係の女性は、
当時世界で大ブームになっていたミニスカートを着用。
これが話題となったため、大手企業や新興企業では、
制服のデザインをデザイナーに依頼してファッション性を取り入れたのです。

その後、特にワーキングユニフォームの分野における縫製技術が向上。
より着心地がよく、動きやすく、安全にという改善がなされてきました。
また、素材加工の技術も進歩を遂げています。

働く側としては、仕事へと気持ちが切り替えられて安全に快適に作業ができる、
会社側としては、社内に一体感が生まれ、対外的なブランディングに繋げられる
仕事着(ユニフォーム)は、日本文化の1つと言えるかもしれません。
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