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REPORT

第88回 6月22日「冷蔵庫」後編
2025.06.22
電気冷蔵庫のルーツとされているのは、
アメリカの発明家 ジェイコブ・パーキンスさんが、1834年に開発した機械式の製氷機です。

これは、容易に蒸発する揮発性の液体を冷媒=冷却剤として
人が手押しの空気ポンプで減圧=気圧を下げると
冷媒が蒸発する時に周囲から気加熱を奪い、それによって冷却するという原理。
気化した冷媒はその後、今度は加圧されて再び液化するといったように循環しています。
この仕組みは現在の電気冷蔵庫も同じで、電気の力で減圧と加圧が繰り返されているのです。

家庭用の電気冷蔵庫が初めて作られたのは1918年のアメリカ。
その5年後には、日本に輸入され、初の国産製品が発売されたのは1930年。
しかし、しばらくの間は「超」がつくほどの高級品で
普及し始めるのは昭和30年代以降、高度経済成長期に入ってからのことでした。
電気冷蔵庫が、電気洗濯機・白黒テレビとともに「三種の神器」と呼ばれる
憧れと豊かさの象徴だった話は聞いたことがあるでしょう。
普及率は昭和40年に90%、昭和50年に96%へと達して
時代とともに大型化と多機能化が進んできました。

AI時代の今、電気製品の技術進化には目覚ましいものがあります。
電気冷蔵庫で言うと・・・ 

ドアを開けると、カメラが自動で冷蔵室を撮影したり
買い物中に写真をスマホでチェックすると買い忘れや二重買いが防げたり
スマホで使い忘れを知らせてほしい食材・日付を登録しておけば、
登録した日に音声などで知らせてくれたりと・・・なんてお利口さん(笑)

さらに節電機能もかなり向上しています。
電気代を節約するポイントは

☆ 大量にモノを入れておかない
☆ 開け閉めは少なく 開けっぱなしにしない
☆ 室温によって設定温度を調整
☆ 温かいものは冷めてから入れる

といったことが挙げられています。
無駄な電力消費は避けて便利な冷蔵庫を使いましょう。
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