第136回 5月24日「缶詰」後編
2026.05.24

19世紀初頭にイギリスで誕生したブリキの缶詰は、
ほどなくアメリカに渡った移民によって産業化されます。
1821年には、ボストンに大規模な缶詰工場が建設されて、量産化がスタート。
製缶に関する技術進歩が続いて、1885年には全ての製缶工程が自動化されました。
1850年頃になると、缶詰の蓋を切って開ける缶切りが発明され
蓋を開けるのが大変という長年の問題が解消しています。
この間に、日本でも缶詰は製造されるようになっていました。
国産品の始まりとされるのは1871(明治4)年に、
松田雅典という長崎の実業家が、フランス人にイワシの油漬缶詰の作り方を伝授されたこと。
ただ、これは試作的なものだったようで、明治10年に殖産振興策の1つとして
北海道石狩市に国内初の缶詰工場が設立され、石狩川で獲れた鮭を原料に
サケ缶詰をつくり出したことが、本格的な始まりとされています。
その後、日清・日露の2つの戦争で、缶詰は兵隊食として大きな需要が生まれて発展。
昭和初期にはサケ・カニ・マグロ・みかんなどの缶詰が、重要な輸出品になっていました。
戦後になると主に軍用・輸出用だった缶詰は、次第に一般家庭向け商品へと変化。
アルミニウム製が登場し、缶は薄くなり、缶切り不要のイージーオープン缶が増え
内側がコーティングされ・・・と取扱いやすさや安全性を考えて進化すると同時に
食品は多種類に、より美味しくなっています。
最近では高級缶詰をうたう商品や実店舗やネット上での缶詰ショップもお目見え。
日常食として、ちょっとした贅沢品として、私たちを楽しませてくれると同時に
長期保存できるという点で、防災用としても重要視されています。
あなたの好きな缶詰は何ですか?
ほどなくアメリカに渡った移民によって産業化されます。
1821年には、ボストンに大規模な缶詰工場が建設されて、量産化がスタート。
製缶に関する技術進歩が続いて、1885年には全ての製缶工程が自動化されました。
1850年頃になると、缶詰の蓋を切って開ける缶切りが発明され
蓋を開けるのが大変という長年の問題が解消しています。
この間に、日本でも缶詰は製造されるようになっていました。
国産品の始まりとされるのは1871(明治4)年に、
松田雅典という長崎の実業家が、フランス人にイワシの油漬缶詰の作り方を伝授されたこと。
ただ、これは試作的なものだったようで、明治10年に殖産振興策の1つとして
北海道石狩市に国内初の缶詰工場が設立され、石狩川で獲れた鮭を原料に
サケ缶詰をつくり出したことが、本格的な始まりとされています。
その後、日清・日露の2つの戦争で、缶詰は兵隊食として大きな需要が生まれて発展。
昭和初期にはサケ・カニ・マグロ・みかんなどの缶詰が、重要な輸出品になっていました。
戦後になると主に軍用・輸出用だった缶詰は、次第に一般家庭向け商品へと変化。
アルミニウム製が登場し、缶は薄くなり、缶切り不要のイージーオープン缶が増え
内側がコーティングされ・・・と取扱いやすさや安全性を考えて進化すると同時に
食品は多種類に、より美味しくなっています。
最近では高級缶詰をうたう商品や実店舗やネット上での缶詰ショップもお目見え。
日常食として、ちょっとした贅沢品として、私たちを楽しませてくれると同時に
長期保存できるという点で、防災用としても重要視されています。
あなたの好きな缶詰は何ですか?



