第146回 8月2日「かき氷」前編
2026.08.02

氷を薄く削り、シロップをかけた「かき氷」。
名前の由来には諸説あります。昔は夏の氷が貴重なもの。
天然氷の欠けた部分を削って食べたので「欠き氷」という説や
大胆に氷を削る、東京の言葉で“ぶっかく”ので「ぶっかき氷」が変化して
「かき氷」になった説などがあります。
そんなかき氷に類する物の起源を世界に見てみると
古代中国では、宮廷で氷を削り、蜜をかけて食べていた記録があります。
古代ペルシャでは、砂漠で氷を保存するヤフチャールという冷蔵施設が開発されて
果物や花びらから作るシロップを水や氷で割って飲むシャルバトがありました。
このシャルバトが発展して、今のシャーベットやソルベになったようです。
日本を見てみると、平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」に
削り氷(けずりひ)に甘葛(あまかずら)というシロップをかけたものが
「あてなるもの」、今の言葉で言うと「上品なもの」として紹介されています。
この削り氷(けずりひ)が、現在のかき氷の原型。
当時は、冬にできた氷を氷室と呼ぶ穴や部屋で保存していました。
奈良市や天理市には氷室神社があり、氷の神様が祀られています。
ともに近くに氷室があって、冬の氷を保存し、夏になると朝廷に献上していました。
夏の氷や削り氷は、長らく皇族や貴族だけが口にできるものだったのです。
でも、夏は庶民だって暑いのは変わりません。
江戸時代になると冷や水売りなるものが登場しています。
「冷や水」は、深い井戸から汲んだ冷たい水に白玉や砂糖を入れたもの。
「ひゃっこい、ひゃっこい」と言いながら売り歩いたとか。
庶民が夏に氷を楽しむようになるのは、もう少しあとのことです。
名前の由来には諸説あります。昔は夏の氷が貴重なもの。
天然氷の欠けた部分を削って食べたので「欠き氷」という説や
大胆に氷を削る、東京の言葉で“ぶっかく”ので「ぶっかき氷」が変化して
「かき氷」になった説などがあります。
そんなかき氷に類する物の起源を世界に見てみると
古代中国では、宮廷で氷を削り、蜜をかけて食べていた記録があります。
古代ペルシャでは、砂漠で氷を保存するヤフチャールという冷蔵施設が開発されて
果物や花びらから作るシロップを水や氷で割って飲むシャルバトがありました。
このシャルバトが発展して、今のシャーベットやソルベになったようです。
日本を見てみると、平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」に
削り氷(けずりひ)に甘葛(あまかずら)というシロップをかけたものが
「あてなるもの」、今の言葉で言うと「上品なもの」として紹介されています。
この削り氷(けずりひ)が、現在のかき氷の原型。
当時は、冬にできた氷を氷室と呼ぶ穴や部屋で保存していました。
奈良市や天理市には氷室神社があり、氷の神様が祀られています。
ともに近くに氷室があって、冬の氷を保存し、夏になると朝廷に献上していました。
夏の氷や削り氷は、長らく皇族や貴族だけが口にできるものだったのです。
でも、夏は庶民だって暑いのは変わりません。
江戸時代になると冷や水売りなるものが登場しています。
「冷や水」は、深い井戸から汲んだ冷たい水に白玉や砂糖を入れたもの。
「ひゃっこい、ひゃっこい」と言いながら売り歩いたとか。
庶民が夏に氷を楽しむようになるのは、もう少しあとのことです。



