2010
Feb
28

まだまだ試合したかった・・・本橋麻里選手

Category:オンエア10:40
日曜の朝起きて朗報を知り、一気に目が覚めたという方も多いのでは?

スピードスケートの女子チームパシュートで日本は銀メダル!

バンクーバーの今井アナウンサーとも、
今朝は挨拶代わりにその話題となりました。

さて今週は2つの銀メダルを届けてくれた日本代表ですが、
メダルの夢を果たせず、悔しい思いをした選手たちも。

その中の1つがカーリングのチーム青森。
予選敗退が決まった翌日、今井アナは本橋麻里選手に、
一夜あけての気持ちを聞いたそうですが、
「この1週間、毎日試合をしていたので、
試合のない朝は久しぶり。
もっと試合がしたかった」と悔しさをにじませていたそうです。

フィギュアスケート女子シングルの鈴木明子選手が競技の後、
「幸せな4分間でした。もっと滑っていたかった」と、
充実感とともにと語っていた姿がとても印象的でしたが、
もっとオリンピックで試合をしたかった・・・
同じ言葉でも、こもる思いはまったく違うもの。
自分はもっとやれたはずだ!という悔しさを持って、
この言葉を口にした選手には、
その思いを、次なる戦いのエネルギーにしてほしいと願います。


2010
Feb
21

もうココロにはソチ!?高橋大輔選手

Category:オンエア10:40
今日は作家・小川洋子さんも同郷ということで声援を送っていた
銅メダリスト・高橋大輔選手の最新情報が、
バンクーバーの今井広海アナウンサーから伝えられました!

男子フィギュアの競技終了翌日、
高橋選手に色紙へ今の気持ちを書いてもらったところ、
そこには
『ひと安心、でもまだまだ』
との言葉が!

メダルは獲得してやりきったけれども、
4回転ジャンプができなかったという反省点もある・・・
そんな思いからの一言。
高橋選手のココロには、ソチオリンピックへの挑戦も芽生えているようです。

フリーの演技の冒頭、4回転ジャンプが失敗したあと、
瞬時に気持ちを切り替えて、完璧な滑りを見せた高橋選手。
日本男子初、この種目では欧米人以外で初の表彰台という記録を打ち立てたことも、
私たちの喜びになりましたが、
演技を終えた瞬間の高橋選手の充実の笑顔、
自分が納得できる滑りを、
オリンピックという大舞台でできたんだなぁというのが伝わってきて、
嬉しくなりましたよね。

また今、気持ちを切り替えて、
次の大会のことを考えているのは素晴らしいことですが、
今はメダリストになった喜びを大いに味わって、強いココロにもちょっと休息を。

そしてこれから競技に臨む選手たちが、
高橋選手のように、自分が一番納得できるパフォーマンスをできますように・・・!


2010
Feb
14

日本食を食べて準備万端!桜井美馬選手

Category:オンエア10:43
今日はTOKYO FM オリンピックレポーターの今井アナウンサーが、
たまたま街中で出会ったという女子ショートトラック・桜井美馬選手の
「準備万端!」情報を届けてくれました。

桜井選手と今井アナがバッタリ会ったのはバンクーバー市内の日本食レストラン。
選手村ではハンバーガーや中華などが多いそうで、
現地に入って1週間の桜井選手は久々の日本食にお腹も心も大リフレッシュ!
表情も明るく、「準備万端」な様子だったそうです。

私は日本食があまり恋しくならない性質ですが、
それでもアテネオリンピックの時、
不眠不休で取材に走り回る中、
韓国料理屋さんのメニューの片隅にひっそりあった日本食に出会えたときには、
つかの間、日常に戻れリラックスできたことを覚えています。

桜井選手も日本食でリラックスしたところで、
いつもどおりのチカラを発揮できるといいですね。
2010
Feb
07

『クールランニング』もびっくり!エチオピアのテクレマリアム選手

Category:オンエア10:40
今日からスタートした『Vancouver Library』。
第一回目のオンエアでは、エチオピアのクロスカントリー選手、
ロベール・テクレマリアム選手に注目しました。

南国ジャマイカのボブスレーチームの活躍を描いた映画『クールランニング』もびっくり!
雪や氷とは縁のない国・エチオピア出身のテクレマリアム選手は、
エチオピア・スキー連盟の会長で、選手で、監督、
それにワックスマンも兼任し、自らを<ワンマンチーム>と呼んでがんばっています。

ワンマンチームだからこその苦労も・・・。
例えば今シーズン、スキーがロシアのレース会場に届かず
出場をキャンセルしなければならないという事態に見舞われました。
ヨーロッパで行われる次のレースの手続き、飛行機もホテルも
すぐに変更しなければならない・・・でもスタッフは彼たったひとり。
途方にくれる彼を、アメリカ、スイス、日本、
世界中にいる家族や友だちがサポートしました。
彼は北海道 でスキーのインストラクターをしているので、
代わりのスキーは、急遽日本から長距離輸送され、
間一髪で間に合い、次の大会に参加できたそうです。

この話で私は、
アテネ五輪のアーチェリー会場での、ある光景を思い出しました。
当時「日本はアーチェリーが強い!」といわれてなかった状況の中、
強豪国の選手相手に次々と勝ち星をあげていったのが山本博選手。
「ヤマモトってどこの国の選手?」
「え?ジャパン?!珍しいねぇ〜」と次第に観客席がざわつきはじめ、
国籍や人種を越え、どんどん日本の応援団が増えていったんです。
決勝戦では自分の国の国旗を置いて、日本コールをしてくれる観客の姿も。
そして試合を終えた山本選手を、国境のない温かい拍手が包みました。
忘れられない光景です。

バンクーバーでもテクレマリアム選手の周りでは、
きっとあの温かい応援の輪が広がっていくことでしょう。
遠い日本から、そう願っています。
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