心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。

新型コロナ・ウイルスの感染拡大により、大変な状況が続いた2020年。そんな中、本を読むことでひととき安らぎの時間を感じた方も多いのではないでしょうか？4月の緊急事態宣言の頃には、各地で図書館が利用できなくなり、また気軽に町の本屋さんにも行きにくい状況。そんな時には、自分の本棚の中から、もう一度読んでみたい本を選んでみるのもいいものです。番組でも、7月には「再読の楽しみ」として、宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」とモンゴメリの「赤毛のアン」を味わいました。どちらも以前、取り上げたことがある作品ですが、リスナーの方からもこのふたつを今年のベスト・ブックに選んだというメッセージをたくさんいただきました。2020年も聞いてくださり、本当にありがとうございました。ぜひ来年も本とともに素敵な時間がありますように。

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