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虎になってしまった人間の悲しみを綴った「山月記」。阪神タイガースの大ファンの小川さんが、「虎」にちなんで選ばれました。ところで毎回スタジオでは番組スタッフ誰かしらが『最近タイガースいいかんじですね!』もしくは『阪神…調子でませんねぇ』と小川さんに話しかけるのがお約束。でも小川さん、順位が上だろうが下だろうが、いつも変わらず『そうなんですよ』とニコニコしながら返されて…本当〜に「虎」を愛していらっしゃる様子が伝わってくるんです。ゴールデンウィークも甲子園に行かれたそうですが…声を張り上げて応援など、していらっしゃったんでしょうか?!う〜ん、想像つきません。(アシスタント:藤丸由華)

2008年5月18日
芥川龍之介
『羅生門』


2008年5月11日
藤原てい
『流れる星は生きている』


2008年5月4日
中勘助
『銀の匙』


2008年4月27日
ジャン・ジオノ
『木を植えた男』


アーカイブ

Tiger In The Rain  / マイケル・フランクス
タイトルに虎が出てくる1曲。歌詞は「彼は雨の中の虎、雷と稲妻にすっかり度肝を抜かれている、彼は雨の中の虎 すっかり怯えている」。虎なのに、その弱さについての曲というところが「山月記」に通じるかも、と小川さん。

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン作品20 / ハイフェッツ
中島敦もクラシックの演奏会に通った作家。「Mes Virtuosi」には、当時の演奏家の印象が書かれています。歴史的バイオリニスト、ハイフェッツの演奏会で詠んだ中島敦の短歌「颯爽と さても颯爽と弾くものかな息もつがずに ツィゴイネルワイゼン 」もあります。

All By Myself / エリックカルメン
「若いときは誰も必要としなかった」で始まる70年代のヒット曲。「いまはまったくのひとりきり」「自信をもつのは難しい」という歌詞もあります。

 
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