メッセージ
today's topic

本日の「詩占い」(小川さんと藤丸がそれぞれベストな詩をあげて相性(?)をみる番組オリジナルの占い)は大吉!!!これだけ沢山の詩が掲載されているというのに、2人の一番が奇跡のように合致しました。2人のナンバー1に輝いた一編は『母をおもふ』。小川さんは光太郎の母のおちゃめな一面にも注目されていましたが、わたしは「母を思ひ出すとおれは愚にかへり、人生の底がぬけて 怖いものがなくなる。」という部分に強く感応。男の子は愛情をかければかけるほど甘えん坊になるのではなく、強くなるんですね。いやはや高村光太郎詩集は育児本でもありました。今後の参考にいたします。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2017年3月26日
メアリー・ノートン
『床下の小人たち』

2017年3月19日
江戸川乱歩
『人間椅子』

2017年3月12日
木村友祐
『イサの氾濫』

2017年3月5日
ジュリー・オオツカ
『屋根裏の仏さま』

アーカイブ
若者たち/森山直太朗
「道程」の詩を朗読して、歌いたくなったのはこの曲でした。
ブランデンブルク協奏曲 第3番第1楽章/バッハ作曲:ヨーロッパ室内管弦楽団
「ブランデンブルク」という詩に。光太郎は終戦の年の初夏、花巻の宮沢賢治の生家に疎開。賢治はすでに亡くなっていましたが、肺炎で寝込んだ彼に、賢治の弟の清六が、隣の部屋でレコードをかけて楽しませ、とくに気に入ったのがバッハの曲でした。
ワイルド・ワイルド・シー/スティング
「道程」は偉大なる父への歌♪僕の不安げな目は水平線を探し求め、船が風に身を任せて嵐に備えている。水兵の帽子の中に僕はおやじの顔を見た♪スティングのアルバム『ソウル・ケージ』はお父さんに捧げられています。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。