メッセージ
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本日無事マイクの前へ戻ってまいりました。産休中は沢山の温かいメッセージをいただきありがとうございました。最近子どもたちとひらがなばかりの生活をしていたので、またこの番組で大人らしい本を手に取ることができて幸せです。子育て中の方はどうしても読書の時間が削られてしまうと思いますが、日曜の30分間はこの番組を介して文学を楽しめますように・・・子育て、一緒に頑張りましょう!そんなこんなで久々に触れた文学遺産は「The 純文学」というにふさわしい作品。上野駅の片隅で主人公が泣いている。ふと立って出しっぱなしの水道の蛇口を締める。ただそれだけの話なのに、母を想う娘の姿に涙腺が緩みました。私もあの世へ旅立つとき、娘にこんな風に想ってもらいたいものです・・・ってまだ子育て始まったばかりですが!
(アシスタント:藤丸由華/オフィシャルブログはこちら

2019年07月28日
ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』
2019年07月21日
新美南吉『でんでんむしのかなしみ』
2019年07月14日
川本三郎『老いの荷風』
2019年07月07日
永井荷風『断腸亭日乗』

アーカイブ
こぼれる涙(DROWN MY TEARS)/レイ・チャールズ
駅のホームで、泣き続ける幾代でした。♪あなたが去ってしまってから一体どれほどの涙を流したかを思うと、また涙が出てしまう。自分の涙におぼれてしまうだろう♪
ああ、私の頭が水で満ちていたなら/ヨハン・クリストフ・バッハ作曲、マグダレナ・コジェナ(メゾソプラノ)
♪ああ私の頭が水で満ちていたなら、私の目が涙の泉なら、私は昼も夜もおのれの罪のために泣くだろうに♪という歌詞です。(「エレミヤ書」)”頼りなくまずしげな”表情で泣き続ける幾代でしたが、人間の真のやさしさを知っていました。
オー・マザー/クリスティーナ・アギレラ
これからの幾代の人生を、希望の光できっとお母さんが照らしてくれることでしょう、と小川さん。
 
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