メッセージ
today's topic

この番組のおかげでホロコースト文学は毎年読んでいますが、こんな過酷で残酷な現実がまだあったのか!?と驚愕しました。スルリック=ユレクの微笑みを「神さまはめったに与えてはくださらないものを、君に恵んでくださった」と靴屋のヨイネさんが表現していましたが、とにかく素直なのも彼の美点!生きることを素直にひたむきに頑張る。そんな彼をユダヤの神もキリスト教の神も応援し、助けたのかなと感じます。私は10年ほど前ポーランドを旅したことがあるのですが、その時出会ったもの静かで優しいポーランドの人たちが、スルリック=ユレクに要所要所で手を差し伸べたキーマンたちと重なりました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2022年01月16日
『てぶくろ』
2022年01月09日
織田作之助『馬地獄』
2022年01月02日
森鷗外「青年」
2021年12月26日
「マイ・ベスト・ブック2021」

アーカイブ
3つのスケッチ『ユダヤの生活』から「祈り」/
スティーブン・イッサーリス(チェロ)

ユダヤ人の作曲家、エルネスト・ブロッホ(1880-1959)の作品です。
木が道端に立っている(ユダヤ民謡、マンゲル詞)/イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
物語では、森が主人公や子どもたちの隠れ場所でした。木の実を採ったり、パチンコで鳥をとったり・・森が彼らを守ってくれました。イツァーク・パールマンはユダヤ系で1945年テルアビブ生まれ。お父さんが、1930年代にポーランドからイスラエルに移住しました。この曲には、詩がついています。若者が本当の自由を体験するため小鳥になって、道端の木に巣を作ることを夢見る歌だそうです。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。