G-SHOCK presents THE MOMENT EVERY FRIDAY 17:00 - 17:25

ON AIR REPORT

無名の日本人だったSO-SOが、世界大会で前王者を撃破し“人生が完全に変わった瞬間”「いまだにこの動画きっかけで仕事をいただきます」

2026.01.23
アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント)”を探ります。
2025年1月23日(金)、30日(金)のゲストは、ビートボクサー、そしてDJ、音楽プロデューサーのSO-SO(ソーソー)さんです。この記事では、23日(金)の放送内容をお届けします。

こっちのけんと、SO-SOさん



大阪府出身のSO-SOさん。人間の発話器官のみで音を創り出す「ヒューマンビートボックス」の世界チャンピオンです。これまでリリースした楽曲は、すべて自身の口から出る音と環境音のみで構成されており、その独創的な世界観は国内外で高く評価されています。近年では人気アイドルグループへの楽曲提供や国内企業への書き下ろしなど、活動の幅をさらに広げています。

◆7歳で自己顕示欲が覚醒!?

こっちのけんと:早速ですがこの番組、ゲストの方の人生が変わった瞬間、モーメントを伺っていきます。よろしいでしょうか。

SO-SO:もちろんです。

こっちのけんと:それでは、SO-SOの1つ目のモーメントは!

SO-SO:「2007年、劇団入団(だん、だん、だん…)」。

こっちのけんと:あ、セルフエコーだ! すごい遠いところにSO-SOが(笑)。劇団入団、全く音楽とは違う?

SO-SO:そうなんですよ。2007年、僕が7歳の時、小学校に入学してから突然、承認欲求とか自己顕示欲が覚醒したんですよ。

こっちのけんと:その時に!? 早くない?

SO-SO:本当理由は分からないんですけど、とにかく人前に出たい、有名になりたいみたいな。

こっちのけんと:すごい。「前に出ようかな」じゃなく、爆発したんや。

SO-SO:爆発して、急に覚醒したんですよ。でお母さんに「テレビに出たい」「有名になりたい」と言ったら、「じゃあ劇団とか入ってみる?」となって。オーディションを探して、名前を出すと「劇団ひまわり」さんに入団しました。オーディションでは『ライオン・キング』の歌とかを歌って、一応通って。そこから主にミュージカルと舞台を中心に、子役の活動がスタートしました。

こっちのけんと: SO-SOって子役スタートなんだ!

SO-SO:そうなんです。そこから演技をやるようになって。でも、めっちゃ楽しかったですね。ステージで歌ったり踊ったり、日常ではできないことがステージ上ならできるというのが、すごい快感というか。

こっちのけんと:それが快感になったんや。緊張とかはなかったの?

SO-SO:多分、向いてるんですよね、人前で何かするのが。

こっちのけんと:なるほど! それが今に繋がってるんだ。確かにSO-SOが人前で緊張してるのとか見たことないな。

SO-SO:まあ、緊張するものもあって。後で話すビートボックスの大会とかオーディション番組とか、結果が出て誰かと比較されるものは緊張します。ただ、自分のやりたいことをステージでやるという意味では、むしろそれをやるために生きてるんで、僕は。

こっちのけんと:すごいな。じゃあ経験としてはだいぶスタートが早かったんだね。

SO-SO:そうですね。下積み時代とも捉えられるし、僕のオリジンになっています。

こっちのけんと:芸歴で言うと、今何年目?

SO-SO:今19年目です。26歳なので。

こっちのけんと:怖っ!思ったより大先輩だ(笑)。その時に聴いていた曲はありますか?

SO-SO:当時はJ-POPはあまり聴かなくて、ミュージカルの中で『レ・ミゼラブル』という作品が好きでした。フランス革命をモチーフにした重たい話なんですけど、曲が、言語化できないけど刺さって。

こっちのけんと:子どもの時に?

SO-SO:メロディーやコーラスが重たいんですけど、グッとくるものがあって。今から紹介する曲は「One Day More」という、1部のフィナーレの曲です。登場人物がそれぞれの思いを交差させて、違うメロディーを歌うんですけど、なぜか1曲になるんですよ。

こっちのけんと:おもしろ。

SO-SO:だいぶフィナーレ感がある、その新しさに惹かれて。

こっちのけんと:普通のJ-POPじゃあり得ない、マッシュアップみたいな状態になってるんや。それでは曲紹介お願いします。

SO-SO:1曲目は『レ・ミゼラブル』で「One Day More」。

◆「世界一の衝撃」ポーランドで起きたジャイアントキリング

こっちのけんと:それでは続いて、SO-SOの人生2つ目のモーメントは?

SO-SO:(驚異的なビートボックスを披露)「2019年、GBB 2019」。

こっちのけんと:ちょっと気になるわ、今の音! どこで鳴ったの(笑)? GBBというのは、ビートボックスの世界大会だよね。

SO-SO:「Grand Beatbox Battle」という、世界で一番大きい大会です。これで優勝すると世界チャンピオン。その初出場の時の僕ですね。

こっちのけんと:どうやってこの大会を知ったの?

SO-SO:YouTubeで2011年ぐらいからやっていて、徐々に「ビートボックスの大会が熱いぞ」と有名になってきて。僕が見出したのが2016年ぐらいで、ちょうど「ループステーションバトル」という部門ができた時でした。

こっちのけんと:ループステーション、これ説明してもらえる?

SO-SO:音を重ねて繰り返し再生する機械のことで、そこにエフェクトをかけたりして、その場で音楽を作っていく。それとビートボックスを掛け合わせた部門です。

こっちのけんと:これが面白いんよ! 初めて見た時、意味がわからなくて。ビートボックスの音がどんどん重なって、マジで楽器をその場で操るDJのような感じ。

SO-SO:制限時間は3分。その間に音を重ねて完成させて、会場をぶち上げないといけない。

こっちのけんと:激ムズやん。

SO-SO:そこで何があったかというと、1回戦の対戦相手が、いきなり前回のチャンピオンだったんですよ。フランスのBEATNESS(ビートネス)という。正直、僕は予選6位通過で、一番期待されていないジャパニーズという感じで。

こっちのけんと:ダークホースというか、もう「こいつ誰だ」状態やったんや。

SO-SO:場所はポーランド。超アウェーの状態で、1回戦で絶対負けるだろうなという空気感でした。でも僕は、優勝よりも“かますこと”に重きを置いて、初戦で一番自信のある曲をぶつけたんです。そしたら客席がめちゃくちゃぶち上がって、5-0でストレート勝ちしました。

こっちのけんと:マジで!?

SO-SO:それがYouTubeですごいバズったんです。



こっちのけんと:それか! 僕もその辺の時代の動画を見てビートボックスにハマったのよ。そもそも、何がきっかけで始めたの?

SO-SO:普通にHIKAKINさんやDaichiさんを見て、そこから関連動画で海外のビートボクサーが出てきて。「外国人やばそうだな」みたいな。

こっちのけんと:HIKAKINさんが海外の人とコラボした時、口が動いてないのに音が鳴っててびっくりした。

SO-SO:まさにその人が、僕が憧れたReeps One(リープス・ワン)というイギリスの人です。

こっちのけんと:あの人やったんや! 2011年ぐらい、同世代だね。そこから挫折せず続けて。

SO-SO:続けていたら結果が出ました。最終的な結果はベスト4だったんですけど、いまだにこの動画きっかけで仕事をいただくくらい、完全に人生が変わりましたね。

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT



RECENT ENTRIES

TOP

SNS

page top