さあ、というわけで今年の映画を振り返りながらの、今日はおとをかしなんですけど、あんまりかける音楽とは関係ない映画を紹介しようかなと思ってます。
というのも、今年見た映画で僕がいいなと思った映画が、あんまりねサントラが歌ものではないというか、結構抽象的な曲が多かったんですよね。割と序盤で話題になってたThe Substanceですね。あのDemi Mooreの映画なんですけど、あれも結構すごく話題になりましたよね。あの映画のサントラもすごくアンビエントで、でもどこかこうエレクトロで、めちゃくちゃかっこいいんですけど、ラジオで曲紹介して流すようなものではないので、ぜひね、普通にサントラ調べて聴いてほしいんですけど、すごく良かったですね。本当に割とDemi Mooreって昔はゴースト/ニューヨークの幻とか僕の好きな映画A Few Good Menとかね、出てたんですけど、やっぱこう無冠の女王と言われていて、オスカーには無縁だったんですよ。どちらかというとても素敵な美人な方なんで、そういう方だとどうしてもオスカーノミネートされにくいんですよね。Tom Cruiseもそうですけど、アイドル俳優!みたいなね、意地悪な言い方をされたりとかするわけですよね。なんですけど、ここに来てすごく作家性の高い作品に出会いまして、The Substanceなんてもう本当にアングラど真ん中みたいなね映画だったんですけど、すごく良かったですね。
皆さんはいかがだったでしょうか?The Substance予告編見て、なんか可愛い雰囲気だなみたいな感じで騙されたー!みたいな人を映画館で見てたんですけど、隣の隣ぐらいの女子2人が言ってましたね「騙されたね。これはね」僕はめちゃくちゃ笑ってましたけど。昔ちやほやされていた女優さんだったわけですよ。Demi Mooreさんも自身もこの映画の主人公とすごい重なる部分があったと思うんですけど、それを体当たりして演じてたのは、もうこれは怖いもんなしですよねみたいな。自分と重なる系の映画で言うと、昔で言うとMichael KeatonのBirdman or (The UnexpectedVirtue of Ignorance)みたいなのもあったりしましたね。あれもだからこうバットマンっていうね、映画で一躍スターになったMichael Keatonでも、どんどんどんどん落ちぶれていったというふうに言われていますけど、このBirdman or (The UnexpectedVirtue of Ignorance)でもそういう同じ役を演じて、そこでノミネートもされましたから。
mangetout / Wet Leg
お送りしたのはWet Legでmangetout。Wet Legね、来年2月にラインチャーターする感じなんですけど、2023年に私O-EASTで見たんですよ。そのすぐ後ぐらいに、多分グラミー賞とってでソニマニだったと思うんだよな。そこで一躍スターになりましたよね。
で、この今かけた曲が入ったセカンドアルバム発売してますけど、なんか今ハマってきました。自分の中で最初出た時になんかうん?と思ってたんですけど、今すごく聞きたい感じの音楽になってます。まあ、そういうのってありますよね。Wet Legのニューアルバムのジャケット見ていただければわかると思うんですけど、正直ちょっとキモい感じがするんですよね。奇抜な雰囲気というか、それがちょっとthe substanceとちょっと似てるかな、通ずるものがあるかなと思ってかけました。はいかっこいいですね。
さあ、映画の話しましょう、今年まだまだ終わってないんですからね。100本は絶対見ようと思うんですけど、結構僕の中では浸るような映画を見たなっていう印象ですね。自分の中で浸りたかったんでしょうね。今年初めの方に見たスマイル2っていうホラー映画めっちゃ良かったし、あと見逃してた関心領域とかも良かったですし。あとはミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニングも良かったし、F1とかもすごい好きでしたよ。Brad Pitt、Tom Cruise最高だなと思いましたし。あとPresenceっていうね幽霊映画なんですけど、幽霊の視点で映画が繰り広げられるみたいな不思議な映画があって、これ結構好きでしたね。ちょっと綺麗すぎた感じはありましたけどね。個人的にはもうちょっと汚くてもいいのかなと思いましたけど。あとはBob Trevino Likes Itっていう映画があって、これは邦題なんなんだろうな…。すっごい良かったです。これぜひね見てほしいなと思うんだけど、2024年だから去年か日本で公開されたのかな、多分。
…日本でまだ公開されてない?だから日本で公開されてない映画を紹介しちゃうおとをかしで申し訳ないんですけど、というのも今回わりとツアーで中国行ったりとか、ロンドンもヒロと一緒にOasis見に行ったりとかした感じで、飛行機の中でめっちゃ見まくりました。だから日本未公開とか、かなりマイナーな映画を見倒しましたね。
Bob Trevino Likes Itというこの映画なんですけど、これなんとかどっかで配信されないかなと思ってます。俳優さんはJohn Leguizamoさんとか出てて、有名な人ですよね。だからそんなにマイナーすぎないと思うんですけどね、すごい好きでしたね。 あとは中国映画とか見ましたよ。Last Song For Youっていう映画。これ香港の映画なのかな。ラブストーリーで、すごくいいんで見てくださいって中国の人に言われたんですけど、俺ラブストーリーはね、なんであんまり見ないかっていうと、ちょっとやっぱ痒くなるんですよね、どうしてもこう、なんかこうこう、なんかイチャイチャとか見せられると、もうなんでしょうね、なんか痒くなるんで…。でもすごく素敵な映画でした。
あとは、これはすごいよかったなと思う映画があって。 えっとね、我愛你(ウォーアイニー)っていうこれは中国の映画だったんですけど、これは本当に素敵な映画でしたね。 あとはなんといっても最近見た映画だとLeonardo DiCaprioのOne Battle After Anotherかな。 これは僕の大好きなMagnoliaの監督のPaul Thomas Andersonの最新作なんですけど。この監督の中で一番売れた興行収入、一番高いそうですよ。 実はあのブルエンのボーカルのタナくんと見に行ったんですけど、実は僕ねこれ2回見に行きました。本当に良すぎて、この映画めちゃめちゃ好きです。ぜひ見てほしいなあと。Led Zeppelinのドキュメンタリーみたいな映画も良かったし。あと、ネットフリックスとかでも見ますよ。すごいいい映画が多かった。第10号室の女とか結構いいミステリーでしたね。ミステリー映画って好きですね。深夜に見るにはちょうどいいなと思います。 Regulus / くるり
お送りしたのは、くるりでRegulusでした。これはいい曲だ。
もう今年はそうですね…2位ですね。邦楽1位はもちろん[Alexandros]でございます。
申し訳ないです、岸田さん。この曲はちょっと素晴らしすぎますわ!本当にめっちゃいいなって…。もうそれしか感想出てこないなっていうふうに思う曲なんですけど、まあ今年は京都音楽博覧会だったりとか、我々主催のTHIS FES ’25 in Sagamiharaでね、お世話になりましたけど、本当に生で聴けてよかったです。特に京都音楽博覧会では、実際の音源で歌っている畳野彩加さんも一緒に歌ってたわけなんですけど、すごくね良かったですね。本当にあのライブよかったな…。
くるりはね、もう僕は結構近い存在だと思ってるんですけど、やっぱりライブを見るとすげえ手が届かない人たちだなあと思います。別に自分たちとはなんか違う雰囲気ではあるんだけど、やっぱりくるりってすげえなあって何度も思っちゃいますね。岸田さん、本当にすごいな。あなたはすごいよ、本当に。みんなフェスの裏でさ、いろんなアーティストが今歌ってる時に、他のアーティストと喋ったりすんのよ。こんだけ褒められる人いないですよ、これマジで。みんな言うっていうか、くるりさ、ちょっとずるいよねみたいな、アジカンのゴッチさんだったりとか、10-FEETのTAKUMAさんもそうですけど、みんなであれはもう博士やなみたいなこと言ってます。ですよねみたいな。でも大好きですね。これからもよろしくお願いします。