2017/2/26
暖かくなったり寒くなったり。みなさま体調は崩されていませんか。
「多くの人にとって“仕事”は生きる為にたいへん重要なものですが、その職場の人間関係に悩んでいる方が多いのも事実。仕事だから、好きな人が集まっている訳ではないので難しい問題がありますね。けれど、仕事というものがなかったら、人間関係の学びがない。友達なら選べばいい。仕事はどんな人でもやっていけなければならないんです。仕事は最高のトレーニングジム。専業主婦の方は嫁姑などの家系。近い分だけ大変でしょうが、そこから学びがあるのです」という江原さん。
今日は『職場の悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇9 to 5 / ドリー・パートン
◇誰かのために / 江原啓之



「仕事の悩みです。私は怒鳴ったり、威圧的な話し方をする男性がとても苦手です。相手が間違った事を言っていても、大きい声で畳みかけるように話をされると、萎縮してしまいます。私自身がビクビクするだけならじっと我慢をすればいいだけなのですが、仕事ではこちらがそういった相手に指導しなければならない立場の為、とても苦労しています。父親が母親に怒鳴るのを身近で見てきたからなのか、元々の性格上、気が小さいだけなのか、原因はよく分かりません。どちらにしても、もう少し冷静に自分の言い分も主張できるようになりたいと思っています。最近は、職場の先輩たちがどういう風に切り返しているかを聞いて、その言葉をメモし、言い回しの引き出しを増やしています。それでもやはり条件反射でビクビクしてしまいます。相手の話を聞かず、高圧的に怒鳴る相手に対して、落ち着いて対応するには、どんな心構えでいればいいでしょうか。“習うより慣れろ”で、場数を踏めばうまくできるようになるでしょうか。アドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「気の毒ですね。なんとかクリアしていきたいという理性的な考えを持っている方だと思うんです。けれど、これではダメなんだな。演技が大事。感情的な相手に対しての切り返し方を覚えたり、言い回しの引き出しを増やしてもダメ。興奮している人にはびっくり水が必要。びっくり水をしなければならないのに、言い回しなどで理性的に言ったら余計に火に油になってしまう。そういう場合は、自分がビクビクする事を利用する事。そこで“アァ!”としゃがんで“ギャッ!”と耳を押さえ“もう大きい声やめてください!”と言い、すごく自分が被害者のようにする。そうすると相手が“え?自分が悪者??”と、妙に理性的になろうとする。すごく相手が悪い人の様に一度してみるんです。“一呼吸置きなさい”というのと一緒。大袈裟振舞いが大事。今は、わざと理性的にしようとしている響かない人のように見えてしまっているのかもしれない。そうすると“なんだよ、偉そうに”と余計に相手も腹が立つもの。ご本人はフリーズしているだけなのに誤解されているのかもしれないですね」


「私の会社に早合点をする男性の上司がいます。私がその上司に仕事上の確認や許可を取りたくて話を始めると、少し聞いただけで理解した気になるのか、急に私の話を遮り、話をし始めます。しかし私の求めている答えとは全く違う事を話してくるので“あ、いえ、あの…”と言ってみるのですが、止める事なく長々と話し続けます。その上司が話し終わった後に、やっとこちらから話ができるような状態です。そういった事が何度も続き、疲れてしまった為、一度試しに話を遮られても負けずに話し続けてみたのですが、上司も止める事なく話をし続けてきたので、周りの社員たちに不審がられてしまいました。他の上司の元に確認や許可を取りに行った事もあるのですが“彼が君の直属の上司なのだから、僕に聞きに来ないで彼に確認を取りなさい”と言われ、きちんと対応して貰えませんでした。なので、これからも早合点をする上司と会話をする機会が続きます。話をなるべく短くし、分かりやすい表現を使ったりして自分なりに気をつてはいるのですが、なかなかうまくいきません。早合点する人への効果的な伝え方がありましたら教えて頂きたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「アドバイスは二つ。まずは、英語のように結論から先に言ってみる。“教えてください”“困っています”“言ってください”とか。“言ってください”と言うと“何を言えばいいの?”となる。もう一つはこちらが話している間は、犬に“待て”と言うように、手の平を前に出してみる。これは結構効果的。相手が話し出したら手を出すと、相手が止まるんです(笑)。(写真を参照してください)あとは、質問する側も丁寧に経緯を説明し過ぎるのも問題かな。だから、まず先に結論を言う。せっかちな人は“それで?”“だから?”とその後必ず聞いてくるものなのです」


「私は、今の会社にアルバイトとして働いて15年以上になります。夫が天職を繰り返し、経済的に苦しかったので、とにかく私だけでも安定した収入が欲しくて働き出しました。色々と問題だらけの会社ですが、周囲に合わせ、波風立てずにいました。幸い仕事内容は自分に合っていて、毎月お給料をいただけてありがたいと思っていました。ところが数年前に入社してきた人がとても正義感の強い人で、自分が正しいと思った事は会社にどんどん言って一人で戦っています。会社は何も変わりませんが。最近“○○さんはできる人なのに、どうして満足してしまっているのか”と言われ、私の働き方に不満があるようでした。彼女の言っている事は正しすぎて模範解答なのでしょうが、答えは人それぞれ一つではないと思うんです。彼女は良い人で好きなんですが、私は疲れてしまってずっとモヤモヤしています」というメールをいただきました。

江原さん
「一点気になるのは“彼女の言っていることは正しすぎて模範解答なのでしょうが”というのが本当なのかどうかという所。その後に“答えは人それぞれで”と言っているという事は、必ずしもという事でもないのでしょう。そういった時には“私は自分が仕事としてやれる事をすべてやっているだけです”と言う事。天職と適職は違う。“仕事はあくまでも経済活動の為。そこでお給料を貰っている事に対してだけは働くという事は、精一杯やっています。そこの会社を理想郷にしようと少しは努力するけれども、そうでなければダメだとは思っていない。自分のやれる範囲はやっている”と言う事がまず一つ。また“その前に、職場があるという事への感謝も大切だと思います”という事をキチンと言う。みんな減点法なのです。100からいくと“こんな欠点が、あんな欠点が”と愚痴になる。加算法は元々が0だと思っているから“こんな良い点がある。あんな良い点がある”と、幸せの数を数える方法。その事を教えてあげる。会社と自分の関係に依存してはダメなのです。理想を求める事は悪い事ではない。でもその場合は感情的ではなく理性的になる事。まずはそこにある中で、自分がどれだけ提供できるのかという事が大切なのです」


●2月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
2月生まれのみなさんは、静かな水辺のような人。
心の癒しと平和をもたらす人です。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●3月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
3月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「人をあてにしない加算法が大切です」
「人は目的を見失うと、踏んばれないものです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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2017/2/19
みなさん、毎日笑って過ごしていますか?
「今年の初めに“笑う事が大切”とお話しましたが、たくさん面白いメールが届いています。でも、こういうので嫌なのはフッと公衆の場で思い出す時。笑うと止まらなくなってしまう。想像力豊かだから仕方ないですよね」という江原さん。
今日は『面白メール』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Living With A Hernia / アル・ヤンコビック
◇あゝ下北沢 / 江原啓之



「突然ですが、正座で階段を滑り落ちた経験はございますでしょうか。職場の忘年会で行った焼鳥屋さんでございます。手すりもなく、狭くて暗い脂ぎった店の階段をみんなで下りていた時の事。一緒の職場で働いている私の主人が下り、その後ろを私、その後ろをスタッフ二人が下りていました。と、その時!“足がツルッと滑ったぁー!”と思った瞬間、フワッと体が浮き上がり、スローモーションのように下りていく主人が見えました。“このままでは頭から主人に激突してしまう!”そう咄嗟に感じ、何とかしなければと、なぜか空中で正座の形に!そしてそのままの形で階段にダーン!と着地し、そのままの姿でダダダダダーン!と滑り落ち、階段の折り返し地点の壁に激突したのです!ンギャー!!スタッフの悲鳴!激しい痛みが私の弁慶を襲います!もしかして骨が折れたかも!あなた助けて!!すると主人が“すげぇな!正座で階段滑り落ちるって志村けんのコント以来やで!”と…。コラァ〜!他に何かいう事があるだろうがぁ〜!と言い返したいけれど、あまりの痛みに涙しか出ず…。そんな奇妙な落ち方をした私を見てしまったスタッフも“大丈夫ですか!”と言いながら、笑いを堪えるのに必死な様子。体当たり芸をされている芸人さんは本当にスゴイですよね!あれからというもの出川哲郎さんに後光がさして見え、志村けんさんに親近感を覚えている私です」というメールをいただきました。

江原さん
「想像するとおかしいですね(笑)。私も、正座で落ちていく人見た事があります。駅の階段でご婦人が、正座のままダダダダダダと落ちていった。余りの事で恥ずかしかったのでしょう。サッと立ち上がって、何もなかったように歩き去るんだけれど、脛から血が出ていました。周りは“何が起きたんだ!”という感じでした。でも、骨が折れていなくて良かったですね。笑い話で済んで本当に良かった。でもそこで、尊敬するのが芸人さんに変わるところが大変面白いです(笑)」


「突然ですが、江原さんに謝らせてください。オーラカードをなめていました。先日オーラカードを購入しました。興味本位といえば失礼ですが、軽い気持ちで買いました。どうせカードだから確率の問題だと思っていました。購入して早速、仕事関係で聞いて見たい事があったのでカードを引いたら、まさにその回答と思しきカードが出ました。まさか、たまたまと思い、他の観点でも聞きたくてカードを引きました。そうしたら、またもその正しい回答と思しきカードが出ました。私はそれでも懲りずに疑い、恋愛関係について引いてみたら、またその回答と思しきカードが。何度も色々な内容でカードを引いても、その都度、本当にご神託の様なカードが出ました。さすがに信用せざるを得ない状況になり、なめていた事を謝りたいと思いメールしました。そこで思ったのですが、神社やお寺などでご神託をもらいたくおみくじを引く事があるのですが、そのような感覚で、神社やお寺で参拝ご神仏のお言葉を頂きたい時にカードを使用しても良いのでしょうか。それとも守護霊様のみのお言葉になるのでしょうか。なめていた私が質問するのは失礼極まりないですが、教えてください。カードを引いて、頭の中がモヤモヤ・カッカしていたものが、バケツで水をかけられたように鎮火しました」というメールをいただきました。

江原さん
「神社仏閣に行けばおみくじを引けばいい。オーラカードは雑踏の中でやるものではない事になっている。また、人のオーラが入ってしまうから、自分のカードは自分でしか持ってはいけない事になっている。なめていましたね。私が確率でどうかというものを作るとお思いなんですね。私は編集者と共に、何度も実証したんです。同じ事を何度聞いても、同じカードが出るんです。驚いてくれるのは有難いけれど、ちゃんと集中してやってくださいね。また、そこに依存し過ぎない事も大事。理性の目を持って、あなたの人生を輝かせてくださいね」


「江原さん、今日もSOUSOU着てらっしゃいますか?オシャレに着こなしていらっしゃる江原さんのお姿を拝見して、その影響でSOUSOUにハマってしまった1人です。SOUSOUを着ていると、見知らぬ人からよく声を掛けられます。時に外国人の多い京都市内や明治神宮、浅草にいると“ビューティフル”と言われたり、一緒に写真を撮影される事もあります。ちなみに私は女優ではなりません。一般人です(笑)。深川の八幡さんへ参拝した時、近辺が工事中なのでウロウロしていると、年配の日本人男性が“通れるよ”と、声を掛けてくださいました。柄物の地下足袋が気になったようで“京都のSOUSOUという地下足袋専門店で買った”と説明しながら、東京の青山にもお店があるのを思いだし“東京の青山にお店がある”と伝えましたが、何度も“青山にあるか?”を繰り返すばかりです。私も何度も“青山にお店がある”。男性は終始怪訝な顔でした。後日フッと“あの男性は、洋服の青山の店内に売っている”と勘違いされていたんだと気付きました(笑)」というメールをいただきました。

江原さん
「絶対にそうですね。青山と洋服の青山の勘違い。最高ですね(笑)私も街で、外国人に写真を撮影される事ある。一番は地下足袋。“Japanese traditional shoes”などと言われる。靴も皮でできた物や、柄のある物もあるんです。外国の人はすごく珍しいみたいですね」


「宮城の母も江原さんの『おと語り』が聞きたいという事で、ラジオの前にスマホを置き、LINEの通話機能でふるさとの母と一緒に聞いております。先日あった出来事です。改札を出たところで若い中国人男性が走ってきて“ニードヘルプ!”と言うのです。驚き、一緒に走っていくと、階段の一番上に乳母車を片手に手すりを握り、今にも落ちそうに階段を下りようとしているおばあさんが。おばあさんを指差し、その中国人男性は“僕は、おばあさんの行き先が分からないので頼むよ”と言っているのだと何となく分かりました。おばあさんの手を引き改札まで行く途中、日本人男性が通りすがりに“おばあさん、さっきの中国人逃げたんか?”と言ってきました。“違いますよ”と言いましたが、まったく無視で“やっぱりなぁ”と足早に立ち去りました。こいつは一体何なんだ!?見ていたならお前が助けろ!と思いましたが、おばあさんが“あんなこと言うたらあかんな。ホンマに親切なチャイナーズやった。色んなチャイナーズがおるからな。日本人も色んな人がおる”と言いました。沸いた怒りが一瞬にして冷め“良い事言うな。けど、チャイニーズだよ”と、笑いを堪え、電車に乗るのを見届けました。親切な中国人と訳の分からない日本人。対照的な出会いでしたが、恥ずかしい日本人もいるものですね。人の振り見てですね」というメールをいただきました。

江原さん
「中国人って言ってくれればいいのに、なんで“チャイナーズ”なんだろう(笑)。私もちょっと似ている事があった。あるご年配の婦人が“すごいよね。マイクロ・ジャクソン”と言っていた。自分の中で小さいジャクソンをイメージしてしまって、おかしくて、おかしくて(笑)。そういうのって、なぜかありますよね」


●江原啓之 今夜の格言

「笑えることは心の余裕の証。笑える人は幸せをつかみます」
「笑えることは広い視点と想像力の証。人生が豊かになります」

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2017/2/12
もうすぐバレンタインデーですね。
「女性から愛を告白するイメージが強いのですが、最近は『友チョコ』『パパチョコ』『ご褒美チョコ』など、様変わりしているようですね」という江原さん。
今日は『恋愛特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Sugar / マルーン5
◇風 / 江原啓之



「偶然の出会いについてご意見をお聞かせください。駅と自宅の間にある飲食店で働く男性と、何度となく偶然会う事が多いのです。彼のシフトも知りませんし、私の帰宅時間もバラバラなのに、週に3回も会った事もありました。以前は、運命のご縁なのかもと思いこんでいましたが、私が好意を寄せていても、彼は全くその気がない様子。しばらく会う事がなく気持ちが薄れてきた頃にまた偶然会う事が重なり…。本当に忘れる気があるのか、神様に試されているんだろうと思う事もありました。先日は、他の男性とデートをして、気分も良く帰宅しているところで、また偶然、帰宅中の彼と会いました。これは最後のハードルで、これを超えて新しい出会いに進め!という試練なのか、やはり彼との縁があるのか、または本当に偶然が重なっているだけなのか。考えるほどに分からなくなってきてしまいました。このように何度となく偶然会ってしまうのは、良いご縁の証拠なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「かつて様々な相談を受けてきた私の蓄積からすると、このように考えるタイプの人は、恋愛がうまくいかないんです。恋愛は、動物的な人の方がいい。狩猟のように狙った途端にいく。いちいち考えない。チーターが“どうしてここにヌーが来たんだろう”とは思わない(笑)。会った人はみんな縁。あなたは、今は完全に一人遊び。そんな事言っていたら、毎日通勤時間に会う人も一緒。けれど、それが悪いわけではない。電車の出会いが結婚の元という人もいる。出会う人はみんな『宿命』。その中でどうするのか。いつも回転寿司で例えているではないですか。“なんでまた私に鮪が回ってきたんだろうか”と考える前に食べたければ食べる。玉砕覚悟で挑む。浪漫派は自己愛。相手を愛していない。自分の中の妄想を愛しているんです。でも、今の状況が楽しければ、それもいいんです。けれど、訳も分からず悩んでいるのであれば、もう少し動物的になる事が大事だと思います」


「結婚についてお便りしました。20後半になると、母と妹から“早く良い人見つけなよ”“そんなんじゃいい人捕まえられないよ”“だからモテないんだ”と、事あるごとに言われるようになりました。ある程度は仕方ないと思うのですが、頻度が高すぎるので、なんだかむかつきます。私だっていい人と巡り会いたいと思い、努力もしているし、お付き合いはまだしていないけど、デートもたまにしています。ただ、母と妹に言われると“私たちはあんたより早く相手見つけたけどね!”と、見下されている気持ちになるのです。正直、私から見ると、妹の彼氏も父も、異性としてはあまり魅力的だと思えません(お父さんごめん)。なのに、勝ち誇ったように言われるのがすごくむかつく。特に母なんて“私はお父さんよりいい人に求婚された事があるの!その人と結婚した方がよかったかもしれない!”なんてぬかしやがるのです。結婚は、良き相手と一緒になる事が大切であって、早い方が良いという事ではないと思うのですが、どう思いますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「可愛らしいですね(笑)。“まだなの”“どうなの”と聞かれると、否定されたような気持ちになるのもすごく分かる。けれど、良き相手というのは、何をもって判断するのか。回転寿司で例えると、傷んだり腐ったりしている物はダメだけれど、そうではなくレーンに回っている物を“良い”“悪い”と決められるだろうか。ハマチの方が良くて、鮪は良くないとか。動物的に“今はこれを食べるんだ!”と、意を決する事。普通の人が回転寿司で食べるのは10皿くらいかな?そうすると10種類しか食べられない。かなりの集中力をもって厳選するはず。あと一皿くらいかなと思った時、後悔しないようにするんです。“これを食べれば悔いがない!よし!”と。そういう事が大事なんじゃないかなと思います。あとは、如何にそのネタを楽しむか。親御さんたちも極端だけれど、あなたもちょっと行き過ぎた考えかな。けれど、耳の痛い事というのは、自分もそういうところがあるから。そうでなければフフンと笑って過ごせばいいだけなのです」


「以前、アニメの女の子に恋をしているという相談へのアドバイスいただきありがとうございました。その後、何人かのリアル女の子とお話をして、そして告白してフラれて今に至ります。正直、もう私にはリアル女の子との恋愛は一生無理だと思っていました。しかし、江原さんが昔、出演されていたラジオ番組を聴き、感動した言葉があります。今回はその感動した言葉を送ります。『愛したことに価値があり、恋の成就に価値はない』。この言葉を聞いて、雷に打たれたような感動を感じました。そうだ!どれだけその人に愛を注いできたかが大事で、独身だろうと何だろうと愛した事が大事なんだと、大我の愛が全てなんだと思いました。素敵なお言葉を本当にありがとうございました。今の恋愛、何とか頑張ります」というメールをいただきました。

江原さん
「素晴らしいですね。頑張りましょう!」


「夫の話なのですが、江原さんに対して否定的な意見を言う事が多く、いつも腹立たしい気持ちになります。でも思い出したのですが、私は以前“初恋の男性が江原さんにそっくりなんだよね!顔も体型もそっくり!”と夫に言った事がありました。夫はヤキモチを妬いているんだと気が付きました。うっかり話してしまった私が悪かったです。もちろん初恋の彼より江原さんが大好きです!これを夫が聴いていたら、またふてくされると思いますが…。本心なので仕方がないです」というメールをいただきました。

江原さん
「有難い事でございますが、そうは言いつつも、こんな風に書いている事自体、夫婦仲がよろしいのでしょうね。ヤキモチ妬くなんてうらやましいです(笑)」


「悩んでいる事がります。それは私の恋愛感についてです。それはどんな男性でも恋愛対象として見てしまう事です。こんな事を言うのもなんですが、これは人をよく見ていて、相手の良い所をたくさん見つけたり、誰も気付いていないようなその人の頑張りに気付く、そんな私の長所が関係してるのかと思います。また、あまり目立たない私に優しく声をかけてくれたりしただけで“あ、この人いいな”と思ってしまいます。だから友達に“今、好きな人いる?”と聞かれても、好きな人がたくさんいるから答える事が出来ませんでした。私はこれからずっと色んな男性を素敵だな、いいなと思い続けて過ごしていくのか、一途に思える人と出会えるのか。そんな事が不安に思えてきたので相談させていただきました」というメールをいただきました。

江原さん
「良い子だなぁ。こういう方は素晴らしい。爆弾発言かもしれませんが、私もどちらかというと、こっち系なんです。“この人とだったら万が一の場合生きていけるな。この人とも生きていけるな”と考える。その中でも“真・添・控”が大切。“何が重要なのか”なのです」


●江原啓之 今夜の格言

「出会いの全ては、自分自身の映し出しです」
「依存心ではなく、自律した姿勢が大切です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
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◇ エンジェルさん目撃談
◇ 若者メールからのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
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2017/2/5
いよいよ受験シーズン、本番ですね。
「受験生のみなさん、受験生をお持ちのご家庭もどうぞ健康に気を付けて、頑張ってくださいね」という江原さん。
今日は若い人を応援する気持ちで『受験生や10代の方の悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Just The Way You Are / ブルーノ・マーズ
◇みちひらき / 江原啓之



「私は受験生です。私は自分の夢を確かに確実に持っていて、それに向けて受験勉強をしています。しかし、塾では一日中勉強できるけれど、家に帰るとスマホをいじって終わってしまいます。自分では勉強しなきゃと思っていても、スマホには負けてしまいます。私の周りにはたくさんの支えてくれている人たちがいるのに、家では自分の意思に負けてしまい、怠けてしまいます。こんな自分が大嫌いだし、いくら勉強しても伸びない自分も嫌いです。もうすぐ受験が始まるのに、何一つ完成している科目がない自分が情けなく、情緒不安定な毎日を送っています。アドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「自己嫌悪ですね。一生懸命にやっているのでしょう。塾で一日中勉強している。息抜きもしたい時は、時間を決めればいい。“これは1時間だけ”と決めて、集中して何事もしていく事が大事。あれもこれもと考えながらダラダラと過ごすのはダメ。“自分が大嫌いだし、伸びてない、みんなにお世話になっているのに”と、情緒不安定になっているのが問題。“自分ってどうして勉強してもダメなんだろうと”思っても、歳取ると分かるのが、後になって出てくるという事。その場では覚えられないのに、後になると妙に覚えていたりする(笑)。心の動揺が一番ダメ。常に理性的にいて、精神を集中すれば、ちゃんと勉強できているんです。それが泉の様に現れてこないだけ。一歩一歩。頑張ってくださいね」


「僕は浪人生活をしています。高校を卒業してから2浪目の時に、大学に行く決心をして塾に通いました。結果は落ちてしまいました。僕は先生になりたいという夢があり、どうしてもなりたいです。それでアルバイトをしながら3浪を決意し、頑張ってきました。でも、うまくいっていません。最後まで頑張るつもりです。でも、それでもうまくいかなかったらどうしようという不安でいっぱいです」というメールをいただきました。

江原さん
「どんな人たちでも不安はあるでしょう。次から次へと課題は増える。学校に行く。教育実習がある。学校を出る。これから少子化だし、難しい事もあるでしょう。けれど、人生の無駄はない。先生になりたいという事は素晴らしい事だけれど、先生にも色んな先生がある。結果的にどういう先生になるか。私も昔、学校の美術の先生になりたかったんです。親からも“とにかく学校の先生になってくれ”と言われていた。けれど、一切果たせませんでした(笑)。でも今“先生”と、呼ばれたりもする。もちろん今は、頑張ってくださいね!応援しております」


「過去に犯した過ちについてです。とても恥ずかしい話なのですが、1年以上前に私の咄嗟の嘘で、人の人生と名誉を大きく傷つけてしまいました。今は、その嘘が私の周辺の人にバレてしまうのではないかという恐怖と、傷つけてしまった人への申し訳なさでいっぱいです。それからというもの学校にも通えなくなり、高校を中退したり、徐々に自分がダメになっています。自分が蒔いた種は何倍にもなって返ってくると江原さんはよく仰っていますが、自分がした事があまりにも大きすぎて、それが返ってくる事がとても怖いです。1年以上この恐怖が続いているのですが、私は何をしたらよいのか分かりません。自分がした事を反省したり、これからはこのような失敗をしないようにしようと考えるだけでは足りないのでしょうか。私が立ち直る事を傷つけてしまった相手は望んでいるのでしょうか。傷つけてしまった相手は私の事が憎くて、今の状態を望んでいるのではないかと思ってしまい、なかなか“ひとつの経験ができた”という思いに変えることが出来ません。私はこれから何をして、何を感じながら生きていくべきなのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“何倍にもなって返ってくる”とは言っていません。“自分がした事は、等分には返ってきますよ”と言っています。ただ、等分にあなたは償ったと私は思います。それだけの思いをして、どれだけこの1年以上辛かっただろうか。自分自身が嫌になってみたり、悲しくなったり。たくさんの苦しみを十分に味わったと思う。私は2つの事を思います。まずは、あなたの心がどれだけ純粋か。咄嗟の嘘だったのかもしれない。罪を犯したのかもしれない。けれど、世の中の多くの人たちは、そんな自覚もなく罪をいっぱい犯している。迷惑をかけずに生きている人はいないはず。絶対に迷惑は色んな所でかけているんです。それに気付いていないだけ。あなたの出来事は明確な事だから、すごく自覚しているのかもしれない。けれど十分に償ったと思うし、乗り越えていく事。もう一つは、人間というのは色々な失敗や過ちがあるが、それがあるからこそ、優しい人になるのだと思う。きっとあなたはこの先も、色々な挫折をした人に対して優しいはず。自分が経験をしているから。どんな人の苦しみにも寄り添っていけるのではないかと思うのです。人に対して優しい人は、まず自分自身を許してあげないとね。そうすれば、人も許してあげられるようになる。“ひとつの経験ができたという思いに変える事が出来ない”と言うけれど、そこにしがみついていないで、そろそろ新たな人生に向かう事。それを罪だと思うのだったら、もう一度色々やり直してみたらどうかな。大検を取る道もあるし、もう一度高校に行く道もある。まだ17歳。人生はまだ始まったばかり。それを自分に課していく。喜ぶ事も楽しむ事も“償い”という事もある。この若さでその思いが出来て良かったね。歳を取ってからだと尚、辛い。若い時分にこういう事が出来たというのは、素晴らしい事だと思います。常に罪を感じるからこそ、頑張れるという事がある。私も実はすごくたくさんの“罪”を感じる事がある。講演会でもなんでも人前に出た時に、まったく失言がないかというと、そんな事はない。未熟さが表れる時もある。1回の公演でも1回の放送毎でも、結構反省するんです。そのくらい繊細でないと、この仕事はできないのかもしれない。そういう中で、自分はどれだけの罪を重ねてきているかなと思うのです。傷つく人もいっぱいいるかもしれない。それを重ねながらも、どうやって償うかというと、より次に良い放送、良い本、良い講演と、一人でも多くの人の役に立てていければと考えている。10人この世にいて、10人から好かれる事は、絶対にない。それを卑下してはいけなくて、一人でも好かれる人がいたならば、その人の為に頑張ろう。自分の事を好きじゃないと思う人がいたならば、悲しいけれど、必ずいつか分かってくれるといいなと思う。天は見て御座る。向こうの世界に帰れば和合できる。人には色んな事情がある。幸せな人は意地悪をしない。あなたには新たに道を開いてもらいたいと思います」


「僕は時々、とても変で懐かしい気持ちに襲われる事があります。小学生から中学生のころ見た夢で、ゲートを通ろうとするとコンクリートの門に潰され、すごく苦しくて嫌になる気持ちになる夢です。時々、その時の気持ちが甦ってきたりして、とても怖くなる時があります」というメールをいただきました。

江原さん
「コンクリートの門で潰された経験を前世でしたのかというと、そうではなく、過去世において、心が押し潰されるような思いをたくさんしたという経験があるのかもしれない。あなたは男性で高校生。そういう色々な魂の経験があるから、番組を聴いてくれたりするのかもしれない。若い人でも『おと語り』を困った時や迷った時に聴いて理解できるというのは、どれだけ魂が歳をとっているかという事。やはり様々な経験があるからなんだと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「試練は心の成長のエクササイズです」
「どんな苦しみにも、たくましい有意義な意味を見出せます。人生に無駄はないのです」

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